【Free(フリー)・Simon Kirke】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

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【Free(フリー)・Simon Kirke】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

【Simon Kirke】Free(フリー) 始めに

Simon Kirkeは、イギリスの伝説的なハードロックバンドFree(フリー)のドラマーとして知られています。1968年に結成されたFreeは、ポール・ロジャースのソウルフルな歌声、ポール・コゾフのギター、アンディ・フレイザーのベース、そしてカークの力強いドラミングによって、ブルースロックの基盤を築きました。

Kirkeのドラミングスタイルは、単純ながらも効果的で力強く、グルーヴ感に溢れています。彼のプレイは技巧を誇示するよりも楽曲のリズムを支えることに重点を置き、そのシンプルながらも説得力のあるビートが「All Right Now」「Fire and Water」などのヒット曲の土台となりました。

Freeの音楽性はブルースに根ざしたハードロックであり、Kirkeのドラミングはそのサウンドの重要な要素でした。彼のタイトなタイミングと抑制の効いたプレイは、バンドのミニマルでありながらパワフルな音楽性を完璧に補完し、後のロックドラマーたちに大きな影響を与えています。

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使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Free(フリー)・Simon Kirke】

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Simon Kirkeは1960年代後半から1970年代初期にかけて、主にLudwig Maple Drumsを使用していました。22×14インチのバスドラム、13×9インチのタムタム、16×16インチと18×16インチのフロアタムというセットアップで、メイプル材特有の暖かみのある音色がFreeの初期のブルージーなサウンドを支えていました。また初期には Rogers Drumsも愛用し、22×14/13×9/16×16の構成でメイプルシェルの豊かな鳴りを活かしていました。

1970年代になるとSonor Drumsにも手を伸ばし、22×16/13×10/16×16というサイズ構成のビーチ/バーチシェルを採用。より力強く明瞭なアタックを持つサウンドへと進化させました。また視覚的にも印象的だったのが透明なアクリルシェルが特徴的なLudwig Vistaliteで、24×14のバスドラムを中心に13×9/14×10/16×16/18×16という大型セットアップを組むこともありました。

スネアドラムについては、Ludwig Black Beautyの14×5.5インチ(ブラス製・クロームメッキ仕上げ)とLudwig Supraphonic 402の14×6.5インチ(アルミ製)を愛用。特にSupraphonicはFreeの代表曲「All Right Now」など多くのレコーディングで使用され、クリアなアタックと芯のある音色がリズムセクションの要として機能しました。後期にはPearl Masters CustomやGretsch USA Customも使用し、それぞれのメイプルシェルの特性を活かした演奏を展開しています。

使用ドラムセット(シェル)機材表【Free(フリー)・Simon Kirke】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー サイズ構成 材質 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Ludwig Maple Drums Ludwig Free(フリー) Simon Kirke 22×14/13×9/16×16/18×16 メイプル 1960年代後半〜1970年代初期に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Ludwig Vistalite Ludwig Free(フリー) Simon Kirke 24×14/13×9/14×10/16×16/18×16 アクリル 透明なシェルが特徴的 検索 検索 検索 検索 検索
Ludwig Black Beauty Ludwig Free(フリー) Simon Kirke 14×5.5 ブラス スネアドラム、クロームメッキ仕上げ 検索 検索 検索 検索 検索
Ludwig Supraphonic 402 Ludwig Free(フリー) Simon Kirke 14×6.5 アルミ スネアドラムとして愛用 検索 検索 検索 検索 検索
Rogers Drums Rogers Free(フリー) Simon Kirke 22×14/13×9/16×16 メイプル 初期のFree時代に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Sonor Drums Sonor Free(フリー) Simon Kirke 22×16/13×10/16×16 ビーチ/バーチ 1970年代に使用したモデル 検索 検索 検索 検索 検索
Pearl Masters Custom Pearl Free(フリー) Simon Kirke 22×18/12×8/16×16 メイプル 後期に使用したドラム 検索 検索 検索 検索 検索
Gretsch USA Custom Gretsch Free(フリー) Simon Kirke 22×14/12×8/16×16 メイプル 丸みのある音色で知られる 検索 検索 検索 検索 検索

