【a crowd of rebellion・近藤岳】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

ドラムコピー

【a crowd of rebellion・近藤岳】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

【近藤岳】a crowd of rebellion 始めに

a crowd of rebellionのドラマー近藤岳は、重厚かつテクニカルなメタルコアサウンドの土台を支える存在です。彼の特徴は正確なフットワークと爆発的なフィルイン、そしてバンドの複雑なリズムチェンジを的確にコントロールする技術力にあります。近藤のダブルバスドラムを駆使した高速かつダイナミックなプレイは、バンドの楽曲に独特の緊張感と解放感をもたらしています。

a crowd of rebellionは2010年代から活動する日本のラウドロックバンドで、メタルコア、プログレッシブ、エレクトロニカ要素を融合させた革新的なサウンドが特徴です。近藤のドラミングは、バンドの複雑な構成と重層的なサウンドスケープを下支えし、テクニカルな演奏と表現力の高さでリスナーを圧倒します。彼のプレイはバンドの楽曲「Quark」や「Avanter」などで存分に発揮されています。

また彼のドラミングは単に技術的に優れているだけでなく、楽曲の情感を的確に表現する感性も持ち合わせています。メタルコアの激しさとメロディの美しさが共存する同バンドの音楽性において、近藤のダイナミックレンジの広いプレイは不可欠な要素となっています。彼の繊細かつパワフルなドラミングスタイルは、バンドの音楽的アイデンティティを形作る重要な要素のひとつです。

YouTubeで近藤岳のプレイをチェック → こちら

使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【a crowd of rebellion・近藤岳】

4369053_s

a crowd of rebellionのドラマー近藤岳は、主にTAMA製のドラムセットを愛用しています。彼のキャリア初期には、メイプル素材のCustom Maple Series (22×14/12×8/16×14)を基本セットアップとして使用していました。メイプル特有の温かみのある音色と抜けの良さが、バンドの激しいサウンドを支えていました。

その後、Starclassic Mapleへと移行し、同じサイズ構成(22×14/12×8/16×14)を維持しながら、より洗練されたサウンドを追求。メイプルシェルの持つ豊かな倍音と優れた音の伸びは、ライブパフォーマンスで力強く会場を包み込む特徴がありました。

さらに彼はStarclassic Walnut/Birchモデル(22×14/12×8/16×14)も使用。ウォルナットとバーチの組み合わせによる深みのあるローエンドと明瞭な中高域のバランスが特徴です。この独特な音色は、a crowd of rebellionの複雑なリズムパターンや緻密なアンサンブルにおいて、より立体的な音像を生み出すのに貢献しています。

使用ドラムセット(シェル)機材表【a crowd of rebellion・近藤岳】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー サイズ構成 材質 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Custom Maple Series Tama a crowd of rebellion 近藤岳 22×14/12×8/16×14 メイプル 基本的なセットアップとして使用 検索 検索 検索 検索 検索
Starclassic Maple Tama a crowd of rebellion 近藤岳 22×14/12×8/16×14 メイプル Maple Customからこちらに移行 検索 検索 検索 検索 検索
Starclassic Walnut/Birch Tama a crowd of rebellion 近藤岳 22×14/12×8/16×14 ウォルナット/バーチ 深みのあるサウンドが特徴 検索 検索 検索 検索 検索

使用スネアドラムの種類と特徴【a crowd of rebellion・近藤岳】

33260921_m

近藤岳は主に4台のスネアドラムを使い分けています。メインとして活用するPearlの「Cst. Ultimate 14×7」はEvanのG2 Coatedヘッドと組み合わせることで太いアタック感と豊かな低域を実現。バンド名を冠した「a crowd of rebellion Signature Snare 14×6.5」も同じG2 Coatedヘッドを使用し、ライブでのパワフルな演奏をサポートしています。

サブスネアとしてはLudwigの「Supraphonic LM402 アルミ 14×6.5」を配置。Evans HD Dryヘッドを装着し、ドライで明瞭度の高いアタックを生み出し、特に繊細なフレーズで重宝します。ロック調のサウンドにはアルミ素材特有の抜けの良さが効果的で、42スタンドでセッティングしています。

さらに表現の幅を広げるためTamaの「Maple Snare メイプル 14×5」も使用。やや浅めの5インチ深さのメイプル素材はウォームで自然な鳴りが特徴で、Evans G2 Coatedヘッドとの相性も良く、バラードなど繊細な表現が求められる楽曲で活躍。近藤は楽曲の世界観に合わせてこれらのスネアを使い分け、a crowd of rebellionの多彩な音楽性を支えています。

