【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

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【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

  1. 【Budgie】Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) 始めに
  2. 使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
    1. 使用ドラムセット(シェル)機材表【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
  3. 使用スネアドラムの種類と特徴【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
    1. 使用スネアドラム機材表【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
  4. 使用シンバルの構成と種類と特徴【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
    1. 使用シンバル機材表【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
  5. 使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
    1. 使用ペダル・ハードウェア機材表【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
  6. 使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
  7. チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
  8. 比較的安価に音を近づける機材【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
    1. 比較的安価に音を近づける機材表【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
  9. ライブセットアップについて【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
  10. 総括まとめ【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】
  11. 本記事参照サイト【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

【Budgie】Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) 始めに

Budgie(本名:Peter Edward Clarke)は、ポストパンクを代表するバンド、スージー・アンド・ザ・バンシーズで活躍したドラマーです。1979年に加入して以降、バンドが1996年に解散するまでの重要な時期を支えました。彼のドラミングは正確なタイム感と繊細なニュアンスが特徴で、バンドのゴシックで幻想的な音楽性を支える重要な要素となっています。

スージー・アンド・ザ・バンシーズの音楽的変遷において、Budgieのドラミングは常に進化し続けました。「Spellbound」や「Arabian Knights」などの代表曲では、複雑なリズムパターンと民族的要素を取り入れた独創的なプレイが光ります。特に「Peek-a-Boo」におけるトリッキーなビートワークは、彼の技術の高さを示す好例です。

バンドのサウンドが徐々に洗練されていく中で、Budgieは単なるリズムキープだけでなく、曲の雰囲気や情感を表現する音楽的ドラマーとしての才能を発揮しました。彼のプレイスタイルはポストパンクからゴシック、サイケデリックな要素まで幅広く、スージー・シューの魅惑的なボーカルと絶妙に融合しています。後にはThe Creaturesというユニットでもスージーと活動し、さらに実験的なアプローチを追求しました。

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使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

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Budgieは多様なドラムセットを使い分けており、初期のポストパンク時代にはPremier製のメイプルドラムを愛用していたと考えられます。特に70年代後期には22×14/12×8/16×16サイズ構成のPremier Resonatorを使用し、独特な緊張感のある鋭いサウンドを生み出していたと推測されます。このセットはバンドの初期作品の特徴的なリズムセクションの形成に貢献したと想定されます。

バンドの活動が広がるにつれ、Ludwigのメイプルキット(22×14/13×9/16×16)もライブパフォーマンスの定番として採用されたと考えられます。こちらはより温かみのあるトーンを提供し、バンドのライブサウンドに深みを加えていたと推察されます。80年代中期に入ると、レコーディングの場面ではTama Imperialstarのバーチ製キット(22×16/12×8/16×16)を導入し、より力強く明確なアタック感を追求していたことが想定されます。

ヨーロッパツアーではSonor Phonicのビーチ材キット(22×14/12×8/16×16)を採用したと考えられ、よりヨーロピアンなサウンドキャラクターを持つこのキットによって、ツアー中の音響環境の変化に対応していたと推測されます。Budgieのドラミングスタイルは、これらの異なる特性を持つシェルを巧みに使い分けることで、バンドの音楽的進化に合わせた多彩な表現を可能にしていたと考えられます。

使用ドラムセット(シェル)機材表【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー サイズ構成 材質 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Premier Premier Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 22×14/12×8/16×16 メイプル イギリス製ヴィンテージドラム 検索 検索 検索 検索 検索
Premier Resonator Premier Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 22×14/12×8/16×16 メイプル 70年代後期のポストパンク時代に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Ludwig Ludwig Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 22×14/13×9/16×16 メイプル ライブでも使用した定番キット 検索 検索 検索 検索 検索
Tama Imperialstar Tama Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 22×16/12×8/16×16 バーチ 80年代中期のレコーディングで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Sonor Phonic Sonor Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 22×14/12×8/16×16 ビーチ ヨーロピアンツアーで使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用スネアドラムの種類と特徴【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

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Budgieが初期のSiouxsie and the Banshees在籍時に使用していたメインスネアは、Premier 2000(メイプル 14×5)とされています。このモデルにコーテッドヘッドと42本のスナッピーを組み合わせることで、パンク色の強い初期バンド時代のシャープでありながら適度な芯のあるアタック感を実現していたと考えられます。後に Ludwig Supraphonic(アルミ 14×6.5)や Pearl Free Floating Brass(ブラス 14×5)にも移行し、特に『Kaleidoscope』などの80年代の録音ではメタル素材特有の明るく切れのある音色が特徴だったと推測されます。