使用スネアドラムの種類と特徴【Free(フリー)・Simon Kirke】

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Simon Kirkeは70年代ブリティッシュロックを代表するバンド「Free」で活躍したドラマーです。初期にはLudwigのMetal snare(14×5インチ)を使用し、Remo Coated Ambassadorヘッドによる明瞭なアタック感を生かしたプレイで知られていました。その後、同じLudwigのBlack Beauty(14×6.5インチ)に移行し、ブラスシェルと20本スナッピーの組み合わせで温かみのある芯太いサウンドを獲得しています。

中期にはPremier 2000(14×5.5インチ)というメタルスネアも使用。このモデルはイギリス製らしい締まったサウンドと抜けの良さが特徴でした。また、録音セッションではGretsch Round Badge(メイプル14×5インチ)も使用し、ウッドシェルならではの豊かな倍音を生かしています。Remo Coatedヘッドとの組み合わせで、温かみのある自然な響きを実現していました。

後にBad Companyでも活躍したKirkeは、Ludwig Supraphonic 402(アルミ14×6.5インチ)も愛用。RemoのEmperorヘッドと42本スナッピーの組み合わせにより、パワフルなアタックと豊かなサスティンを両立させていました。こうした複数のスネアドラムを使い分けることで、曲調に合わせた多彩な音色表現を可能にし、彼独自のグルーヴ感を生み出していたのです。

使用スネアドラム機材表【Free(フリー)・Simon Kirke】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 材質/サイズ ヘッド/スナッピー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Metal snare Ludwig Free(フリー) Simon Kirke スティール 14×5 Remo Coated Ambassador/不明 バンド「Free」での初期使用モデル 検索 検索 検索 検索 検索
Black Beauty Ludwig Free(フリー) Simon Kirke ブラス 14×6.5 Remo Coated Ambassador/20本 バンド「Free」での後期使用モデル 検索 検索 検索 検索 検索
Premier 2000 Premier Free(フリー) Simon Kirke メタル 14×5.5 Remo Coated/不明 1970年代に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Supraphonic 402 Ludwig Free(フリー) Simon Kirke アルミ 14×6.5 Remo Emperor/42本 バンド「Bad Company」でも使用 検索 検索 検索 検索 検索
Gretsch Round Badge Gretsch Free(フリー) Simon Kirke メイプル 14×5 Remo Coated/不明 レコーディングで使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用シンバルの構成と種類と特徴【Free(フリー)・Simon Kirke】

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Simon Kirkeは1968年結成の英国ブルースロックバンド「Free」のドラマーとして、70年代ロックシーンに大きな足跡を残しました。彼のシンバルセットアップは、Zildjianの製品を中心に構成されています。15インチのK Zildjianハイハットは、クラシカルで温かみのあるサウンドが特徴で、Freeのブルージーな楽曲に深みを与えています。

メインライドには22インチのK Zildjianを使用し、そのダークで複雑な倍音はバンドサウンド全体との絶妙な調和を生み出しました。クラッシュシンバルは明るい音色の18インチと16インチのA Zildjianを採用。特に18インチクラッシュは力強さと明るさのバランスが取れた音色で、「All Right Now」などの代表曲でのアクセントに効果的に使われています。

このセットアップはブルースロックとハードロックの両方に対応できる汎用性を持ち、A ZildjianのブライトさとK Zildjianのダークさを組み合わせることで、多彩な音色表現を可能にしています。16インチクラッシュの鋭いアタックと22インチライドの豊かな倍音が、Kirkeの緩急自在なプレイスタイルを支える重要な要素となっていました。

