【THE BAWDIES・MARCY】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

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【THE BAWDIES・MARCY】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

【MARCY】THE BAWDIES 始めに

THE BAWDIESのドラマーMARCYは、バンドのパワフルなロックンロールサウンドを支える重要な存在です。50-60年代のロックンロールを彷彿とさせるストレートで力強いビートを基本としながら、必要に応じてしなやかなグルーヴも披露します。

シンプルながらも非常に安定感があり、バンドの特徴的な楽曲「LEMONADE」や「HOT DOG」などでは、彼のキレのあるドラミングがバンドの疾走感を生み出しています。ROYのボーカルやJIMのベースと完璧に息を合わせた演奏は、バンドの魅力の一つです。

THE BAWDIESのライブパフォーマンスでは、MARCYのエネルギッシュなドラミングが観客を沸かせる原動力となっています。彼のプレイスタイルは、古き良きロックの精神を現代に蘇らせながらも、バンド独自の世界観を作り上げることに貢献しています。

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使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【THE BAWDIES・MARCY】

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THE BAWDIESのドラマーMARCYは、主にLudwigのドラムセットを愛用していることで知られています。ライブでよく使用されるのはLudwig CLASSIC MAPLEで、22×14インチのバスドラム、10×7、12×8インチのタムタム、16×16インチのフロアタムという構成です。このセットはバンドのエネルギッシュなライブパフォーマンスを支える重要な要素となっています。 また、より太いサウンドを求める際にはLudwig CLASSIC ROCK KITを使用し、24×14インチのバスドラム、13×9インチのタム、16×16インチのフロアタムという大口径構成でパワフルな低音を出しています。 さらに、Ludwig LM-423も使用しており、22×16/12×8/16×16の構成でヴィンテージサウンドを継承した音作りを実現。一方で、Yamaha CUSTOM CLASSICも所有し、ワイドなチューニングレンジを活かした表現も可能にしています。 近年ではDWの HERITAGE MAPLEも導入し、24×14インチのバスドラム、13×9インチのタム、16×16インチのフロアタムという構成で、深みと温かみのあるサウンドを追求しています。すべてメイプルシェルを選んでおり、THE BAWDIESのロックンロールサウンドに欠かせない要素となっています。

使用ドラムセット(シェル)機材表【THE BAWDIES・MARCY】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー サイズ構成 材質 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
LUDWIG LM-423 Ludwig THE BAWDIES MARCY 22×16/12×8/16×16 メイプル ヴィンテージサウンドを継承 検索 検索 検索 検索 検索
CUSTOM CLASSIC Yamaha THE BAWDIES MARCY 22×16/12×8/16×16 メイプル ワイドチューニングレンジ 検索 検索 検索 検索 検索
CLASSIC ROCK KIT Ludwig THE BAWDIES MARCY 24×14/13×9/16×16 メイプル パワフルな低音重視セットアップ 検索 検索 検索 検索 検索
CLASSIC MAPLE Ludwig THE BAWDIES MARCY 22×14/10×7/12×8/16×16 メイプル バンドのライブで使用 検索 検索 検索 検索 検索
HERITAGE MAPLE DW THE BAWDIES MARCY 24×14/13×9/16×16 メイプル 深く温かみのあるサウンド 検索 検索 検索 検索 検索

使用スネアドラムの種類と特徴【THE BAWDIES・MARCY】

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THE BAWDIESのドラマーMARCYは、状況に応じて複数のスネアドラムを使い分けています。メインスネアとして愛用しているのがLudwig製のアルミ素材「Supraphonic LM402」(14×6.5インチ)で、コーテッドヘッドと20本スナッピーによるクリアなアタックとバランスの良いサスティンがロックサウンドの要となっています。レコーディングではGretsch製ウッドシェル「Vintage Gretsch」(14×5.5インチ)を使用し、コーテッドヘッドとクラシックタイプのスナッピーによるウォームなサウンドを活かしています。ライブでの定番としてSonor製ビーチ材「Sonor Beech」(14×5.75インチ)も使用し、リモヘッドとスチールスナッピーによる明瞭なサウンドを得ています。特別なステージではLudwig「Black Beauty」(14×6.5インチ)のブラス素材を採用し、パワーセンターヘッドと42本スナッピーによる豊かな倍音とパワフルな音色を活かしています。