スタジオレコーディングではYamaha Recording Custom(バーチ 14×5.5)も使用されていたようです。このモデルではアンバサダーヘッドと42本のスナッピーを組み合わせることで、ウッドならではの温かみを残しつつも明瞭度の高い録音向きの音作りをしていたと考えられます。バンドのサウンドがポストパンクからゴシック方向に進化するにつれ、Tama Bell Brass(ブラス 14×6.5)のような深みと存在感のあるメタルスネアも取り入れられていったようです。

ライブパフォーマンスでは、Premier Resonator(スチール 14×5)が主に使用されていたと考えられます。コーテッドヘッドと20本のスナッピーという組み合わせで、ライブでの過酷な演奏状況でも安定したレスポンスと適度なサスティンを確保していたと推測されます。Budgieの独特のドラミングスタイルは、これらの多様なスネアドラムの特性を巧みに活かしながら、バンドの音楽的変遷に合わせて進化していったのではないでしょうか。

使用スネアドラム機材表【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 材質/サイズ ヘッド/スナッピー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Premier 2000 Premier Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie メイプル 14×5 コーテッド/42本 初期のパンクサウンドに貢献 検索 検索 検索 検索 検索
Ludwig Supraphonic Ludwig Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie アルミ 14×6.5 コーテッド/20本 80年代の録音で使用 検索 検索 検索 検索 検索
Pearl Free Floating Brass Pearl Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie ブラス 14×5 エンペラー/30本 パワフルな金属製スネア 検索 検索 検索 検索 検索
Yamaha Recording Custom Yamaha Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie バーチ 14×5.5 アンバサダー/42本 スタジオレコーディングで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Tama Bell Brass Tama Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie ブラス 14×6.5 パワードット/20本 ゴシックサウンド向け 検索 検索 検索 検索 検索
Premier Resonator Premier Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie スチール 14×5 コーテッド/20本 ライブパフォーマンスで使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用シンバルの構成と種類と特徴【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

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Budgieが使用していたシンバル構成は、Paisteブランドが中心と考えられます。14″のPaiste AA Regularシリーズのハイハットは、シルバースパークルモデルを採用し、ポストパンクサウンドの基盤となる明瞭な音色を提供していたと推測されます。20″のPaiste 2002ライドは、明確なスティックレスポンスでバンドの曲構造を支えるのに最適だったと考えられます。

クラッシュシンバルには、18″と16″のPaiste 2002シリーズを使用していたと思われます。特に18″クラッシュは明るく鋭いアタック、16″は素早いレスポンスが特徴で、バンシーズの不穏かつ劇的なサウンドスケープに貢献していたことでしょう。さらに、18″のPaiste 2002チャイナシンバルはエッジの効いたアクセント用として、10″のスプラッシュはクイックなアクセント用として活用されていたと考えられます。

これらのPaiste製シンバルに加え、Latin Percussion社のLP Ridge Riderカウベルも使用していたようです。Budgieの独特なリズムパターンとアクセントを強調するための重要な要素として機能していたと思われます。この構成は、「The Scream」や「Kaleidoscope」などの代表作で聴かれる独特なリズムセクションを形成する上で重要な役割を果たしていたと考えられます。

使用シンバル機材表【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

種類 モデル名 ブランド アーティスト ドラマー 口径 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Hi-hat AA Regular Paiste Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 14″ シルバースパークルモデル 検索 検索 検索 検索 検索
Ride 2002 Paiste Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 20″ ポストパンクサウンドに最適 検索 検索 検索 検索 検索
Crash 2002 Paiste Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 18″ 明るく鋭いアタック 検索 検索 検索 検索 検索
Crash 2002 Paiste Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 16″ 素早いレスポンス 検索 検索 検索 検索 検索
China 2002 Paiste Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 18″ エッジの効いたアクセント用 検索 検索 検索 検索 検索
Splash 2002 Paiste Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 10″ クイックなアクセント用 検索 検索 検索 検索 検索
Cowbell LP Ridge Rider Latin Percussion Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie リズミカルなアクセント 検索 検索 検索 検索 検索

使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

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Siouxsie and the Banshees でドラムを担当したBudgieは、その特徴的なリズムパターンと表現力豊かなプレイで知られています。彼のパフォーマンスを支えるハードウェアとして、キックペダルにはDW 5000を使用していたと想定されます。このモデルのパワフルな踏み心地とレスポンスの良さは、「Kaleidoscope」などのアルバムで聴かれる彼の繊細かつダイナミックなキックワークに適していたでしょう。

ハイハットスタンドにはPremier 2000 Seriesを好んで使用していたと考えられます。このスタンドの安定感と耐久性は、Budgieの複雑なハイハットパターンを正確に表現するのに役立ったと思われます。また、シンバルセッティングにはTama Stagemasterを採用していたと推測され、その高さ調整の容易さと安定性が彼のパフォーマンスをサポートしていたでしょう。

