- 【Paul Wertico】Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) 始めに
- 使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
- 使用スネアドラムの種類と特徴【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
- 使用シンバルの構成と種類と特徴【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
- 使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
- 使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
- チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
- 比較的安価に音を近づける機材【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
- ライブセットアップについて【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
- 総括まとめ【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
- 本記事参照サイト【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
【Paul Wertico】Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) 始めに
Paul Werticoは、Pat Metheny Groupの黄金期を支えた名ドラマーとして知られています。1983年から2001年までの約18年間、グループに在籍し、7度のグラミー賞受賞に貢献しました。緻密なタイム感覚と繊細なダイナミクスコントロールを持ち、ジャズとロックの要素を融合させた独自のスタイルが特徴的です。
Werticoのプレイは、Pat Metheny Groupの複雑なリズムアレンジメントの中で、流動的かつ表現力豊かな演奏を披露します。特に「Last Train Home」や「Have You Heard」などの代表曲では、メロディを邪魔することなく、絶妙なバックビートとニュアンスに富んだブラシワークで楽曲を支えています。彼のプレイは技術的な面だけでなく、音楽性と感性の高さも評価されています。
Pat Metheny Groupの音楽性は、ジャズをベースにしながらも、ラテン、フォーク、プログレッシブロックなど様々な要素を取り入れた先進的なサウンドスケープが特徴です。Werticoは、その複雑な楽曲構造の中で、時にパワフルに、時に繊細に、常に音楽に寄り添うドラミングで、グループのサウンドに不可欠な要素として貢献しました。
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使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】

Paul Werticoは、Pat Metheny Groupでの活動において、主にDW Collector’s Seriesを愛用していました。22×18インチのバスドラム、10×8/12×9インチのタムタム、14×14/16×16インチのフロアタムというメイプル素材の構成で、グループのサウンドに欠かせない存在でした。 また、スタジオレコーディングではYamaha Recording Customを使用することも多く、バーチ材の22×16インチバスドラム、10×8/12×8インチタム、14×14/16×16インチフロアタムの構成でより繊細なサウンドを追求していました。時にはGretsch USA Customも活用し、メイプル素材ならではの温かみのある音色でジャズフュージョンならではの表現力を発揮していました。 ライブパフォーマンスではDW Classic SeriesやLudwig Classic Mapleも使い分け、演奏環境や楽曲の雰囲気に合わせて選択していました。特にLudwigは22×16インチバスドラム、12×8インチタム、14×14/16×16インチフロアタムの伝統的なジャズロック向け設定で、Metheny Groupの多彩な音楽性に対応する柔軟なドラミングをサポートしていました。
使用ドラムセット(シェル)機材表【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | サイズ構成 | 材質 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DW Collector’s Series | DW | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 22×18/10×8/12×9/14×14/16×16 | メイプル | PAT METHENY GROUPでの主要使用機材 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| DW Classic Series | DW | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 22×16/10×8/12×9/14×14/16×16 | メイプル | クラシックなサウンドを持つモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Yamaha Recording Custom | Yamaha | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 22×16/10×8/12×8/14×14/16×16 | バーチ | レコーディング用に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Gretsch USA Custom | Gretsch | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 22×16/10×7/12×8/14×14/16×16 | メイプル | ジャズサウンドに適した温かみある音色 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ludwig Classic Maple | Ludwig | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 22×16/12×8/14×14/16×16 | メイプル | 伝統的なジャズロック向けの設定 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スネアドラムの種類と特徴【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】

Paul Werticoは、Pat Metheny Groupでの活動において複数のスネアドラムを使い分けていました。メインスネアとして愛用していたDW Collector’s Seriesは、メイプル材の14×5.5インチでコーテッドヘッドと20本のスナッピーを組み合わせ、温かみのあるアタックと抜けの良いサウンドを実現。また、Brady Jarrahのジャラ材14×6.5インチモデルは硬質なオーストラリア産木材によって明瞭度の高い音色が特徴で、カスタムスナッピーとの組み合わせで独特の倍音が生まれています。
録音スタジオでは主にYamaha Recording Customのバーチ14×5.5インチを使用し、コーテッドヘッドと20本スナッピーによる繊細なニュアンスの表現に優れていました。一方、温かみのある音色が求められる場面ではYamaha Maple Custom(メイプル14×6インチ)にアンバサダーヘッドを組み合わせ、よりオープンなサスティンを引き出していたようです。GMS Grand Master Seriesのメイプル14×5インチモデルは、特にジャズセッション時に重宝されていました。
単板構造のCraviotto Solid Shellメイプル14×5.5インチは、レモヘッドとカスタムスナッピーを組み合わせることで豊かな倍音とサスティンを生み出し、繊細な表現が可能でした。ライブ演奏においては、Pearl Reference Pureのメイプル14×5インチにコーテッドヘッドと20本スナッピーを組み合わせ、パンチのある明瞭なアタック音とジャズからフュージョンまで幅広いダイナミクスレンジをカバーする汎用性の高い音作りをしていました。
使用スネアドラム機材表【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 材質/サイズ | ヘッド/スナッピー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DW Collector’s Series | DW | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | メイプル 14×5.5 | コーテッド/20本 | Pat Metheny Group時代のメインスネア | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Brady Jarrah | Brady | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | ジャラ 14×6.5 | コーテッド/カスタム | オーストラリア産の硬質木材 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Yamaha Recording Custom | Yamaha | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | バーチ 14×5.5 | コーテッド/20本 | 録音スタジオでの使用が多い | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Yamaha Maple Custom | Yamaha | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | メイプル 14×6 | アンバサダー/カスタム | 温かみのある音色 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| GMS Grand Master Series | GMS | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | メイプル 14×5 | コーテッド/カスタム | ジャズセッション用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Craviotto Solid Shell | Craviotto | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | メイプル 14×5.5 | レモ/カスタム | 単板構造で豊かな倍音 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Pearl Reference Pure | Pearl | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | メイプル 14×5 | コーテッド/20本 | ライブ演奏でのパンチ感 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用シンバルの構成と種類と特徴【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】

Pat Metheny Groupのドラマー、Paul Werticoは洗練されたジャズフュージョンを表現するため、Zildjian社のシンバルを中心に構成しています。基本セットアップには、スイッシュな音色が特徴的な14″のK Zildjianハイハットと、温かみのあるピンポイントな音色を持つ20″のK Zildjianライドが使用されています。これにK Custom 16″とK Custom Dark 18″のクラッシュを組み合わせ、暖かく落ち着いた音色パレットを形成しています。
アクセント用としてA Custom 10″スプラッシュの明るい音色を活用し、効果音にはダークでドライな響きの18″K Chinaを配置。さらに複雑な倍音構造で表現力の高い22″のK Constantinopleライドも特別なフレーズで使用しています。特にK系シンバルの温かみのある音色は、メセニーの繊細なギアフレーズとの相性が非常に良いでしょう。
Werticoのセットアップで注目すべきは、KシリーズとA Customシリーズの使い分けです。ジャズ向きの暖かみのあるK/K Customシリーズを基本としながら、アクセントが必要な部分ではA Customの16″クラッシュのような明るく切れのある音色を取り入れています。この絶妙な組み合わせにより、Pat Metheny Groupの広がりのあるサウンドスケープを支える多様な音色表現を実現しています。
使用シンバル機材表【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
| 種類 | モデル名 | ブランド | アーティスト | ドラマー | 口径 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Hi-hat | K | Zildjian | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 14″ | スイッシュな音色で軽快なプレイに | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | K Custom | Zildjian | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 16″ | 暖かみのある倍音でジャズ向き | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | K Custom Dark | Zildjian | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 18″ | 落ち着いた低めの音色 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ride | K | Zildjian | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 20″ | 温かみのあるピンポイントな音色 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Splash | A Custom | Zildjian | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 10″ | アクセント用の明るい音色 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| China | K | Zildjian | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 18″ | ダークでドライな効果音 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ride | K Constantinople | Zildjian | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 22″ | 複雑な倍音構造で表現力高い | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | A Custom | Zildjian | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 16″ | 明るく切れのある音色 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】

Pat Metheny Groupで活躍したPaul Werticoは、演奏スタイルに合わせた確かな機材選定で知られています。特にDW 5000キックペダルは彼の長年のメインペダルとして、ジャズからフュージョンまで幅広いダイナミクスを表現できる踏み心地の良さが特徴です。同じくDWの5000シリーズのハイハットスタンドも採用し、複雑なリズムパターンでも安定した演奏をサポートしています。
タム周りではPureCussionのRIMS Mounting Systemを使用することで、シェルの共鳴を最大限に引き出し、豊かな音色を実現しています。これはPatのアコースティックな楽曲でも繊細な音の表現を可能にしました。シンバルスタンドはDW Hardware 5000 Seriesを採用し、激しい演奏でもブレない安定感を確保しています。
長時間のライブやレコーディングでの快適さを追求し、ドラムスローンにはRoc-N-SocやTAMA 1st Chairを使用。また、GibraltarのスネアスタンドやYamahaのDrum Rack Systemもセットアップに取り入れ、ツアーでの堅牢性と柔軟なポジショニングを実現しています。これらのハードウェア選定がWerticoの多彩な演奏表現を支えています。
使用ペダル・ハードウェア機材表【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DW 5000 | DW | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | キックペダル | 長年愛用のメインキックペダル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| DW 5000 | DW | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | ハイハットスタンド | 安定感のあるプロ仕様モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| RIMS Mounting System | PureCussion | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | タムホルダー | 共鳴を最大限に活かすマウントシステム | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Roc-N-Soc | Roc-N-Soc | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | ドラムスローン | 人間工学に基づいた快適な座面 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Hardware 5000 Series | DW | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | シンバルスタンド | 頑丈な作りで安定性が高い | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| TAMA 1st Chair | TAMA | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | ドラムスローン | 長時間演奏でも疲れにくい設計 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Gibraltar Hardware | Gibraltar | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | スネアスタンド | 様々な調整が可能な多機能モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Drum Rack System | Yamaha | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | ラック | ツアーでの使用に耐える堅牢性 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】

Pat Metheny Groupで活躍したPaul Werticoは、演奏スタイルに合わせた確かな機材選定で知られています。特にDW 5000キックペダルは彼の長年のメインペダルとして、ジャズからフュージョンまで幅広いダイナミクスを表現できる踏み心地の良さが特徴です。同じくDWの5000シリーズのハイハットスタンドも採用し、複雑なリズムパターンでも安定した演奏をサポートしています。
タム周りではPureCussionのRIMS Mounting Systemを使用することで、シェルの共鳴を最大限に引き出し、豊かな音色を実現しています。これはPatのアコースティックな楽曲でも繊細な音の表現を可能にしました。シンバルスタンドはDW Hardware 5000 Seriesを採用し、激しい演奏でもブレない安定感を確保しています。
長時間のライブやレコーディングでの快適さを追求し、ドラムスローンにはRoc-N-SocやTAMA 1st Chairを使用。また、GibraltarのスネアスタンドやYamahaのDrum Rack Systemもセットアップに取り入れ、ツアーでの堅牢性と柔軟なポジショニングを実現しています。これらのハードウェア選定がWerticoの多彩な演奏表現を支えています。
チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
Paul Werticoのドラムサウンドは、Pat Metheny Groupのジャズフュージョンサウンドに欠かせない要素でした。彼はスネアの打面を中程度に張り、裏面はやや緩めにすることで、暖かみのある音色と鋭いアタックのバランスを実現。キックドラムには最小限のミュートを施し、ジャズらしい響きを残しつつ、ムーンジェルをトムに適量配置して不要な倍音を抑制。これにより、メセニーの繊細なギターフレーズと共鳴する空間的な広がりを持つドラムサウンドを生み出しました。
ミックス処理においては、スネアに200-400Hz帯を+2dB程度ブーストし、2-3kHz付近を少し持ち上げてアタック感を強調。キックは60-80Hzの低域をしっかり残しつつ、400Hz周辺をカットすることでマッドネスを軽減。軽めのコンプレッション(2:1〜3:1程度)とスレッショルドを高めに設定したゲートで、ジャズの表現力を損なわないダイナミクスコントロールを実現。定位は広めのステレオイメージで、ライドシンバルは右側に、ハイハットは左側に配置する傾向がありました。
レコーディングとライブでは明確な使い分けがあり、スタジオワークでは繊細なマイキングとブラシワークの表現力を重視。特に「Still Life (Talking)」などの作品では、ルームマイクを効果的に使用して空間の広がりを表現しました。対照的にライブでは、やや強めのアタック重視のチューニングで、スネアは少し高めに張り、より明瞭なサウンドを追求。ライブ環境での混線を避けるため、250-500Hz帯域を若干カットし、2-5kHzを強調することで、メセニーのギターとの周波数バッティングを防ぎつつ、ドラムの存在感を確保していました。
比較的安価に音を近づける機材【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】