使用スネアドラム機材表【THE BAWDIES・MARCY】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 材質/サイズ ヘッド/スナッピー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Supraphonic LM402 Ludwig THE BAWDIES MARCY アルミ 14×6.5 コーテッド/20本 メインスネア、ロックサウンドの要 検索 検索 検索 検索 検索
Vintage Gretsch Gretsch THE BAWDIES MARCY ウッド 14×5.5 コーテッド/クラシックタイプ ウォームなサウンド、レコーディングで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Sonor Beech Sonor THE BAWDIES MARCY ビーチ 14×5.75 リモ/スチール ライブで使用する定番スネア 検索 検索 検索 検索 検索
Black Beauty Ludwig THE BAWDIES MARCY ブラス 14×6.5 パワーセンター/42本 パワフルな音色、特別なステージで使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用シンバルの構成と種類と特徴【THE BAWDIES・MARCY】

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THE BAWDIESのドラマー・MARCYのシンバルセットアップはZildjian一色で統一されています。ハイハットには14″のK Zildjianを使用し、ビンテージ感のあるジャズテイストを基調としながらもロックンロールに適した音作りをしています。クラッシュシンバルはA Customシリーズの16″と18″を配置し、明るく切れのあるアタックでバンドのパワフルなサウンドを支えています。 ライドシンバルには20″のAシリーズを選択し、ロックドラミングに欠かせない明瞭なピン音を確保。アクセント用に10″のA Custom Splashを配し、素早い立ち上がりで楽曲に彩りを添えています。さらに18″のK China Trashを加えることで、ダークで複雑な音色のバリエーションを持たせています。 このセッティングは、THE BAWDIESのロックンロールサウンドを支える要となっており、クラシックなドラミングスタイルを現代的なアレンジで表現しています。

使用シンバル機材表【THE BAWDIES・MARCY】

種類 モデル名 ブランド アーティスト ドラマー 口径 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Hi-hat K Zildjian THE BAWDIES MARCY 14″ ジャズ系のドラミングに適したビンテージなサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
Crash A Custom Zildjian THE BAWDIES MARCY 16″ 明るく切れのある音色 検索 検索 検索 検索 検索
Crash A Custom Zildjian THE BAWDIES MARCY 18″ パワフルで存在感のあるアタック 検索 検索 検索 検索 検索
Ride A Zildjian THE BAWDIES MARCY 20″ ロック向けの明瞭なピン音 検索 検索 検索 検索 検索
Splash A Custom Zildjian THE BAWDIES MARCY 10″ アクセント用の素早い立ち上がり 検索 検索 検索 検索 検索
China K Zildjian THE BAWDIES MARCY 18″ ダークで複雑な音色のエフェクトシンバル 検索 検索 検索 検索 検索
Floor tom Classic Maple Tama THE BAWDIES MARCY クラシックなメイプルシェル 検索 検索 検索 検索 検索
Snare Starclassic Tama THE BAWDIES MARCY パワフルでクリアな音質 検索 検索 検索 検索 検索

使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【THE BAWDIES・MARCY】

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THE BAWDIESのドラマーMARCYは、Pearl製ハードウェアを愛用しています。キックペダルには反応の良さが特徴のSPEED COBRA 910を選択し、力強いロックンロールビートを支えています。ハイハットスタンドはツインレッグタイプのH-2000で安定感を確保。スネアスタンドにはジャイロロックシステムを採用したS-1000を使用し、激しいプレイでもスネアの位置がずれにくい構造になっています。 シンバル周りはブームタイプのBC-2030とストレートタイプのPC-90、クラッシュシンバル専用のOCH-930を組み合わせ、最適な配置を実現。ドラムスローンはD-2500の回転式を採用し、長時間のライブでも快適なプレイをサポートしています。タムホルダーはスイングラグ対応のTH-2000Sを使い、シンプルながらも堅牢なハードウェア構成で、パワフルなステージングを支えています。

