【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

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【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

【Phil Ehart】Kansas(カンサス) 始めに

フィル・イハート(Phil Ehart)はプログレッシブ・ロックバンド「カンサス(Kansas)」の創設メンバーであり、一貫してドラマーを務めてきた重要人物です。彼の特徴は精密で技巧的なドラミングにあり、複雑なリズムパターンと拍子の変化を正確に刻む能力に優れています。特に「Carry On Wayward Son」や「Dust in the Wind」といった代表曲では、曲の展開に合わせて緩急自在に演奏スタイルを変化させる柔軟性が光ります。

イハートのドラミングはカンサスの複雑な音楽構造を支える土台となっており、ロックの力強さとクラシカルな要素を融合させた独特のサウンドに大きく貢献しています。プログレッシブ・ロックに典型的な変拍子や複雑なアレンジメントを正確に表現しながらも、楽曲の流れを自然に感じさせる演奏技術は特筆に値します。彼のプレイスタイルはテクニカルでありながらも音楽性を損なわない絶妙なバランスを保っています。

長いキャリアを通じてイハートは一貫して高い演奏レベルを維持し、カンサスの音楽的アイデンティティを形作る上で中心的な役割を果たしてきました。彼のドラミングはプログレッシブ・ロックというジャンルの中でも特に尊敬される存在であり、複雑なリズムセクションを担いながらもバンドの他のメンバーとの絶妙なアンサンブルを実現しています。カンサスの楽曲における彼の存在感は、単なるリズムキーパー以上の芸術的価値を持つものです。

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使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

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カンサスのドラマー、フィル・アートの長年の愛用機材はDW Drumsのメイプルキットが中心です。22×18インチのバスドラム、10×8/12×9インチのタムタム、14×14/16×16インチのフロアタムという構成で、プログレッシブロックに必要な繊細さと力強さを両立させています。現在はCollector’s Seriesを使用し、22×18インチのキックと12×9/13×10/16×16インチの構成で、メイプルシェルの温かみのある音色が彼の複雑なプレイスタイルを支えています。

初期のカンサス時代にはLudwig Drumsのバーチシェル(22×14/13×9/16×16)を愛用し、70年代の『Leftoverture』や『Point of Know Return』などの名盤で特徴的な鋭いアタックと豊かな中音域を持つサウンドを確立しました。その後、70年代のツアーではSlingerlandのメイプルキット(22×16/12×8/13×9/16×16)も使用し、当時のライブパフォーマンスに厚みを加えています。

近年ではDW Classicsシリーズも取り入れ、24×14インチの大型バスドラムと13×9/16×16/18×16インチのタム構成でよりパワフルなサウンドを追求。メイプルシェルの特性を活かし、カンサスの複雑な楽曲構成に必要なダイナミックレンジの広さとアタックの明瞭さを実現しています。彼のドラミングスタイルの進化に合わせて、使用するドラムセットも進化してきました。

使用ドラムセット(シェル)機材表【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー サイズ構成 材質 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
DW Drums Drum Workshop Kansas(カンサス) Phil Ehart 22×18/10×8/12×9/14×14/16×16 メイプル カンサスでの長年の愛用機材 検索 検索 検索 検索 検索
Collector’s Series DW Kansas(カンサス) Phil Ehart 22×18/12×9/13×10/16×16 メイプル 高品質なシェルで知られる定番モデル 検索 検索 検索 検索 検索
DW Classics Drum Workshop Kansas(カンサス) Phil Ehart 24×14/13×9/16×16/18×16 メイプルシェル パワフルなロックサウンド向け 検索 検索 検索 検索 検索
Ludwig Drums Ludwig Kansas(カンサス) Phil Ehart 22×14/13×9/16×16 バーチ 初期のカンサス時代に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Slingerland Slingerland Kansas(カンサス) Phil Ehart 22×16/12×8/13×9/16×16 メイプル 70年代のツアーで使用した往年の名器 検索 検索 検索 検索 検索

