- 【Kenney Jones】The Faces(ザ・フェイセズ) 始めに
- 使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
- 使用スネアドラムの種類と特徴【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
- 使用シンバルの構成と種類と特徴【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
- 使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
- 使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
- チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
- 比較的安価に音を近づける機材【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
- ライブセットアップについて【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
- 総括まとめ【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
- 本記事参照サイト【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
【Kenney Jones】The Faces(ザ・フェイセズ) 始めに
Kenney Jonesは、まずSmall Facesのオリジナルドラマーとして活躍した後、The Facesに在籍した精確なプレイが特徴のドラマーです。彼のドラミングは派手さよりも楽曲の基盤を支える堅実さが持ち味であり、メンバーのロッド・スチュワートやロニー・レーンといった個性的なミュージシャンの演奏を引き立てる役割を果たしました。
The Facesはブリティッシュ・ブルースロックとパブロックを融合させたラフで泥臭いサウンドが特徴のバンドで、Jones自身もそのグルーヴ感に貢献しています。「Stay With Me」「Ooh La La」といった代表曲では、シンプルかつタイトなビートでバンドサウンドを支えながらも、時にスウィング感を加えた柔軟なプレイで楽曲に彩りを与えました。
キース・ムーンの後任としてThe Whoに加入する前のJonesは、The Facesでは粗削りながらも情熱的なバンドのエネルギーを的確にコントロールし、イギリスロックの黄金期を支えた名ドラマーとして高い評価を得ています。彼の職人気質なアプローチは、後のロックドラマーにも影響を与え続けています。
YouTubeでKenney Jonesのプレイをチェック → こちら
使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】

ケニー・ジョーンズはスモール・フェイセズ時代にLudwig Hollywoodを愛用し、マホガニー/ポプラシェルの温かみのある音色が初期の作品に特徴を与えた。その後、ザ・フェイセズに移行するとLudwig Super Classicをメインキットとして採用。22インチのバスドラムに12、14、16インチのタムを組み合わせたメイプルシェルのセットアップで、よりパワフルかつ明るいサウンドを追求した。
レコーディングでは一貫してLudwig Black Beautyスネアを愛用し、その力強いアタックと豊かな倍音がバンドサウンドの要となった。また、Premier Eliteキットはロッド・スチュワートとのツアーで使用され、Premier特有の芯のあるサウンドが好評を博した。初期キャリアではTrixon Luxusのバーチシェルも使用しており、ヨーロピアンテイストのドライな音色を活かしていた。
70年代後半のソロワークではPremier 2000を使い、特に24インチの大口径バスドラムと多数のタムを駆使した壮大なサウンドスケープを展開。一方、実験的な時期にはFibes Crystalのアクリルドラムも採用し、クリアで抜けの良いサウンドで観客を魅了した。彼の多彩なキット選択は、時代やプロジェクトに合わせた音作りへの探究心の表れといえる。
使用ドラムセット(シェル)機材表【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | サイズ構成 | 材質 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Ludwig Super Classic | Ludwig | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 22×14/12×8/14×14/16×16 | メイプル | ザ・フェイセズ時代のメインキット | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Premier Elite | Premier | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 22×14/13×9/16×16 | メイプル | ロッド・スチュワートとのツアーで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ludwig Hollywood | Ludwig | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 20×14/12×8/14×14 | マホガニー/ポプラ | スモール・フェイセズ時代に愛用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ludwig Black Beauty | Ludwig | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 14×5 | ブラス | メインスネアとして多くのレコーディングで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Trixon Luxus | Trixon | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 22×14/13×9/16×16 | バーチ | 初期キャリアで使用したヴィンテージドラム | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Premier 2000 | Premier | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 24×14/13×9/14×14/16×16/18×16 | メイプル | 70年代後半のソロワークで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Fibes Crystal | Fibes | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 22×14/13×9/16×16 | アクリル | 一時期のライブパフォーマンスで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スネアドラムの種類と特徴【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】

