- 【Pick Withers】Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) 始めに
- 使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
- 使用スネアドラムの種類と特徴【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
- 使用シンバルの構成と種類と特徴【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
- 使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
- 使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
- チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
- 比較的安価に音を近づける機材【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
- ライブセットアップについて【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
- 総括まとめ【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
- 本記事参照サイト【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
【Pick Withers】Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) 始めに
Pick Withersは、イギリスのロックバンド「Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)」の創設メンバーであり、初期の音楽性を形作った重要なドラマーです。繊細かつ的確なプレイスタイルで知られ、テクニカルな派手さよりも楽曲の本質を支える控えめながら緻密なドラミングが特徴でした。彼のジャズやブルース由来のタッチは、マーク・ノップラーのギターワークと見事に融合していました。
特に「サルタンズ・オブ・スウィング」や「ダウン・トゥ・ザ・ウォーターライン」など初期の代表曲では、Withersの洗練されたタイムキープと繊細なダイナミクスが曲の骨格を形成しています。彼のアプローチは過度に主張することなく、バンドの音楽性全体を引き立てる役割を果たしていました。
1982年までバンドに在籍したWithersは、Dire Straitsの初期の3枚のアルバムに参加し、バンドのルーツロック的な要素を支えました。彼の抑制の効いたプレイスタイルは、マーク・ノップラーの繊細なギターフレーズを際立たせ、バンドのシグネチャーサウンド確立に大きく貢献したと評価されています。
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使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】

Pick Withersは、Dire Straitsの初期メンバーとして1977年から1982年まで在籍したドラマーで、バンドの代表曲「Sultans of Swing」などを含む初期サウンド形成に貢献しました。彼のドラム選択は曲調や録音環境に合わせて多彩でした。Premier Drumsのバーチシェルキットはバンド初期のスタジオワークとライブで使用され、22×14インチのバスドラム、13×9インチのタムと16×16インチのフロアタムという構成で、安定感のある音を提供しました。 代表曲「Sultans of Swing」のレコーディングでは、Ludwig Classic Mapleを選択。メイプル材の22×14/12×8/16×16構成で、温かみがありながらも明るい音色が特徴でした。1970年代後半のツアーでは時折Ludwig Vistaliteのアクリルシェルキット(22×14/13×9/16×16)を使用し、クリアで存在感のあるサウンドを生み出しています。 「Making Movies」アルバムのレコーディングセッションでは、Premier Resonatorのマホガニーシェルキット(22×16/12×8/16×16)を採用し、よりウォームでビンテージ感のあるトーンを追求しました。また、Rogers Dynasonicメイプルキット(20×14/12×8/14×14)はスタジオセッションで愛用され、そのコンパクトなサイズ構成と反応の良さから、繊細なプレイスタイルに最適でした。Withersは楽曲やアレンジメントに応じて、これらのキットを使い分けることで、Dire Straitsの初期サウンドに不可欠な要素となりました。
使用ドラムセット(シェル)機材表【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | サイズ構成 | 材質 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Premier Drums | Premier | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 22×14/13×9/16×16 | バーチ | Dire Straits初期のスタジオとライブで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ludwig Classic Maple | Ludwig | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 22×14/12×8/16×16 | メイプル | Sultans of Swingレコーディングで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ludwig Vistalite | Ludwig | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 22×14/13×9/16×16 | アクリル | 1970年代後半のツアーで時々使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Premier Resonator | Premier | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 22×16/12×8/16×16 | マホガニー | Making Moviesレコーディングセッションで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Rogers Dynasonic | Rogers | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 20×14/12×8/14×14 | メイプル | スタジオセッションで愛用した一台 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スネアドラムの種類と特徴【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】