使用スネアドラムの種類と特徴【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

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Kansas(カンサス)のドラマーPhil Ehartは、長いキャリアを通して様々なスネアドラムを使用してきました。1970年代初期にはLudwig Supraphonicのアルミ製14×5インチモデルをメインに使用し、Remoコーテッドヘッドと20本スナッピーの組み合わせで明瞭なアタックと適度なサスティンを実現していました。後にLudwig Black Beautyの真鍮製14×6.5インチモデルに移行し、コーテッドヘッドとスパイラルスナッピーによる高音の明瞭さとクラシックなサウンドを追求しました。

バンド活動の後期にはLudwig Hammered Bronze 14×6.5インチを愛用し、Remoエンペラーヘッドとカスタムスナッピーの組み合わせで深みのある音色と豊かな倍音を生み出しました。またDW Collector’s Seriesのメイプル製14×6インチモデルも使用し、Remoパワードットヘッドとケーブル式スナッピーによって温かみのある深いトーンを実現。これらのメタル系とウッド系の使い分けにより、曲調に合わせた音作りを行っていました。

ライブパフォーマンスではPearl Sensitone Eliteのフォスファーブロンズ製14×5.5インチモデルを多用し、Evans G1ヘッドと42本スナッピーにより繊細なニュアンスとパワフルな音量を両立させました。このようにPhil Ehartは主にメタル系スネアをメインとしながらも、ウッドスネアも適宜取り入れ、Kansas特有のプログレッシブロックサウンドを支える多彩なスネアワークを展開してきました。

使用スネアドラム機材表【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 材質/サイズ ヘッド/スナッピー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Ludwig Black Beauty Ludwig Kansas(カンサス) Phil Ehart 真鍮 14×6.5 コーテッド/スパイラルスナッピー クラシックなサウンド、明瞭な高音 検索 検索 検索 検索 検索
Ludwig Supraphonic Ludwig Kansas(カンサス) Phil Ehart アルミ 14×5 Remo コーテッド/20本 1970年代初期に愛用 検索 検索 検索 検索 検索
DW Collector’s Series DW Kansas(カンサス) Phil Ehart メイプル 14×6 Remo パワードット/ケーブル式 深みのある温かいトーン 検索 検索 検索 検索 検索
Ludwig Hammered Bronze Ludwig Kansas(カンサス) Phil Ehart ハンマードブロンズ 14×6.5 Remo エンペラー/カスタムスナッピー Kansas時代後期の使用 検索 検索 検索 検索 検索
Pearl Sensitone Elite Pearl Kansas(カンサス) Phil Ehart フォスファーブロンズ 14×5.5 Evans G1/42本 ライブパフォーマンスで使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用シンバルの構成と種類と特徴【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

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プログレッシブ・ロックバンド「Kansas」のドラマー、Phil Ehartは一貫してPaisteの2002シリーズを愛用しています。特徴的なのは14″のSound Edgeハイハットで、ボトムシンバルのエッジがウェーブ状になっており、クリアで歯切れの良いサウンドを生み出します。クラッシュシンバルは16″、18″、19″と複数サイズを使い分け、明るい音色と優れたレスポンスで「Dust in the Wind」や「Carry On Wayward Son」などの楽曲に彩りを与えています。

Phil Ehartのライドシンバルは20″の2002で、プログレッシブ・ロックに不可欠な複雑なリズムパターンを正確に刻むためのクリアなピンポイント定義を持っています。パワフルな18″のチャイナシンバルはトラッシュな効果音として壮大なカンサスの楽曲の中で絶妙なアクセントを生み出し、10″のスプラッシュシンバルはクイックなアクセント用として繊細な演奏表現を可能にしています。

Phil Ehartのシンバルセットアップはブライトでパワフルな音色が特徴のPaiste 2002シリーズで統一されており、これはカンサスの複雑な楽曲構成と変拍子に対応するための選択です。特に明るい音色とレスポンスの良さを持つクラッシュシンバルと、明確なピンポイントのあるライドシンバルの組み合わせは、プログレッシブ・ロックドラマーとしての彼の演奏スタイルを完璧にサポートしています。