使用ペダル・ハードウェア機材表【THE BAWDIES・MARCY】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
SPEED COBRA 910 Pearl THE BAWDIES MARCY キックペダル 反応の良さが特徴 検索 検索 検索 検索 検索
H-2000 Pearl THE BAWDIES MARCY ハイハットスタンド ツインレッグタイプ 検索 検索 検索 検索 検索
S-1000 Pearl THE BAWDIES MARCY スネアスタンド ジャイロロックシステム採用 検索 検索 検索 検索 検索
BC-2030 Pearl THE BAWDIES MARCY シンバルスタンド ブームタイプ 検索 検索 検索 検索 検索
D-2500 Pearl THE BAWDIES MARCY ドラムスローン 回転式で高さ調整可能 検索 検索 検索 検索 検索
TH-2000S Pearl THE BAWDIES MARCY タムホルダー スイングラグ対応 検索 検索 検索 検索 検索
PC-90 Pearl THE BAWDIES MARCY シンバルスタンド ストレートタイプ 検索 検索 検索 検索 検索
OCH-930 Pearl THE BAWDIES MARCY シンバルスタンド クラッシュシンバル用 検索 検索 検索 検索 検索

使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【THE BAWDIES・MARCY】

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THE BAWDIESのドラマーMARCYは、Pearl製ハードウェアを愛用しています。キックペダルには反応の良さが特徴のSPEED COBRA 910を選択し、力強いロックンロールビートを支えています。ハイハットスタンドはツインレッグタイプのH-2000で安定感を確保。スネアスタンドにはジャイロロックシステムを採用したS-1000を使用し、激しいプレイでもスネアの位置がずれにくい構造になっています。 シンバル周りはブームタイプのBC-2030とストレートタイプのPC-90、クラッシュシンバル専用のOCH-930を組み合わせ、最適な配置を実現。ドラムスローンはD-2500の回転式を採用し、長時間のライブでも快適なプレイをサポートしています。タムホルダーはスイングラグ対応のTH-2000Sを使い、シンプルながらも堅牢なハードウェア構成で、パワフルなステージングを支えています。

チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【THE BAWDIES・MARCY】

MARCYはTHE BAWDIESのグルーヴを支えるドラマーとして、スネアには2インチほど中央にムーンジェルを1つ配置し、シャープなアタックと適度な残響のバランスを実現しています。タムはややタイトに調整され、打面をしっかり張り、裏面はやや緩めにすることで、低域の豊かさと同時に歯切れの良さを両立。キックは60〜80Hzの低域を強調しつつも、3kHz付近のアタック感を残すEQ設定で、ロックンロールの疾走感とROYのボーカルを邪魔しない絶妙なサウンドに仕上げています。

ミックス処理では、スネアに1.5:1程度の軽いコンプレッションをかけ、アタックタイムを10ms前後に設定することで、ナチュラルさを保ちながらも芯のあるサウンドを実現。オーバーヘッドは10kHz以上を緩やかに持ち上げ、空間的な広がりを表現しています。ステレオイメージでは、キックとスネアをセンターに固定し、ハイハットをやや右寄り(R20%)、フロアタムを左(L30%)に配置する傾向があり、バンドサウンド全体との調和を図っています。

レコーディングとライブでは異なるアプローチを採用し、スタジオでは各パーツを丁寧に録音してからミックスするのに対し、ライブではより攻撃的なチューニングを好みます。特にライブではキックのアタックを強調するため、ビーターにプラスティック素材を使用し、スネアにはゲートを深めにかけることで、THE BAWDIESらしい力強いビートを維持しています。このメリハリのある音作りが、彼らのエネルギッシュなパフォーマンスを支える重要な要素となっています。

比較的安価に音を近づける機材【THE BAWDIES・MARCY】

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THE BAWDIESのMARCYは、パワフルかつシンプルなドラミングが特徴的で、Ludwig製のクラシックメイプルドラムセットを愛用しています。低予算で近づけるなら、Pearl Export EXXやTama Imperialstarといった中級者向けセットがおすすめです。これらは2〜4万円台で購入でき、メイプル系の温かみのある音色が特徴的なモデルとなっています。

スネアドラムはLudwigのブラスやスティールスネアを使用していますが、代替としてPearl Sensiton CQBや中古のLudwig Acroliteが5万円以下で入手可能です。シンバルはZildjian Aカスタムが定番ですが、ZildjianのSシリーズやPaisteのPST7など2〜3万円台の製品でも十分近いサウンドが得られます。