Pick Withersは初期Dire Straits時代にPremier 2000 Snareをメイン機材として愛用していました。このメイプル製14×5インチスネアは、コーテッドヘッドとスパイラルスナッピーの組み合わせにより、温かみのあるアタックと豊かなミッドレンジが特徴でした。代表曲「Sultans of Swing」ではLudwig Supraphonicメタルスネア(14×5インチ)を使用し、コーテッドヘッドと20本ワイヤーによる明瞭なアタックとクリアなサスティンが楽曲の特徴を引き立てています。
スタジオレコーディングではLudwig Black Beauty真鍮製スネア(14×6.5インチ)を使用することも多く、アンバサダーヘッドとスパイラルスナッピーの組み合わせで深みのある音色と強いプロジェクション能力を発揮していました。1979年のツアーではGretsch 4160 Round Badgeメイプルスネア(14×5インチ)をセレクト。エンペラーヘッドとカスタムスナッピーによる太く丸みのあるトーンが特徴でした。
ライブパフォーマンスではPremier 2000 Artistバーチスネア(14×5.5インチ)を定番としていました。レモヘッドとプレミア製スナッピーを組み合わせることで、パンチのあるアタックと適度なレスポンスを実現し、ライブならではの音圧と明瞭さを両立させました。Withersのスネア選択は、楽曲の雰囲気に合わせて繊細に変化させる音作りの一環だったといえます。
使用スネアドラム機材表【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 材質/サイズ | ヘッド/スナッピー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Premier 2000 Snare | Premier | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | メイプル 14×5 | コーテッド/スパイラル | 初期Dire Straits時代に愛用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ludwig Supraphonic | Ludwig | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | メタル 14×5 | コーテッド/20本 | Sultans of Swingで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ludwig Black Beauty | Ludwig | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 真鍮 14×6.5 | アンバサダー/スパイラル | スタジオレコーディングで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Gretsch 4160 Round Badge | Gretsch | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | メイプル 14×5 | エンペラー/カスタム | 1979年ツアーで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Premier 2000 Artist | Premier | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | バーチ 14×5.5 | レモ/プレミア製 | ライブパフォーマンス定番 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用シンバルの構成と種類と特徴【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】

ダイアー・ストレイツの初期を支えたドラマー、ピック・ウィザースのシンバルセットアップは、彼の繊細かつダイナミックなプレイスタイルを反映したものでした。14″のZildjian Zynハイハットは引き締まったサウンドを生み出し、20″のPaiste 2002ライドシンバルは明るく透明感のあるトーンが特徴で、「サルタンズ・オブ・スウィング」などの曲でのアーティキュレーションの良さを支えています。
クラッシュシンバルには18″のPaiste Formula 602と16″のK Zildjian Constantinopleを使用。前者はミディアムウェイトで素早いレスポンス、後者はヴィンテージ感あふれる複雑な倍音を持つ音色で、「トンネル・オブ・ラヴ」などの繊細なパッセージで効果的に使われました。アクセント用に10″のZildjian A Customスプラッシュも配置し、彼の多彩なダイナミクスに貢献しています。
効果音的な用途には18″のK Zildjian Swish Knockerチャイナシンバルを活用。このシンバルが生み出すトラッシュなサウンドは、彼の独特なドラミングに深みを与えました。ウィザースのシンバル選択は、ブルース由来の繊細なニュアンスを大切にしながらも、ロックドラマーとしての力強さを兼ね備えた彼のスタイルを完璧に反映したセットアップだったのです。
使用シンバル機材表【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
| 種類 | モデル名 | ブランド | アーティスト | ドラマー | 口径 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Hi-hat | Zyn | Zildjian | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 14″ | Drummer’s choice for tight sound | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ride | 2002 | Paiste | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 20″ | Known for its bright and clear tone | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | Formula 602 | Paiste | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 18″ | Medium-weight crash with fast response | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | Constantinople | K Zildjian | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 16″ | Vintage tone with complex overtones | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Splash | A Custom | Zildjian | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 10″ | Accent cymbal for quick highlights | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| China | Swish Knocker | K Zildjian | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 18″ | Used for trashy effect sounds | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】

Pick Withersは1970年代のDire Straits在籍時、Ludwig製のハードウェア類を一貫して使用していました。特にG2000キックペダルは彼の特徴的なリズム感を支える重要な要素でした。このペダルはクラシックな踏み心地と安定したレスポンスが特徴で、「Sultans Of Swing」などの繊細なプレイと力強いバックビートの両方に対応できる汎用性を持っていました。
彼のセットアップには、Ludwig製のハイハットスタンドとスネアスタンドも含まれていました。特にスネアスタンドはクラシックなデザインで安定性に優れ、彼の繊細なスネアワークをしっかりとサポートしていました。シンバルスタンドはストレート型の構造でシンプルながら堅牢で、Quick Release Wing Nutsにより必要に応じて素早いセッティング変更が可能でした。
初期のDire Straitsの録音やツアーでは、Ludwigのタムホルダーを使用し、専用のラックなどは使わず伝統的なスタンド構成を好んでいました。また丸型のRound Throneを使用するなど、シンプルかつクラシックなハードウェア選択が彼のプレイスタイルと相まって、バンドの初期サウンドを形作る要素となっていました。特に初期アルバムの録音では、こうしたハードウェア構成が彼の繊細なダイナミクスコントロールを可能にしていたのです。
使用ペダル・ハードウェア機材表【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| G2000 | Ludwig | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | キックペダル | 1970年代のDire Straits在籍時に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Hi-Hat Stand | Ludwig | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | ハイハットスタンド | 初期Dire Straits時代のセットアップに含まれる | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Snare Stand | Ludwig | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | スネアスタンド | クラシックなデザインで安定性に優れる | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Cymbal Stand | Ludwig | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | シンバルスタンド | ストレート型でシンプルな構造 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Tom Holder | Ludwig | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | タムホルダー | 初期のLudwigドラムセットに付属 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Round Throne | Ludwig | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | ドラムスローン | 丸型の伝統的なスタイル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Quick Release Wing Nuts | Ludwig | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | シンバルマウント | 素早いセッティング変更が可能 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】