使用シンバル機材表【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

種類 モデル名 ブランド アーティスト ドラマー 口径 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Hi-hat 2002 Sound Edge Paiste Kansas(カンサス) Phil Ehart 14″ ボトムのエッジがウェーブ状 検索 検索 検索 検索 検索
Crash 2002 Paiste Kansas(カンサス) Phil Ehart 16″ 明るい音色とレスポンス 検索 検索 検索 検索 検索
Crash 2002 Paiste Kansas(カンサス) Phil Ehart 18″ パワフルで存在感のある音 検索 検索 検索 検索 検索
Ride 2002 Paiste Kansas(カンサス) Phil Ehart 20″ クリアなピンポイントの定義 検索 検索 検索 検索 検索
Crash 2002 Paiste Kansas(カンサス) Phil Ehart 19″ 中音域からハイエンドまでカバー 検索 検索 検索 検索 検索
China 2002 Paiste Kansas(カンサス) Phil Ehart 18″ トラッシュな効果音に最適 検索 検索 検索 検索 検索
Splash 2002 Paiste Kansas(カンサス) Phil Ehart 10″ クイックなアクセント用 検索 検索 検索 検索 検索

使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

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プログレッシブ・ロックバンド「Kansas」のPhil Ehartは、DWの5000シリーズキックペダルを愛用しています。彼の力強いドラミングスタイルに対応するパワフルな反応性と耐久性を重視して選んでいます。また、TAMAのIron Cobraも彼のセットアップに見られ、特にライブパフォーマンス時の信頼性の高さから重宝しています。

シンバルワークが特徴的なEhartは、Ludwig Atlas Proハイハットスタンドを使用し、複雑なフレーズでも安定した演奏感を得ています。また、DWの9000シリーズシンバルスタンドは重量のあるシンバルでも安定して支えることができ、Pearl H2000ハイハットスタンドは足元のコントロール性に優れています。

Ehartは長時間におよぶKansasのライブパフォーマンスにおいて、Roc-N-Soc Nitroドラムスローンの高さ調整機能を活用し、快適なプレイポジションを維持しています。また、Sonor 600シリーズのスネアスタンドは振動を抑える構造で、クリアな音色を引き出すために重要な役割を果たしています。ラックに関しては、Gibraltar Rack Systemを部分的に導入し、複雑なセッティングでも安定した配置を実現しています。

使用ペダル・ハードウェア機材表【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
DW 5000 Series DW Kansas(カンサス) Phil Ehart キックペダル パワフルな演奏スタイルに対応 検索 検索 検索 検索 検索
TAMA Iron Cobra TAMA Kansas(カンサス) Phil Ehart キックペダル ライブでの高い耐久性 検索 検索 検索 検索 検索
Ludwig Atlas Pro Ludwig Kansas(カンサス) Phil Ehart ハイハットスタンド 安定した演奏感 検索 検索 検索 検索 検索
Sonor 600 Series Sonor Kansas(カンサス) Phil Ehart スネアスタンド 頑丈な構造で振動を抑制 検索 検索 検索 検索 検索
Gibraltar Rack System Gibraltar Kansas(カンサス) Phil Ehart ラック カスタマイズ性が高い 検索 検索 検索 検索 検索
Pearl H2000 Pearl Kansas(カンサス) Phil Ehart ハイハットスタンド 精密なフットボードコントロール 検索 検索 検索 検索 検索
DW 9000 Series DW Kansas(カンサス) Phil Ehart シンバルスタンド 重量級シンバル対応 検索 検索 検索 検索 検索
Roc-N-Soc Nitro Roc-N-Soc Kansas(カンサス) Phil Ehart ドラムスローン 高さ調整が容易 検索 検索 検索 検索 検索

使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

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プログレッシブ・ロックバンド「Kansas」のPhil Ehartは、DWの5000シリーズキックペダルを愛用しています。彼の力強いドラミングスタイルに対応するパワフルな反応性と耐久性を重視して選んでいます。また、TAMAのIron Cobraも彼のセットアップに見られ、特にライブパフォーマンス時の信頼性の高さから重宝しています。