スネアスタンドについては、Ludwig Atlas Standardか Pearl S-1000を使用していた可能性があります。特にLudwigの剛性の高いロック機構は、Budgieの強烈なリムショットやゴーストノートを安定して再現するのに適していたと考えられます。また、長時間のライブパフォーマンスでも快適に演奏できるよう、Gibraltar 9700のような座り心地の良いドラムスローンを使用していたのではないでしょうか。

使用ペダル・ハードウェア機材表【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
DW 5000 DW Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie キックペダル パワフルな踏み心地とレスポンスの良さ 検索 検索 検索 検索 検索
Premier 2000 Series Premier Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie ハイハットスタンド 安定感と耐久性が特徴 検索 検索 検索 検索 検索
Ludwig Atlas Standard Ludwig Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie スネアスタンド 剛性の高いロック機構 検索 検索 検索 検索 検索
Tama Stagemaster Tama Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie シンバルスタンド 高さ調整が容易で安定性あり 検索 検索 検索 検索 検索
Gibraltar 9700 Gibraltar Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie ドラムスローン 長時間演奏でも快適な座り心地 検索 検索 検索 検索 検索
Pearl S-1000 Pearl Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie スネアスタンド プロ仕様の堅牢な作り 検索 検索 検索 検索 検索
Yamaha CS-865 Yamaha Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie シンバルスタンド ブームタイプで配置の自由度が高い 検索 検索 検索 検索 検索

使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

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Siouxsie and the Banshees でドラムを担当したBudgieは、その特徴的なリズムパターンと表現力豊かなプレイで知られています。彼のパフォーマンスを支えるハードウェアとして、キックペダルにはDW 5000を使用していたと想定されます。このモデルのパワフルな踏み心地とレスポンスの良さは、「Kaleidoscope」などのアルバムで聴かれる彼の繊細かつダイナミックなキックワークに適していたでしょう。

ハイハットスタンドにはPremier 2000 Seriesを好んで使用していたと考えられます。このスタンドの安定感と耐久性は、Budgieの複雑なハイハットパターンを正確に表現するのに役立ったと思われます。また、シンバルセッティングにはTama Stagemasterを採用していたと推測され、その高さ調整の容易さと安定性が彼のパフォーマンスをサポートしていたでしょう。

スネアスタンドについては、Ludwig Atlas Standardか Pearl S-1000を使用していた可能性があります。特にLudwigの剛性の高いロック機構は、Budgieの強烈なリムショットやゴーストノートを安定して再現するのに適していたと考えられます。また、長時間のライブパフォーマンスでも快適に演奏できるよう、Gibraltar 9700のような座り心地の良いドラムスローンを使用していたのではないでしょうか。

チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

Budgieのドラムサウンドは、スージー・アンド・ザ・バンシーズの独特のポストパンク/ゴシックサウンドを支える重要な要素だったと考えられます。彼のドラムセットでは、特にスネアの処理が特徴的で、打面は中程度のテンションでチューニングし、裏面にはおそらく軽めのミュート(テープやモノフィラメントリング)を施していたと推測されます。特に「Kaleidoscope」や「The Scream」のようなアルバムでは、トムにはムーンジェルよりも控えめなミュートを使用し、バスドラムには柔らかな打感と鮮明なアタックを両立させるためのミュート処理が施されていたと思われます。

ミックスにおいては、80〜120Hz付近のバスドラムの低域を強調しつつ、2〜3kHz帯のアタック成分を持ち上げる処理が施されていたと考えられます。スネアは400〜800Hz帯の中低域に厚みを持たせながら、5kHz前後のスナッピーサウンドを適度に強調し、シンバルは10kHz以上の高域を繊細に保ちつつも過剰な主張を抑える処理がなされていたと推測されます。コンプレッションは比較的控えめで、特にバスドラムには4:1程度の比率でアタックを保ちつつサステインを整えるセッティングが用いられていたのではないでしょうか。

ライブとレコーディングでは異なるアプローチが取られていたと思われます。スタジオレコーディングでは、特に「Join Hands」以降の作品では繊細なダイナミクスを活かすために比較的ドライな収録を基本としつつも、空間系エフェクトで奥行きを演出していたと考えられます。一方ライブでは、より直接的なインパクトを重視し、スネアのアタックを6〜8kHz帯で強調し、バスドラムには60Hz付近の超低域を増強することで会場の響きと調和させるセッティングを採用していたのではないでしょうか。特にパンクからポストパンク、ゴシックへと音楽性が変化する中で、ドラムサウンドもより洗練され変化していったものと推察されます。