フットペダルはDW-5000をベースに改造したものを使用していますが、Pearl P-930やTama Iron Cobraの3万円以下のモデルで代用可能です。ヘッドはRemo Emperor Coatedを使用しており、これは比較的安価に購入できるため、本物と同じものを選ぶとより近いサウンドに近づけます。全体的に、MARCYのようなパワフルでタイトなサウンドにはチューニングとプレイスタイルも重要な要素です。

比較的安価に音を近づける機材表【THE BAWDIES・MARCY】

種類 機材名 メーカー アーティスト ドラマー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined THE BAWDIES MARCY 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムセット Export EXX Pearl THE BAWDIES MARCY 2〜4万円台、メイプル系の温かみある音色が特徴 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムセット Imperialstar Tama THE BAWDIES MARCY 中級者向け、メイプル系サウンドを低価格で実現 検索 検索 検索 検索 検索
スネアドラム Sensiton CQB Pearl THE BAWDIES MARCY 5万円以下で入手可能なブラススネア代替品 検索 検索 検索 検索 検索
スネアドラム Acrolite (中古) Ludwig THE BAWDIES MARCY 本人使用ブランドの中古品で5万円以下 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル Sシリーズ Zildjian THE BAWDIES MARCY 2〜3万円台で本格的なZildjianサウンドを実現 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル PST7 Paiste THE BAWDIES MARCY コスパ良好な2〜3万円台のシンバルシリーズ 検索 検索 検索 検索 検索
フットペダル P-930 Pearl THE BAWDIES MARCY 3万円以下でDW-5000の代替として機能 検索 検索 検索 検索 検索
フットペダル Iron Cobra Tama THE BAWDIES MARCY パワフルな踏み心地で3万円以下の代表モデル 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムヘッド Emperor Coated Remo THE BAWDIES MARCY 本人使用と同じヘッドで近いサウンドを実現 検索 検索 検索 検索 検索
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ライブセットアップについて【THE BAWDIES・MARCY】

MARCYのドラムセットはステージ中央奥に配置され、ROYと共にバンドの中核としてグルーヴを支えている。ライブでは基本的にオーバーヘッドマイクとキックドラム、スネアドラムにそれぞれマイクを設置し、力強いビートを際立たせるセッティングが特徴。シンプルながらもパワフルなサウンドを生み出すためのマイキングが施されている。

ボーカルマイクはライブパフォーマンス時の激しい動きに対応するため、シュアのSM58などの頑丈なダイナミックマイクを使用することが多い。ROYの力強いボーカルを最大限に引き出すため、マイクスタンドは動きやすい位置に固定され、パフォーマンス中も安定したボーカルサウンドを維持できるよう工夫されている。

代表的なライブ映像ではMARCYのキレのある正確なドラミングが見どころ。特に「HOT DOG」や「LEMONADE」といった楽曲ではJIMとTAXIのギターと絡み合うリズムワークに注目したい。バンド全体の一体感を生み出す要として機能しながらも、ソロパートではテクニカルなプレイで観客を沸かせる場面も見逃せない。

総括まとめ【THE BAWDIES・MARCY】

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MARCYのドラミングはTHE BAWDIESのロックンロールサウンドの中核を担い、シンプルながらも力強いグルーヴを生み出している。彼のタイトでダイナミックなプレイスタイルは、バンドのルーツミュージックへの敬意と現代的なエネルギーを見事に融合させ、ライブパフォーマンスでは特にその実力が際立つ。

彼の音作りにおいて重要なのは、クラシカルなセットアップとヴィンテージ感溢れるサウンド。特に太く芯のあるスネアサウンドとシャープなハイハットワークがMARCYのトレードマークとなっている。シンバルはクリアなアタックと適度な余韻を持ち、バンドのロックンロールスタイルに最適な響きを提供している。

しかし機材に依存するよりも、MARCYは基本的な演奏技術と音楽性を重視している。彼のリズム感とグルーヴは機材の選択以上に重要であり、シンプルなセットアップでも本質的なロックンロールのリズムを表現する姿勢が、THE BAWDIESの揺るぎないサウンドの土台となっている。

本記事参照サイト【THE BAWDIES・MARCY】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

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