使用スネアドラム機材表【a crowd of rebellion・近藤岳】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 材質/サイズ ヘッド/スナッピー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Cst. Ultimate pearl a crowd of rebellion 近藤岳 14×7 Evans G2 Coated 検索 検索 検索 検索 検索
Signature Snare a crowd of rebellion a crowd of rebellion 近藤岳 14×6.5 Evans G2 Coated 検索 検索 検索 検索 検索
Supraphonic LM402 Ludwig a crowd of rebellion 近藤岳 アルミ 14×6.5 Evans HD Dry / 42スタンド 検索 検索 検索 検索 検索
Maple Snare Tama a crowd of rebellion 近藤岳 メイプル 14×5 Evans G2 Coated 検索 検索 検索 検索 検索

使用シンバルの構成と種類と特徴【a crowd of rebellion・近藤岳】

4851187_s

a crowd of rebellionのドラマー近藤岳は、MEINLのシンバルを全面的に使用しています。ハイハットには温かみのあるサウンドが特徴のGENERATION X 14″を採用。クラッシュシンバルは黒く深みのあるBYZANCE DARK 18″と、明るく華やかな音色のBYZANCE BRILLIANT 19″の2種類を組み合わせることで、楽曲の表情に幅を持たせています。

ライドシンバルにはBYZANCE BRILLIANTシリーズの20″を使用し、明るく華やかなサウンドでバンドのグルーヴを支えています。アクセント用としてBYZANCE TRADITIONALの10″ Splashを配置し、同じシリーズの18″ Chinaではエッジの効いた特徴的なサウンドを生み出しています。

さらに、激しい楽曲で威力を発揮するCLASSICS CUSTOM EXTREMEシリーズの18″ Trash Crashも導入し、アグレッシブなサウンドを追求。これらのシンバル構成により、a crowd of rebellionの重厚かつ繊細な楽曲に対応できる多彩な音色のパレットを実現しています。

使用シンバル機材表【a crowd of rebellion・近藤岳】

種類 モデル名 ブランド アーティスト ドラマー 口径 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Hi-hat MEINL GENERATION X MEINL a crowd of rebellion 近藤岳 14″ 温かみのあるサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
Crash MEINL BYZANCE DARK MEINL a crowd of rebellion 近藤岳 18″ 黒く深みのあるサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
Crash MEINL BYZANCE BRILLIANT MEINL a crowd of rebellion 近藤岳 19″ 明るく華やかなサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
Splash MEINL BYZANCE TRADITIONAL MEINL a crowd of rebellion 近藤岳 10″ アクセント用 検索 検索 検索 検索 検索
Ride MEINL BYZANCE BRILLIANT MEINL a crowd of rebellion 近藤岳 20″ 明るく華やかなサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
China MEINL BYZANCE TRADITIONAL MEINL a crowd of rebellion 近藤岳 18″ エッジのあるサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
Trash Crash MEINL CLASSICS CUSTOM EXTREME MEINL a crowd of rebellion 近藤岳 18″ アグレッシブなサウンド 検索 検索 検索 検索 検索

使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【a crowd of rebellion・近藤岳】

33188720_s

a crowd of rebellionのドラマー近藤岳は、パワフルかつ正確なプレイを実現するため、複数のキックペダルを使い分けています。PearlのELIMINATORとdemonicシリーズに加え、Tamaの代表格IRON COBRAをカスタム加工して使用。特に高速プレイが要求される楽曲ではSPEED COBRAダブルペダルを選択し、その反応性の良さとスムーズな踏み心地を活かしています。

ハードウェアにおいては、TAMAのMS-105BKドラムスローンを採用し、激しいライブパフォーマンスでも安定したプレイを実現。同じくTAMAのH-930ハイハットスタンドは精密なコントロールが可能で、繊細なハイハットワークを支えています。スネアスタンドにはS1030を使用し、ロードプロシリーズの堅牢性を活かしています。

シンバル周りではMapexのMars Seriesスタンドを基本に、Meinlのブームスタンドも組み合わせた実用的なセットアップ。ラック構成ではなく個別のスタンドを活用することで、ライブごとの細かな配置調整にも柔軟に対応。近藤の多彩なドラミングスタイルを支える堅実なハードウェア選びが伺えます。