比較的安価に音を近づける機材【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

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Budgie が Siouxsie and the Banshees で奏でたダークなポストパンクドラミングに近づけるなら、Premier や Ludwig のヴィンテージ感を持つキットが理想と考えられます。特に Premier Resonator(22×14/12×8/16×16)のメイプルキットは、70年代後期のポストパンク時代の暗く鋭いサウンドを再現できる代表的な選択肢と言えるでしょう。

予算を抑えるなら、Tama Imperialstar(22×16/12×8/16×16)のバーチ材キットが適していると推測されます。80年代中期のレコーディングで使用されたこのキットは、比較的入手しやすい価格帯でありながら、バンシーズの初期から中期にかけての音色に近づけることが可能でしょう。

ライブでの使用実績がある Ludwig(22×14/13×9/16×16)のメイプルキットも、中古市場では比較的手頃な価格で見つかることがあると思われます。またヨーロピアンツアーで使用された Sonor Phonic(22×14/12×8/16×16)のビーチ材キットも、ダークで芯のある音を求める場合の選択肢になり得るでしょう。

比較的安価に音を近づける機材表【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

種類 機材名 メーカー アーティスト ドラマー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムセット Stage Custom Birch YAMAHA Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie ポストパンク/ゴシックの暗めでパワフルな音色に対応。5〜8万円台。 検索 検索 検索 検索 検索
スネア Black Beauty Ludwig Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie Budgie愛用の金属製スネア。シャープで力強い音が特徴。6〜10万円台。 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル 2002 Series Paiste Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie ポストパンクサウンドに適した明るく切れのある音色。3〜5万円/枚。 検索 検索 検索 検索 検索
スティック 5A Nylon Tip Vic Firth Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 耐久性とバランスに優れ、ポストパンク奏法に最適。2千円前後。 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムセット Catalina Club Gretsch Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie Budgieのジャズ的要素を持つドラミングに適した音色。8〜12万円台。 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル Zildjian K Series Zildjian Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie ダークで複雑な倍音を持ち、実験的な音楽に適している。4〜6万円/枚。 検索 検索 検索 検索 検索
スネア Supralite Steel Snare Pearl Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ) Budgie 軽量スチールで鋭いアタックと広いダイナミクスレンジ。2〜4万円台。 検索 検索 検索 検索 検索
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ライブセットアップについて【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

Siouxsie and the Banshees のライブでは、ドラマーのBudgieはステージ後方中央に配置されることが多かったと想定されます。彼の特徴的なドラミングスタイルを活かすため、ドラムセットは比較的シンプルながらも、タムやシンバルが効果的に配置されていたと考えられます。ヴォーカルのスージー・スーが前面に立ち、バンド全体の視覚的な焦点となる構成が採用されていたようです。

マイキングに関しては、Budgieの繊細かつダイナミックな演奏を捉えるため、キックドラムとスネアには個別のマイクが設置され、オーバーヘッドマイクでシンバルワークの細かなニュアンスが拾われていたと推測されます。ポストパンクからゴシックロックへと進化するバンドのサウンドを支えるため、特にスネアドラムのアタックと響きを正確に捉える工夫がなされていたと考えられます。

代表的なライブ映像では、「Hong Kong Garden」や「Cities in Dust」などの演奏において、Budgieのパワフルかつ洗練されたドラミングが際立っていると言えるでしょう。特に80年代の映像では、彼の正確なタイミングと独創的なリズムパターンが、スージーの特徴的なヴォーカルと絶妙に絡み合う様子が見どころとなっています。ステージ上での彼の集中力と、バンドメンバー間の視線によるコミュニケーションも注目に値すると思われます。

総括まとめ【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

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Budgie(バッジー)のドラミングは、Siouxsie and the Banshees独特のゴシック・ポストパンクサウンドの基盤を形成したと言えるでしょう。彼の音作りの核は、複雑なリズムパターンと独創的なタイミング感覚にあり、バンドの実験的なサウンドスケープを支えていたと考えられます。

再現ポイントとしては、乾いたスネアサウンドと精密なタムワークが特徴的だと思われます。彼のシンバルワークは繊細かつ効果的で、曲の雰囲気に合わせて多様な表現を使い分けていたようです。特に「Kaleidoscope」などのアルバムでは、トライバルな要素も取り入れたパーカッシブなアプローチが聴き取れます。

Budgieの演奏スタイルは特定の機材に依存するというより、音楽性とテクニックに重点を置いていたと考えられます。彼のドラミングは単なるリズムキープを超え、バンドのサウンドデザインの一部として機能しており、そのクリエイティブなアプローチこそが再現の鍵になると推察されます。

本記事参照サイト【Siouxsie and the Banshees(スージー・アンド・ザ・バンシーズ)・Budgie】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

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