Kenney Jonesが The Faces 時代に使用していたスネアドラムの中心は、Small Faces時代から愛用していたPremier 2000(メイプル製14×6.5)でした。メイプル材のウォームな響きと深めのシェルによるロック向けのパワフルなサウンドが特徴で、リモPEヘッドと30本スナッピーの組み合わせにより明瞭なアタックと程よいサスティンを実現していました。
The Who加入後はLudwig Supraphonic(アルミ製14×6.5)を主に使用し、コーテッドヘッドと20本スナッピーによる明るく抜けの良いサウンドを好んでいました。また、Rod Stewartとの1973年ライブではLudwig Black Beauty(ブラス製14×5.5)も使用し、ブラス特有の豊かな倍音とコーテッドヘッド/スプラルスナッピーの組み合わせで太く芯のあるサウンドを生み出していました。
現在のツアーではYamaha Custom Maple(メイプル製14×5.5)を中心に使用しており、クラシックな木製の温かみとアタックのバランスを重視しています。また、Brady Jarrahはオーストラリア産の希少な木材を使った特殊なスネアで、TAMA Starphonic(ブラス製14×6)は後期The Who時代に使用していた42本スナッピーによる高い明瞭度が特徴的なモデルです。
使用スネアドラム機材表【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 材質/サイズ | ヘッド/スナッピー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Black Beauty | Ludwig | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | ブラス 14×5.5 | コーテッド/スプラル | 1973年のRods Stewartライブで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Supraphonic | Ludwig | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | アルミ 14×6.5 | コーテッド/20本 | The Who在籍中の愛機 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Brady Jarrah | Brady Drums | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | ジャラ 14×5.5 | エバンスG1/ピュアサウンド | オーストラリア産の希少な木材 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Premier 2000 | Premier | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | メイプル 14×6.5 | リモPE/30本 | Small Faces時代からの愛機 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Custom Maple | Yamaha | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | メイプル 14×5.5 | コーテッド/カスタム | 現在のツアーで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Starphonic | TAMA | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | ブラス 14×6 | アンバサダー/42本 | The Who参加後期に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用シンバルの構成と種類と特徴【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】

ザ・フェイセズのドラマー、Kenney Jonesは主にPaisteシンバルを愛用していました。基本セットアップとして、14″のPaiste 602ハイハットを使用し、そのクリアでシャープな音色はバンドのルーツロックサウンドを下支えしていました。クラッシュシンバルは明るく鋭いアタックが特徴の16″Paiste 2002と、よりパワフルで存在感のある18″Paiste 2002を組み合わせて使用していました。
ライドシンバルには20″のPaiste Formula 602を選び、ジャズライドのようなクリアな定義を持つ音色でグルーヴを形成していました。アクセント用には素早い効果音を生み出す10″Paiste 602スプラッシュを配置し、特殊効果として18″Paiste 2002チャイナを取り入れ、トラッシュな効果音で楽曲に彩りを加えていました。
これらのPaiste製シンバルと、16″Premier フロアタムおよび14″x5.5″Premierスネアドラムの組み合わせは、Kenney Jonesの特徴的なサウンドを形作っていました。特にPremierスネアのクラシックなサウンドと、Paiste 2002シリーズの明るく力強い音色は、ザ・フェイセズの音楽性と完璧にマッチし、1970年代を代表するロックバンドとしての地位を確立する一因となりました。
使用シンバル機材表【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
| 種類 | モデル名 | ブランド | アーティスト | ドラマー | 口径 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Hi-hat | Paiste 602 | Paiste | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 14″ | クリアでシャープな音色 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | Paiste 2002 | Paiste | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 16″ | 明るく鋭いアタック | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | Paiste 2002 | Paiste | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 18″ | パワフルで存在感のある音色 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ride | Paiste Formula 602 | Paiste | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 20″ | ジャズライドのようなクリアな定義 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Splash | Paiste 602 | Paiste | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 10″ | 素早いアクセント用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| China | Paiste 2002 | Paiste | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 18″ | トラッシュな効果音に | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Floor Tom | Premier | Premier | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 16″ | バンドのルーツロック感を強調 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Snare Drum | Premier | Premier | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 14″x5.5″ | クラシックなスネアサウンド | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】