使用ペダル・ハードウェア機材表【a crowd of rebellion・近藤岳】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
ELIMINATOR Pearl a crowd of rebellion 近藤岳 キックペダル demonicシリーズも使用 検索 検索 検索 検索 検索
IRON COBRA Tama a crowd of rebellion 近藤岳 キックペダル カスタム加工を施して使用 検索 検索 検索 検索 検索
SPEED COBRA Tama a crowd of rebellion 近藤岳 ダブルペダル 高速プレイに対応 検索 検索 検索 検索 検索
MS-105BK TAMA a crowd of rebellion 近藤岳 ドラムスローン ライブパフォーマンスでの安定感重視 検索 検索 検索 検索 検索
CYMBAL STAND Mapex a crowd of rebellion 近藤岳 シンバルスタンド Mars Seriesを使用 検索 検索 検索 検索 検索
H-930 TAMA a crowd of rebellion 近藤岳 ハイハットスタンド 精密なコントロールが可能 検索 検索 検索 検索 検索
S1030 TAMA a crowd of rebellion 近藤岳 スネアスタンド ロードプロシリーズの一部として使用 検索 検索 検索 検索 検索
CYMBAL BOOM STAND Meinl a crowd of rebellion 近藤岳 シンバルスタンド ライブ用セットアップで活用 検索 検索 検索 検索 検索

使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【a crowd of rebellion・近藤岳】

3082982_s (1)

a crowd of rebellionのドラマー近藤岳は、パワフルかつ正確なプレイを実現するため、複数のキックペダルを使い分けています。PearlのELIMINATORとdemonicシリーズに加え、Tamaの代表格IRON COBRAをカスタム加工して使用。特に高速プレイが要求される楽曲ではSPEED COBRAダブルペダルを選択し、その反応性の良さとスムーズな踏み心地を活かしています。

ハードウェアにおいては、TAMAのMS-105BKドラムスローンを採用し、激しいライブパフォーマンスでも安定したプレイを実現。同じくTAMAのH-930ハイハットスタンドは精密なコントロールが可能で、繊細なハイハットワークを支えています。スネアスタンドにはS1030を使用し、ロードプロシリーズの堅牢性を活かしています。

シンバル周りではMapexのMars Seriesスタンドを基本に、Meinlのブームスタンドも組み合わせた実用的なセットアップ。ラック構成ではなく個別のスタンドを活用することで、ライブごとの細かな配置調整にも柔軟に対応。近藤の多彩なドラミングスタイルを支える堅実なハードウェア選びが伺えます。

チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【a crowd of rebellion・近藤岳】

近藤岳は打面のチューニングにこだわり、スネアでは打面を比較的高めに張り、裏面をやや緩めることでアタックと抜けの良さを両立させている。キックドラムにはポート側にムーンジェルを1〜2枚配置し、余計な倍音をコントロール。タムは打面を中高音域が響くように調整し、裏面は打面より若干緩めにチューニングすることで、重厚感のある芯のあるサウンドを実現している。特にライブでは、バスドラムのアタック感を強調するためフロントヘッドにクッション材を最小限に配置している。

ミックス処理においては、キックドラムは60-80Hz帯域をブーストして低域の重みを出しつつ、4kHz付近を持ち上げてアタック感を強調。スネアは200Hz付近をカットして muddy な印象を避け、2.5-3.5kHz帯域をブーストすることでスナッピーのサウンドを強調している。さらにタムは400Hz周辺をわずかにカットし、ゲートをかけることで不要な響きをコントロールしている。シンバルには10kHz以上の高域を適度に持ち上げ、空間的な広がりを演出。

レコーディングとライブでは異なるアプローチを採用しており、スタジオ録音ではより繊細なニュアンスを活かすためにコンプレッションを控えめに設定。一方、ライブではドラムの存在感を強めるため、スネアやキックのアタック感を重視した調整を施し、シンバルの定位を広げて立体感を演出している。特にa crowd of rebellionのサウンドでは、ヘヴィなギターとの共存のため、キックドラムの100Hz以下とスネアの3-5kHz帯域を強調することで、バンドサウンド全体の中でドラムの存在感を確保している。

比較的安価に音を近づける機材【a crowd of rebellion・近藤岳】

28462081_s

a crowd of rebellionの近藤岳のドラムサウンドに近づけるなら、まずはPearlのExport EXXシリーズがコスパ良好です。スネアはPearlのSensitone Steel 14×6.5インチを選べば、彼の使用する高級モデルに似た鋭いアタックと広い音域が再現できます。彼の奏でるヘヴィロックやメタルコアに必要な芯のある音色が得られるでしょう。