シンバルワークが特徴的なEhartは、Ludwig Atlas Proハイハットスタンドを使用し、複雑なフレーズでも安定した演奏感を得ています。また、DWの9000シリーズシンバルスタンドは重量のあるシンバルでも安定して支えることができ、Pearl H2000ハイハットスタンドは足元のコントロール性に優れています。

Ehartは長時間におよぶKansasのライブパフォーマンスにおいて、Roc-N-Soc Nitroドラムスローンの高さ調整機能を活用し、快適なプレイポジションを維持しています。また、Sonor 600シリーズのスネアスタンドは振動を抑える構造で、クリアな音色を引き出すために重要な役割を果たしています。ラックに関しては、Gibraltar Rack Systemを部分的に導入し、複雑なセッティングでも安定した配置を実現しています。

チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

フィル・イハートはKansasのプログレッシブなサウンドを支えるドラマーとして、特徴的なチューニングを採用しています。バスドラムは打面を比較的緩めに調整し、裏面は打面より少しタイトに張ることで、低域のパンチと中域の輪郭を両立させています。タムは70年代のアルバムでは高めのピッチでオープンチューニングを好み、「Leftoverture」や「Point of Know Return」では、特にフロアタムの豊かな残響が印象的です。また、スネアには適度にムーンジェルを1〜2箇所配置し、不要な倍音をコントロールしながらもアタック感を損なわないよう工夫しています。

ミックス処理においては、バスドラムは60〜80Hzの低域を+3dB程度ブーストし、4kHz付近を若干持ち上げてアタック感を強調。スネアドラムは200Hz周辺をカットして箱鳴りを抑え、3〜5kHz帯域を強調してクラック感を引き立てています。オーバーヘッドマイクは12kHz以上に若干のプレゼンスブーストを加え、シンバルの輝きを引き出す一方、300〜500Hz帯域を-2dB程度カットし、中域の濁りを除去。「Dust in the Wind」などの繊細な楽曲では、ゲートの設定を緩やかにしてナチュラルな減衰を活かしています。

スタジオレコーディングとライブパフォーマンスでは異なるアプローチを取り、スタジオではルームマイクを効果的に使用して空間の広がりを表現する一方、ライブではより直接的なアタック感を重視します。特に「Carry On Wayward Son」のようなダイナミックな楽曲では、ライブではバスドラムとスネアのアタックを強調し、タムフィルの明瞭さを保つために残響を抑制。70年代後半の録音ではルームアンビエンスを活かした自然な響きを大切にする一方、ライブではよりパンチの効いたドライなサウンドで、バンドの複雑なアレンジメントの中でもドラムパートの存在感を確保しています。

比較的安価に音を近づける機材【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

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Phil Ehartがカンサスで奏でる壮大なプログレッシブロックのドラムサウンドは、主にDW DrumsやLudwigのキットから生み出されています。比較的手頃な予算でこの音に近づくには、メイプルシェルのミドルレンジのキットがおすすめです。特にDW Drumsの音色特性を持つPDPブランドや、Ludwigの入門〜中級モデルでメイプルまたはバーチ素材のものを選ぶと、あの力強くも繊細なサウンドに近づけるでしょう。

スネアドラムについては、彼がSlingerlandやLudwigのスネアを使用していた時期もあり、これらのブランドの中古品を探すのも一案です。Ehartのようなダイナミックレンジの広いプレイには、14インチのメイプルスネアが適しており、特にDW Classicsシリーズに近い音色の中級モデルなら予算内で十分な表現力を得られます。シンバルはミディアムウェイトのものを選び、クリアでパワフルな音色を目指しましょう。

ペダル選びも重要で、Phil Ehartの正確なキック演奏を再現するには安定したペダルが必須です。DW DrumのペダルはBeatmaster風のシンプルで反応の良いモデルでも代用可能です。全体として、Collector’s Seriesの特徴である明瞭なアタックとサスティンを意識した調整を行い、70年代Kansasの壮大な楽曲に合うようなオープンチューニングを心がけると良いでしょう。