Kenney Jonesは、The Small FacesおよびThe Facesでの活動において、多彩なハードウェア構成を選択していました。キックペダルとしては、初期のレコーディングでLudwigの「Speed King」を愛用し、その直接的なレスポンスとスムーズな踏み心地でリズムの正確性を確保していました。また、Premier製のハイハットスタンドを使用し、Premier Tonal Qualityドラムキットとの相性を重視したセットアップを構築していました。
スネアスタンドにはLudwigのヴィンテージモデルを選び、シンバルスタンドもLudwigのクラシックなデザインを採用していました。これらは1960年代のヴィンテージLudwigキットと組み合わせることで、当時の英国ロックサウンドの基礎となる安定性をもたらしていました。タムホルダーはPremier Tonal Qualityキット用のPremier製を使用し、セットの統一感と構造的安定性を確保していました。
ステージ上では、Rogers製のドラムスローンを1960年代のツアーで使用しており、長時間の演奏にも対応できる快適さを重視していました。Jonesは複雑なラックシステムには頼らず、伝統的なスタンド構成で、The Facesの時代においては特にGretsch Custom Kitとともに彼独自のセットアップを確立。このミニマルながらも確実性の高いハードウェア選択が、彼の力強くタイトなプレイスタイルを支えていました。
使用ペダル・ハードウェア機材表【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Vintage 1960s Ludwig Kit | Ludwig | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | ドラムセット | The Small FacesおよびThe Faces時代に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Premier Tonal Quality | Premier | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | ドラムキット | 英国製ドラムセット | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Gretsch Custom Kit | Gretsch | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | ドラムキット | 1970年代に使用したカスタムセット | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ludwig Speed King | Ludwig | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | キックペダル | 初期のレコーディングで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Hi-Hat Stand | Premier | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | ハイハットスタンド | Premierドラムキットとのセットで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Snare Stand | Ludwig | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | スネアスタンド | ヴィンテージモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Cymbal Stands | Ludwig | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | シンバルスタンド | クラシックなデザイン | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Tom Holders | Premier | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | タムホルダー | Premier Tonal Qualityキット用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Drum Throne | Rogers | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | ドラムスローン | 1960年代のツアーで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】

Kenney Jonesは、The Small FacesからThe Faces時代にかけて、主に英国製のハードウェアを愛用していました。特に初期のレコーディングで使用していたLudwig Speed Kingキックペダルは、当時としては反応の良さとスピード感が特徴的でした。彼のプレイスタイルに合わせた踏み心地の良さから選ばれており、The Facesのエネルギッシュな楽曲でその真価を発揮しました。
Premier製のハイハットスタンドはPremier Tonal Qualityドラムキットと組み合わせて使用され、その安定性は激しいライブパフォーマンスでも揺るがない信頼性を提供しました。Ludwigのシンバルスタンドやスネアスタンドはヴィンテージモデルながら堅牢な作りで、クラシックなデザインが特徴的でした。また、Premier製のタムホルダーはTonal Qualityキット専用に設計され、音色を損なわない取り付け方法が採用されていました。
Rogers製のドラムスローンは1960年代のツアーで使用され、長時間のパフォーマンスでも快適さを維持できる設計でした。Jonesは複雑なラックシステムは使わず、伝統的なスタンド配置を好み、必要最小限のハードウェアでシンプルかつ機能的なセットアップを維持していました。この時代のハードウェア選定は、彼の実用的なアプローチと音楽性を反映したものでした。
チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
Kenney Jonesは、The Facesでのパワフルなドラミングで知られ、独自のチューニングアプローチを持っていました。彼はスネアの打面を比較的高めに張り、クリアなアタックを確保。裏面はやや緩めに調整し、1970年代のロックサウンドに不可欠な芯のある響きを実現していました。特筆すべきはタムへのアプローチで、録音時には不要な倍音を抑えるために細めのテープを部分的に貼り、ライブではより自然な鳴りを重視していました。
サウンドメイクにおいて、The Facesのレコーディングではスネアに80-120Hzを若干持ち上げ、2-3kHzをブーストしてアタック感を強調。キックには60Hz周辺の低域と4kHz付近のアタック成分を強調する処理が施されていました。さらにオーバーヘッドマイクでは10-12kHzをわずかに持ち上げ、シンバルの艶やかさを引き出す工夫がされていました。コンプレッションは比較的控えめに設定され、ドラムの自然なダイナミクスを活かしています。
Jonesはレコーディングとライブで異なるアプローチを取り、スタジオではルームマイクを効果的に使い、アンビエンスを重視。一方、ライブではより直接的なアタック感を優先し、400-800Hzをわずかにカットしてミッドレンジの混濁を避けていました。The Facesの代表曲「Stay With Me」などでは、キックとスネアの定位を中央にしっかり固定し、ハイハットとシンバルを左右に広げる配置で、バンドの躍動感あるサウンドの土台を形成していました。
比較的安価に音を近づける機材【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】