Pick Withersが1970年代のDire Straits在籍時に使用していたドラムハードウェアは、Ludwig製品で統一されていました。特にLudwigのG2000キックペダルは、当時の彼のプレイスタイルに最適な踏み心地と反応速度を提供し、「Sultans of Swing」などの代表曲で聴かれる繊細なフットワークを可能にしていました。シンプルかつパワフルなビートを刻む彼のプレイに合わせた選択でした。
ハイハットスタンドやシンバルスタンドもLudwig製を使用しており、特にストレート型のシンバルスタンドは安定性に優れ、当時のライブパフォーマンスで重宝されました。Round Throneの丸型ドラムスローンは長時間のスタジオセッションでも疲れにくい設計で、デビューアルバムからCommuniqué録音時のような集中力を要する作業に適していました。
Quick Release Wing Nutsを備えたLudwigのシンバルマウントシステムは、ツアー中のセッティング変更を迅速に行える利点がありました。また、Ludwig特有のクラシカルなスネアスタンドとタムホルダーにより、彼のドラムセットは見た目だけでなく機能性も重視した構成となっていました。これらのハードウェア選択は、バンドの初期サウンド形成に大きく貢献し、Pick Withers独自の繊細かつダイナミックなドラミングスタイルを支えていたのです。
チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
Pick Withersは1977-1982年のDire Straits初期を支えたドラマーで、特にスネアは中高域(4-6kHz付近)を強調する緩めのチューニングが特徴的でした。バスドラムは深めの低域(60-80Hz)を残しつつ、フロントヘッドにわずかなミュートを施して「Making Movies」などのアルバムでは明瞭なアタックを実現。タムはリムショットと組み合わせた独特の響きを作り出すため、レゾナントヘッドの張りを通常より少し強めにし、必要に応じてテープによる軽いミュートを施していました。
レコーディングでは、特に初期作品「Sultans of Swing」などでミックスエンジニアとの緻密な連携により、スネアには2.5kHz付近を+3dB程度ブーストし、さらに400Hz周辺を少し削ることで芯のある音質を実現。また、軽めのゲート処理(アタック:1-2ms、リリース:80-100ms)によりタイトさを維持しながらも、Mark Knopflerのギアフレーズに寄り添うグルーヴ感を損なわないバランスを取っていました。ハイハットには10kHz以上の高域を控えめに持ち上げつつ、パンポジションは中央から右へ25%程度の定位で配置されていました。
ライブパフォーマンスでは、特に「Alchemy Live」に代表されるように、レコーディングよりもアタックを強調したチューニングと演奏アプローチを採用。スネアはより高めに調整し、バスドラムのフロントヘッドへのミュート処理を少なくすることで会場の音響特性に合わせた豊かな低域を確保。シンバルワークでは細かなニュアンスまで観客に届けるため、録音時よりも若干明るめの音色を意識し、特にライドシンバルは2-3kHz帯域のアタック音を活かした演奏スタイルに変化させ、バンドサウンド全体のダイナミクスをコントロールしていました。
比較的安価に音を近づける機材【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】

Pick Withersの特徴的なサウンドに近づくには、彼が多用したPremierドラムを基準に考えるとよいでしょう。Premier製のバーチキットは入手困難ですが、同じ木材を使用した中価格帯のキットで代用可能です。特にDire Straits初期のサウンドを目指すなら、22インチバスドラム、12〜13インチタム、16インチフロアタムの構成がおすすめです。
スネアドラムはRogers Dynasonicを愛用していましたが、現行品では入手しづらいため、同等の明るい鳴りを持つメイプルスネアを選ぶとよいでしょう。Ludwigのメイプルスネアは価格帯も幅広く、彼の「Sultans of Swing」録音時のLudwig Classic Mapleサウンドに近づけます。シンバル選びでは控えめで温かみのある音色を持つものが相性良いでしょう。
「Making Movies」収録時に使われたPremier Resonatorのマホガニー特有の温かいローミッドが特徴的です。代替として、中低音域が豊かな木材のドラムキットを選び、ミュート処理で70年代らしい短めの減衰に調整するのがポイントです。Ludwig Vistaliteのようなアクリルキットも、予算に余裕があれば特徴的な音作りに役立ちます。
比較的安価に音を近づける機材表【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
| 種類 | 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BEGIN_ROWS | undefined | undefined | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| ドラムセット | Stage Custom Birch | YAMAHA | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 初期Dire Straits風のクリアでバランスのとれた音色が特徴。5〜10万円台。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スネア | Black Beauty 14″x5″ | Ludwig | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | Withersが愛用したクラシックモデル。深みのある倍音が特徴。5〜10万円台。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ドラムセット | Catalina Club Jazz | GRETSCH | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 70年代ヴィンテージ感あるウォームな音色。コンパクトで8〜15万円台。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | 2002シリーズ | Paiste | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | クリアで明るい定番シンバル。Withers使用。個別1〜5万円台。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スティック | 5B Wood Tip | Vic Firth | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | バランスの良い定番モデル。Withers風のタッチに最適。千円台。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ペダル | Speed King | Ludwig | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | ヴィンテージな踏み心地と反応速度。70sサウンドに最適。2〜3万円台。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ドラムヘッド | Ambassador Coated | Remo | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | オープンでウォームなサウンド。70年代ロックに最適。数千円台。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| END_ROWS | undefined | undefined | Dire Straits(ダイアー・ストレイツ) | Pick Withers | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
ライブセットアップについて【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
ダイアー・ストレイツの初期メンバーであったドラマーのPick Withersは、1977年から1982年までバンドに在籍していました。彼のステージ配置は、通常バンドの後方中央に位置し、Mark Knopflerを中心としたセットアップの要となっていました。シンプルなドラムセットを使用し、特にスネアドラムとハイハットの繊細なプレイが際立つよう、近接マイクを各パーツに設置する傾向がありました。
マイクの配置については、バスドラムには低音を捉えるための大型ダイナミックマイク、スネアには上下からコンデンサーとダイナミックのデュアルマイク、シンバル類にはオーバーヘッドマイクを使用していました。この時代のライブでは、現代のようなマルチマイク収録ではなく、必要最小限のマイキングで自然な音を追求していたことが特徴です。
代表的なライブ映像としては、「Sultans of Swing」のパフォーマンスが見どころです。特に1978年のOld Grey Whistle Testでの演奏では、Withersの洗練されたジャズテイストのドラミングが鮮明に捉えられています。また、1979年のRockpalastでのライブでは、バンド全体の配置が良く見え、Withersがどのようにバンドのグルーヴを支えているかが理解できます。彼の落ち着いたプレースタイルと正確なタイムキープは、バンドの初期サウンド形成に重要な役割を果たしました。
総括まとめ【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】

Pick Withersはダイアー・ストレイツの初期4年間(1977-1982)を支えたドラマーであり、バンドの代表作「サルタンズ・オブ・スウィング」「ダウン・トゥ・ザ・ウォーターライン」などに参加。彼の繊細かつ抑制の効いたプレイスタイルは、マーク・ノップラーのギターと絶妙に調和し、バンド初期の音楽性を確立させた重要な要素となっている。
Withersの再現ポイントは、控えめながら的確なタイミングで入るドラムフィルと、シンプルながらも曲を効果的に支えるスネアワークにある。特にスネアは、乾いた音色と繊細なゴースト音が特徴的で、「サルタンズ・オブ・スウィング」におけるジャズテイストのシャッフルビートは彼の代名詞となっている。
彼のアプローチは、過剰な技術誇示や装飾を排し、曲の構造と雰囲気を尊重する姿勢にあった。派手さより楽曲の核心を支える演奏に徹し、バンド全体のサウンドに溶け込むことを重視。この音楽性重視の姿勢こそ、機材に依存しすぎないWithersのプレイスタイルの本質といえるだろう。
本記事参照サイト【Dire Straits(ダイアー・ストレイツ)・Pick Withers】
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