使用シンバル機材表【Free(フリー)・Simon Kirke】

種類 モデル名 ブランド アーティスト ドラマー 口径 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Hi-hat K Zildjian Free(フリー) Simon Kirke 15″ クラシックなサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
Ride K Zildjian Free(フリー) Simon Kirke 22″ バンド内でのミックスに最適 検索 検索 検索 検索 検索
Crash A Zildjian Free(フリー) Simon Kirke 18″ 明るく力強い音色 検索 検索 検索 検索 検索
Crash A Zildjian Free(フリー) Simon Kirke 16″ パンチのある高音域 検索 検索 検索 検索 検索
Floor Tom Concert Ludwig Free(フリー) Simon Kirke 16″ 低音の豊かさを提供 検索 検索 検索 検索 検索
Snare Supraphonic Ludwig Free(フリー) Simon Kirke 14″ Free時代の代表的なスネア 検索 検索 検索 検索 検索
Bass Drum Concert Ludwig Free(フリー) Simon Kirke 22″ 温かみのある低音 検索 検索 検索 検索 検索

使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Free(フリー)・Simon Kirke】

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Simon Kirkeは英国ブルースロックバンドFreeのドラマーとして、独特のグルーヴ感を生み出すために厳選されたハードウェアを使用していました。キックドラムには踏み心地の良いLudwig製Atlas Drum Pedalを愛用し、そのレスポンスの良さとパワフルな踏み込みが可能な特性が、彼のリズムセクションの土台を支えていました。このペダルにはLudwigのフェルト素材ビーターを組み合わせることで、温かみのある音色を実現していました。

スタンド類ではPremierの製品を多用し、特にFlat-Basedシリーズのスネアスタンド、ハイハットスタンド、シンバルスタンドを使用していました。これらの安定感のあるスタンドは、激しいライブパフォーマンス中でも揺るがない信頼性を提供し、特にハイハットスタンドは彼のタイトなハイハットワークを可能にしていました。複数のPremier製Flat-Based Cymbal Standを配置することで、自在なシンバルのポジショニングを実現していました。

タムマウントにはLudwig製のTom Mountsを使用し、ドラムキットの一体感を高めていました。シンバルスタンドは用途によって使い分け、ライドシンバル用にはLudwig製のRound Cymbal Standを選択していました。また座り心地のよいLudwig製のドラムスローンを使用し、長時間のパフォーマンスでも疲労を軽減できるよう配慮していました。これらのハードウェア選択がKirkeの安定したプレイスタイルを支え、Freeのリズムセクションの中核としての役割を果たしていました。

使用ペダル・ハードウェア機材表【Free(フリー)・Simon Kirke】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Atlas Drum Pedal Ludwig Free(フリー) Simon Kirke キックペダル Free時代に愛用していたペダル 検索 検索 検索 検索 検索
Flat-Based Snare Stand Premier Free(フリー) Simon Kirke スネアスタンド Premier製の安定感のあるスタンド 検索 検索 検索 検索 検索
Flat-Based Hi-Hat Stand Premier Free(フリー) Simon Kirke ハイハットスタンド Premier製の定番スタンド 検索 検索 検索 検索 検索
Flat-Based Cymbal Stand Premier Free(フリー) Simon Kirke シンバルスタンド 複数使用していた 検索 検索 検索 検索 検索
Tom Mounts Ludwig Free(フリー) Simon Kirke タムホルダー Ludwig製ドラムキットに付属 検索 検索 検索 検索 検索
Drum Throne Ludwig Free(フリー) Simon Kirke ドラムスローン クラシックなスタイルのスローン 検索 検索 検索 検索 検索
Round Cymbal Stand Ludwig Free(フリー) Simon Kirke シンバルスタンド ライドシンバル用に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Bass Drum Beater Ludwig Free(フリー) Simon Kirke キックペダル用ビーター フェルト素材のビーター 検索 検索 検索 検索 検索

使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Free(フリー)・Simon Kirke】

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Simon Kirkeは英国ブルースロックバンドFreeのドラマーとして、独特のグルーヴ感を生み出すために厳選されたハードウェアを使用していました。キックドラムには踏み心地の良いLudwig製Atlas Drum Pedalを愛用し、そのレスポンスの良さとパワフルな踏み込みが可能な特性が、彼のリズムセクションの土台を支えていました。このペダルにはLudwigのフェルト素材ビーターを組み合わせることで、温かみのある音色を実現していました。

スタンド類ではPremierの製品を多用し、特にFlat-Basedシリーズのスネアスタンド、ハイハットスタンド、シンバルスタンドを使用していました。これらの安定感のあるスタンドは、激しいライブパフォーマンス中でも揺るがない信頼性を提供し、特にハイハットスタンドは彼のタイトなハイハットワークを可能にしていました。複数のPremier製Flat-Based Cymbal Standを配置することで、自在なシンバルのポジショニングを実現していました。

タムマウントにはLudwig製のTom Mountsを使用し、ドラムキットの一体感を高めていました。シンバルスタンドは用途によって使い分け、ライドシンバル用にはLudwig製のRound Cymbal Standを選択していました。また座り心地のよいLudwig製のドラムスローンを使用し、長時間のパフォーマンスでも疲労を軽減できるよう配慮していました。これらのハードウェア選択がKirkeの安定したプレイスタイルを支え、Freeのリズムセクションの中核としての役割を果たしていました。

チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Free(フリー)・Simon Kirke】

Simon Kirkeは1970年代のハードロックバンド「Free」において、パワフルかつグルーヴィーなドラミングを実現していました。彼はスネアドラムの打面をかなり高めにチューニングし、裏面は若干緩めに調整することで特徴的な「パチッ」としたアタック音を生み出していました。タムはミディアムテンションで、フロアタムは低めに設定し、キックドラムには内部にフェルトを少量使用するのみで、過度なミュートは施さず自然な鳴りを残していたのが特徴です。

レコーディング時、Kirkeのドラムサウンドは低域の存在感(60-80Hz付近)とスネアのクラック感(3-5kHz帯域)を強調するEQ処理が施されていました。「All Right Now」のような代表曲では、キックに軽いコンプレッション(4:1程度)を加え、スネアには2-3dBのブースト(800Hz付近)を施してミックス内での存在感を高めています。ステレオイメージではキックとスネアをセンターに配置し、タムとシンバルを左右に広げる伝統的なパンニングを採用していました。

ライブパフォーマンスでは、レコーディングと比較してアタック重視のチューニングに切り替え、より会場に音が届くよう調整していました。特にスネアドラムはライブではさらに高めにチューニングし、時にはリム周辺に少量のテープを貼ることで不要な倍音を抑制していました。タムとキックは若干ミュートを増やし、大きな会場での残響を制御。これによりFreeのブルージーかつダイナミックなロックサウンドの土台となる正確なリズム感を維持することに成功していました。

比較的安価に音を近づける機材【Free(フリー)・Simon Kirke】

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Simon Kirkeが使用したLudwig Mapleの音に近づけるなら、比較的安価なPearlのドラムセットがおすすめです。Pearl Masters Customのようなメイプルシェルは高価ですが、入門モデルでもチューニング次第でFree時代の太く温かい音に近づけることができます。22インチのバスドラムを中心に、13インチのタム、16インチのフロアタムという基本的なセッティングを意識すると良いでしょう。

スネアドラムは、高級なLudwig Black Beautyを買う前に、Ludwig Supraphonic 402の中古品を探すという手もあります。アルミシェルのスネアは比較的手に入りやすく、60〜70年代のロックサウンドを再現するのに適しています。チューニングは少し高めに設定し、ミュートを控えめにすることでFreeらしい鳴りのある音を得られるでしょう。

当時Kirkeが使用したドラムセットでは、Rogers DrumsやSonor Drumsも選択肢に入ります。特にRogersのようなヴィンテージサウンドは、中古市場で比較的安価に見つかることもあります。キックペダルとハードウェアは現代の製品でも問題ありませんが、ダンピングを少なめにしてオープンな鳴りを大切にすると、あの時代のFreeサウンドに近づけることができるでしょう。

比較的安価に音を近づける機材表【Free(フリー)・Simon Kirke】

種類 機材名 メーカー アーティスト ドラマー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined Free(フリー) Simon Kirke 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムセット Stage Custom Birch YAMAHA Free(フリー) Simon Kirke ルードヴィッグに似た温かみのある音で5〜10万円台 検索 検索 検索 検索 検索
スネア Supraphonic 402 Ludwig Free(フリー) Simon Kirke サイモン使用モデルと同系。金属製で明瞭な音。8〜12万円台 検索 検索 検索 検索 検索
スネア Aluminum Shell Snare Pearl Free(フリー) Simon Kirke サイモン風の明るく抜けの良い音。5〜8万円台 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル 2002 Series Paiste Free(フリー) Simon Kirke 70年代ロック向け明るい音色。ペア8〜15万円台 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル A Custom Series Zildjian Free(フリー) Simon Kirke フリー時代の音に近い明るさと切れ味。中価格帯 検索 検索 検索 検索 検索
スティック American Classic 5A Vic Firth Free(フリー) Simon Kirke オールラウンドで力強いロック演奏に適した定番。2千円台 検索 検索 検索 検索 検索
ペダル Speed Cobra TAMA Free(フリー) Simon Kirke サイモンのような俊敏な連打が可能。2〜3万円台 検索 検索 検索 検索 検索
END_ROWS undefined undefined Free(フリー) Simon Kirke 検索 検索 検索 検索 検索

ライブセットアップについて【Free(フリー)・Simon Kirke】

Simon Kirkeは70年代ブルースロックバンドFreeにおいて、コンパクトかつパワフルなドラムセットアップを採用していました。ステージ後方中央に配置されることが多く、Paul Rodgersのボーカルと対峙する形で演奏。基本的にはシンプルな4点セット(バスドラム、スネア、フロアタム、ラックタム)にライドとクラッシュという最小限の構成で、その鳴りの良さと空間を活かした演奏スタイルが特徴的でした。

マイキングに関しては、当時としては先進的で、スネアドラムの上下にマイクを配置し、バスドラムには内部にマイクを仕込む手法が採用されていました。特にオーバーヘッドマイクの位置が絶妙で、シンバルワークの繊細さとパワフルなドラミングの両方を捉える配置が工夫されていました。ライブではミニマルなマイク配置ながら、Kirkeの太いサウンドを余すところなく伝える工夫が見られます。

代表的なライブ映像としては「Isle of Wight Festival 1970」の「All Right Now」の演奏が見どころです。このパフォーマンスではKirkeの抑制の効いたプレイスタイルと要所での爆発的なフィルインが見事に捉えられています。また「Fire and Water」でのグルーヴ感あふれるドラミングは、シンプルなセットアップから最大限の表現を引き出す彼の技術の高さを示す絶好の例といえるでしょう。

総括まとめ【Free(フリー)・Simon Kirke】

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Simon Kirkeは、ブルースロックバンド「Free」のドラマーとして、シンプルかつパワフルなグルーヴを生み出した。彼のドラミングの核は、楽曲の空間を重視した余白のあるプレイと、ポール・コゾフのギターやアンディ・フレイザーのオルガンを支える確固としたリズムキープにある。

彼のサウンドを再現する鍵は、オープンチューニングで鳴りの良いスネアと、クラシックなルードヴィヒ・キットの使用。シンバルは控えめながらも効果的に使い、キックとスネアの絶妙なバランスで「All Right Now」に代表されるブルージーな楽曲を下支えした。

しかし、Kirkeのプレイスタイルの本質は機材よりもむしろ、曲に奉仕する姿勢とミニマリスティックなアプローチにある。テクニカルな派手さより音楽性を重視し、シンプルながらも力強いビートを刻むことで、ブルースロックの定番となるフリーのサウンドを確立した。

本記事参照サイト【Free(フリー)・Simon Kirke】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

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