ザ・フェイセズ時代のKenney Jonesのサウンドを手頃な価格で再現するなら、まずはLudwigのメイプルキットがベースとして適しています。メインで使用していたLudwig Super Classicに近い音色は、中古のLudwig製キットで代用でき、特に22インチバスドラム構成のセットが理想的です。Premier Eliteのようなメイプル素材のドラムも、比較的安価な同社の現行モデルで似た音作りが可能です。
スネアドラムはLudwig Black Beautyが代表的ですが、予算を抑えるなら同じブラス製の入門モデルでもその芯のある鋭いサウンドに近づけられます。Ludwigのスネアは中古市場でもコストパフォーマンスに優れた選択肢が多く、特に14×5サイズが初期投資として最適です。70年代ロックのパンチと抜けの良さを持つサウンドが特徴的です。
シンバルセットアップはシンプルなものが主流で、ミディアムウェイトのライドとクラッシュの組み合わせが基本となります。ペダルに関しては、当時のビンテージ感を求めすぎずに現代の踏み心地の良いモデルを選ぶと良いでしょう。Premier 2000やLudwig Hollywoodのようなヴィンテージ感のある音色は、現行のミドルレンジドラムに少し古めのヘッドを張ることでコストを抑えつつ近づけることができます。
比較的安価に音を近づける機材表【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
| 種類 | 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BEGIN_ROWS | undefined | undefined | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| ドラムセット | Ludwig Classic Maple | Ludwig | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 60-70年代のパワフルなロックサウンド、8〜15万円台で入手可能。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スネア | Ludwig Supraphonic 402 | Ludwig | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | Jonesが愛用した定番メタルスネア。明るく切れのある音色。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | Zildjian A Custom | Zildjian | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 70年代のジャズロック風の明るいサウンドを再現。5〜8万円台。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ドラムセット | Pearl Export | Pearl | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | コスパ良好なエントリーモデル。6〜10万円でヴィンテージ風音色。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | Paiste 2002 | Paiste | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 70年代ロック向きの力強いクラッシュ。Jonesのサウンドに近い。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スティック | Vic Firth 5A | Vic Firth | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 多目的に使えるバランスの良いモデル。Jones風の演奏に最適。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スローン | Tama 1st Chair | Tama | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 安定感があり長時間演奏に最適。3〜4万円台で高品質。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| END_ROWS | undefined | undefined | The Faces(ザ・フェイセズ) | Kenney Jones | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
ライブセットアップについて【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
Kenney Jonesは、The Facesでのライブパフォーマンス時、通常ステージ中央後方に配置されていました。彼のドラムセットは、ロッド・スチュワートを中心としたバンドメンバーが自由に動き回れるよう、適度な距離を保ちながらも、ロニー・レインのベースと密接に連携できる位置取りが特徴的でした。オーバーヘッドマイクは音の広がりを重視した配置で、キックドラムには独立したマイクを使用し、70年代特有の太いサウンドを実現していました。
マイク配置に関しては、The Facesの荒々しくも粗削りな演奏スタイルに合わせて、ドラム全体の自然な響きを捉えるセッティングが採用されていました。特にスネアドラムには複数のマイクを使用せず、一つのマイクで芯のある音を捉える方法を好んでいたとされています。タムやシンバルも最小限のマイキングで、バンドの持ち味であるライブ感を損なわないセットアップが特徴でした。
代表的なライブ映像としては、1973年のBBCでの「Stay With Me」のパフォーマンスが挙げられます。この映像では、Jonesの力強くもタイトなドラミングと、ロッド・スチュワートやロニー・ウッドとの絶妙な音楽的化学反応が見どころです。また、Kenney Jonesの特徴である的確なタイミングとダイナミクスのコントロールは、バンドのルーズな演奏の中にある確固としたグルーヴを支える重要な要素として映像からも確認できます。
総括まとめ【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】

Kenney Jonesはスモール・フェイセスからザ・フェイセズにかけて、タイトでエレガントなグルーヴを生み出した名ドラマーだ。そのプレイスタイルはスウィングを効かせたバックビートを中心に、パワフルさとコントロール性を兼ね備えており、バンドサウンドの中でしっかりと存在感を示していた。
彼のドラミングの再現ポイントは、パンチの効いたスネアワークと繊細なハイハット・シンバルワークの組み合わせだ。特にフェイセズ時代はロッド・スチュワートのボーカルに寄り添う形で、音数を抑えつつもグルーヴ感溢れるプレイを展開。後にフーと契約した際も、キースの認める高いテクニックを持ちながらバンドプレイを重視した姿勢が評価された。
彼の魅力は特定の機材依存ではなく、どんな状況でも音楽に合わせた最適なプレイを提供できる適応力にある。シンプルなセッティングから繊細なニュアンスとタイムキープの確かさを引き出す技術は、機材に頼らない本質的なドラマーシップの模範といえるだろう。
本記事参照サイト【The Faces(ザ・フェイセズ)・Kenney Jones】
本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