比較的安価に音を近づける機材表【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

種類 機材名 メーカー アーティスト ドラマー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
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ドラムセット Tama Starclassic TAMA Kansas(カンサス) Phil Ehart フィル・イハートが使用するTAMA系。中高音域の明瞭さが特徴的な10万台のセット。 検索 検索 検索 検索 検索
スネア Ludwig Supraphonic Ludwig Kansas(カンサス) Phil Ehart 70年代プログレに多用された金属スネア。シャープで芯のある8万円台の定番機材。 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル Zildjian A Custom Zildjian Kansas(カンサス) Phil Ehart 明るく洗練された音色。プログレロックに最適な3〜5万円台の主力シリーズ。 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル Paiste 2002 Paiste Kansas(カンサス) Phil Ehart フィルが好むブライトな音色。ロック向けの明瞭なサウンドが特徴の中価格帯モデル。 検索 検索 検索 検索 検索
ペダル DW 5000 DW Kansas(カンサス) Phil Ehart カンサス時代の楽曲に必要な正確さを実現。安定性と耐久性に優れた3万円前後の定番。 検索 検索 検索 検索 検索
スティック Vic Firth 5B Vic Firth Kansas(カンサス) Phil Ehart 中太めで力強いプレイに適した長さと重量バランス。7000〜8000円程度で購入可能。 検索 検索 検索 検索 検索
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ライブセットアップについて【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

Phil Ehartは、カンサスのライブステージでは通常、バンドの中心やや後方に配置されることが多い。彼の大型ドラムセットは、ステージ後方中央に据えられ、バイオリニストのRobby SteinhardtやキーボーディストのSteve Walshとの視線が合うよう配置される傾向がある。これにより、複雑なプログレッシブ・ロックの楽曲で必要とされる高度なアンサンブル連携が可能になっている。

マイキングについては、Ehartのセットには各ドラムに個別マイクが設置されるほか、オーバーヘッドマイクも複数使用される。特にスネアドラムとバスドラムには高品質なマイクが用いられ、彼の繊細かつパワフルなプレイを正確に捉えている。70年代と比較して、近年のライブではよりクリアなサウンドを目指し、マイク位置やPAシステムの調整にも細心の注意が払われている。

代表的なライブ映像としては「Live at the Whisky」(1992年)や近年の「Device, Voice, Drum」ツアーの映像が挙げられる。特に「Dust in the Wind」や「Carry On Wayward Son」演奏時の映像では、複雑なリズムパターンを維持しながらバンドを統率するEhartの姿が印象的。奇数拍子や変拍子を多用する「Point of Know Return」では、彼の正確なタイミングキープとダイナミックレンジの広いプレイが見どころとなっている。

総括まとめ【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

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Phil Ehartはプログレッシブ・ロックバンド「Kansas」の創設メンバーであり、唯一全アルバムに参加している中核的存在だ。彼のドラミングの特徴は正確なテクニック、複雑な拍子感覚、そして楽曲構造を支える堅実なリズムワークにある。「Carry On Wayward Son」や「Dust in the Wind」などの名曲で、彼は技巧的な演奏と曲想に合わせた繊細な表現を両立させている。

再現するポイントは、やや高めにチューニングされた明瞭なスネアサウンド、タイトに調整されたタムタム、そして輪郭のはっきりとしたシンバルワークだ。1970年代のLudwigキットを愛用していたが、そのサウンドの本質は機材よりも彼の正確なスティックコントロールと繊細なダイナミクスにある。

Ehartは機材に依存せず、どんな状況でも安定した演奏を提供するプロフェッショナリズムを貫いている。複雑な構成が多いKansasの楽曲において、彼のドラミングは華美な技術誇示ではなく、常に音楽全体の流れを支える土台としての役割に徹している。それこそが50年以上にわたってバンドの屋台骨を支えてきた彼の真価である。

本記事参照サイト【Kansas(カンサス)・Phil Ehart】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

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