Paul Werticoのサウンドを手頃な価格で再現するなら、まずはYamaha Recording Customの特徴を理解することが重要です。Yamahaのバーチシェルは明瞭なアタックと温かみのある中音域を併せ持ち、Pat Metheny Groupで彼が表現した繊細なダイナミクスを実現しています。入門機であっても同様のシェル構成(22×16/10×8/12×8/14×14)を選ぶことで、基本的な音色の特徴を捉えることができるでしょう。
ジャズロックの要素が強いPat Metheny Groupの音楽では、Ludwig Classic Mapleのような明るく開放的な音色も参考になります。Paul WerticoはDW Collector’s Seriesも使用していましたが、予算を抑えるならDW Classic Seriesの特徴である伝統的なウォームサウンドを持つドラムセットが良い選択肢となります。メイプルシェルのキックドラムとタムの組み合わせは、彼のフレージングの表現力を支える土台となるでしょう。
最も手頃なアプローチとしては、Gretsch USA Customの特徴である温かみのある音色を目指せる中級モデルを選ぶことです。Paul Werticoのセッティングでは22インチのバスドラムと10、12インチのタムを基本としていたため、同様の構成を意識すると良いでしょう。シンバルはアタックが控えめで倍音が豊かなものを選び、フットワークが重要な彼のプレイスタイルを表現するためには、レスポンスの良いペダルを優先することをお勧めします。
比較的安価に音を近づける機材表【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
| 種類 | 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BEGIN_ROWS | undefined | undefined | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| ドラムセット | Stage Custom Birch | YAMAHA | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | ジャズフュージョンに適した中価格帯モデル。温かみのある音色を再現できる。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スネア | Recording Custom | YAMAHA | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | パワフルでありながら繊細な表現が可能なスネア。ジャズフュージョンに最適。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | K Custom Dark Ride | Zildjian | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | ダークでウォームな音色。メセニーグループの空間的サウンドに合う。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | K Custom Hybrid HiHat | Zildjian | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | クリアさとダークさのバランスが取れた音色で表現力が高い。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スティック | American Classic 5A | Vic Firth | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | バランスの良い重量と長さで、ジャズからロックまで対応可能。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ペダル | Iron Cobra 600 | TAMA | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | スムーズな踏み心地とレスポンスでWertico風のダイナミクスを表現。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スローン | Hydraulic Throne | ROC-N-SOC | Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ) | Paul Wertico | 長時間演奏でも疲れにくく、安定性に優れたスタンダードモデル。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
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ライブセットアップについて【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
Paul Werticoは1983年から2001年までPat Metheny Groupのドラマーとして活躍し、独自のステージセットアップを構築していました。ライブでは通常、バンドの左側(観客から見て右側)に配置され、Pat Methenyと視線を交わせる位置関係を保ちながらも、リズムセクションのLyle Maysやベーシストとも連携しやすい位置どりが特徴的でした。マイキングは全体的にオーバーヘッドマイクを重視し、繊細なシンバルワークとタムのヌケを両立させる配置が多く見られます。
彼のドラムセットには特徴的なチューニングが施され、ジャズの伝統的なアプローチとロック的なパワーを融合させた音作りがなされていました。マイク配置もこの特性を活かすため、スネアには2本のマイクを使用することが多く、キックドラムには深みと明瞭さを両立させるためのマイキング技術が用いられていました。特にWerticoの複雑なタイムキーピングとダイナミクスの変化を捉えるため、シンバルへの個別マイキングも重視されていました。
代表的なライブ映像「More Travels」や「We Live Here Live」では、Werticoの繊細かつダイナミックなプレイスタイルを間近で見ることができます。特に「The Road to You」のライブ録音では、彼の多彩な表現力とグループ内での息の合ったインタープレイが顕著です。Werticoのパフォーマンスの見どころは、複雑なリズムパターンを維持しながらもバンドのエネルギーに合わせて柔軟に変化させる即興性と、Pat Methenyのギターソロに対する反応の速さと適切さにあります。
総括まとめ【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】

Paul Werticoは1983年から2001年までPat Metheny Groupのドラマーとして活躍し、グループのサウンドに大きく貢献した。彼のプレイスタイルはダイナミックレンジの広さと繊細なニュアンス表現が特徴で、ジャズとラテン、ロックを融合した独自のアプローチで知られている。
音作りの核はブラジリアン・リズムとジャズの融合にあり、特にシンバルワークの透明感とスネアの抜けの良さがPMGサウンドの要素となった。中南米のリズム感を取り入れながらも、グループのフュージョンサウンドに調和する柔軟性を持ち合わせていた点が再現の鍵となる。
Werticoの魅力は特定の機材への依存ではなく、多様なリズムへの対応力と音楽性にある。彼は楽曲の世界観を表現するために様々なアプローチを柔軟に使い分け、Pat Methenyの音楽ビジョンを理解しながらも自身のクリエイティビティを発揮した点に本質がある。
本記事参照サイト【Pat Metheny Group(パット・メセニー・グループ)・Paul Wertico】
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