シンバルはMeinlのClassics Customシリーズがおすすめで、特にブライトなクラッシュとライドがバンドのダイナミックな曲調に適しています。近藤氏はMeinlを愛用していますが、入門向けのClassicsシリーズでも硬質な輝きのあるサウンドを手頃な価格で実現できます。特にクラッシュは18インチを選べば彼の音に近づけやすいでしょう。

ペダルはTAMA Iron Cobra 200シリーズが手頃な価格ながらパワーとスピード感を備えています。彼の複雑なフットワークには反応性の高いペダルが必須で、このモデルならコントロール性とダイレクト感を両立できます。さらにチューニングや叩き方の研究も重要で、特に強弱のダイナミクスと正確なタイミングを意識するとより本格的なサウンドに近づけるでしょう。

比較的安価に音を近づける機材表【a crowd of rebellion・近藤岳】

種類 機材名 メーカー アーティスト ドラマー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined a crowd of rebellion 近藤岳 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムセット Export EXXシリーズ Pearl a crowd of rebellion 近藤岳 ヘヴィロック向けの音色でコスパ良好 検索 検索 検索 検索 検索
スネア Sensitone Steel 14×6.5インチ Pearl a crowd of rebellion 近藤岳 鋭いアタックと広い音域を実現 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル Classics Customシリーズ Meinl a crowd of rebellion 近藤岳 硬質で輝きのある手頃な入門モデル 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル Classics Custom 18インチクラッシュ Meinl a crowd of rebellion 近藤岳 近藤氏の音に近づきやすいサイズ 検索 検索 検索 検索 検索
ペダル Iron Cobra 200シリーズ TAMA a crowd of rebellion 近藤岳 反応性が高く複雑なフットワークに対応 検索 検索 検索 検索 検索
END_ROWS undefined undefined a crowd of rebellion 近藤岳 検索 検索 検索 検索 検索

ライブセットアップについて【a crowd of rebellion・近藤岳】

近藤岳のステージセットアップは、アグレッシブなプレイスタイルに合わせた機能的な配置が特徴的です。ドラムキットは通常センターからやや右寄りに位置し、バスドラムとフロアタムを重視した配置となっています。特にダブルバスドラムのセッティングで知られ、MeinlのByzanceシリーズシンバルを複数配置することで、重厚なサウンドと繊細な表現の両立を実現しています。

マイキングに関しては、バスドラム内部と外側の両方にマイクを設置し、アタック感と低域の量感をバランス良く拾う工夫がされています。スネアには上部と下部にマイクを配置し、クラックの効いたサウンドを強調。オーバーヘッドマイクは左右対称ではなく、やや非対称に配置することで立体的な音像を作り出す傾向があります。これにより、a crowd of rebellionの複雑なリズムパターンを鮮明に表現しています。

代表的なライブ映像の見どころは、「Nightmare Mirage」や「Zealot」などの楽曲でのダイナミックなドラミングです。特にシンバルとフットワークの連動性が高く、タイトなバンドアンサンブルの中で個性を発揮しています。メタルコアからポストハードコアまで幅広いジャンルをカバーする高度なテクニックと、表現力豊かなプレイスタイルは、彼のEvansヘッドとMeinlシンバルの組み合わせにより一層引き立てられています。

総括まとめ【a crowd of rebellion・近藤岳】

32940360_s

近藤岳の音作りの核は、パワフルでありながらも繊細なニュアンスを表現できるバランス感覚にある。ハードコアとエレクトロの融合という独自のサウンドを支えるため、タイトさと強烈なパワーを兼ね備えたドラミングを展開している。

再現ポイントとして、スネアはレゾナンスを抑えたタイトなチューニング、シンバルはブライトさと倍音の豊かさを重視している。特にライブではSPDを効果的に取り入れ、バンドのエレクトロ要素との融合を実現している点も特徴的だ。

一方で、機材選びに固執せず「良い音はドラマーが作るもの」という姿勢を貫いている。自身のスタイルに合った機材を選ぶことを大切にしながらも、最終的には演奏技術と表現力でサウンドを作り上げる姿勢が、彼のドラミングの本質を形成している。

本記事参照サイト【a crowd of rebellion・近藤岳】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました