- 【Brian Downey】Thin Lizzy(シン・リジィ) 始めに
- 使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
- 使用スネアドラムの種類と特徴【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
- 使用シンバルの構成と種類と特徴【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
- 使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
- 使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
- チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
- 比較的安価に音を近づける機材【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
- ライブセットアップについて【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
- 総括まとめ【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
- 本記事参照サイト【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
【Brian Downey】Thin Lizzy(シン・リジィ) 始めに
Brian Downeyは、アイルランドのハードロックバンドThin Lizzy(シン・リジィ)の創設メンバーであり、バンドの全盛期を支えた名ドラマーです。彼の特徴は、ジャズやブルース、ロックを融合させた多彩なテクニックと、フィル・リノット(Phil Lynott)のベースとの絶妙な息の合ったリズムセクションにあります。「The Boys Are Back In Town」や「Jailbreak」といった代表曲では、タイトなグルーヴと繊細かつダイナミックなフィルが曲を強力に推進しています。
Downeyのプレイスタイルは、単にパワフルなだけでなく、ロックの枠を超えた音楽的センスと表現力に富んでいます。特にツインギターハーモニーの下支えとなる正確なタイミングと、曲の展開に合わせて変化するダイナミクスのコントロールは秀逸です。また、彼のバックビートは力強さと品の良さを兼ね備え、Thin Lizzyの持ち味であるメロディアスでありながらワイルドな音楽性を完成させる重要な要素となっています。
長きにわたりバンドの中心メンバーとして活動したDowneyは、Thin Lizzyのサウンドの根幹を形作りました。彼の多様なリズムアプローチとテクニカルながらも曲に寄り添うプレイスタイルは、後世のロックドラマーたちにも大きな影響を与えています。1970年代のハードロックシーンにおいて独自の存在感を放ったThin Lizzyの成功は、Downeyの音楽的貢献なしには語れないでしょう。
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使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】

Thin Lizzyのドラマー、Brian Downeyは複数のドラムキットを使い分けてきました。1970年代のツアーではバーチ材のPremier製Custom Drum Kitを使用し、22インチのバスドラムを中心とした構成で力強いロックサウンドを生み出しました。特に「Jailbreak」ツアーでは同じPremierのGold Sparkle Kitを使い、シンバルワークと共にバンドのグルーヴを支えていました。
1980年代に入るとLudwig製のBlack Custom Kitを採用。24インチの大口径バスドラムを含むメイプル材のこのセットは、より低音が豊かで響きのあるサウンドを実現し、初期のライブパフォーマンスで重要な役割を果たしました。また「Live and Dangerous」時代には、Premier製のSilver Sparkle Kitが彼の代表的なキットとなり、メイプル材の明るい音色がライブレコーディングに最適でした。
キャリア後期にはTama Imperialstarを使用。バーチ素材の22×16インチバスドラムを中心としたこのキットは1980年代後期の録音で使われ、タイトで芯のあるサウンドを提供しました。Downeyはこれらのドラムを状況に応じて使い分け、Thin Lizzyの曲調やライブの雰囲気に合わせた最適な音作りを追求していたのです。
使用ドラムセット(シェル)機材表【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | サイズ構成 | 材質 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Custom Drum Kit | Premier | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 22×14/12×8/13×9/16×16 | バーチ | 1970年代のツアーで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Black Custom Kit | Ludwig | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 24×14/12×10/13×11/16×18 | メイプル | 1980年代初期のライブで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Gold Sparkle Kit | Premier | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 22×14/10×8/12×9/14×14/16×16 | バーチ | 「Jailbreak」ツアーでの使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Tama Imperialstar | Tama | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 22×16/12×8/13×9/16×16 | バーチ | 1980年代後期の録音で使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Silver Sparkle Kit | Premier | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 22×14/12×9/16×16 | メイプル | 「Live and Dangerous」時代の代表的キット | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スネアドラムの種類と特徴【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】

Thin Lizzyのドラマー、Brian Downeyは1970年代初期にLudwigのBlack Beautyブラススネア(14×5インチ)をメインに使用していました。そのシャープなアタックと豊かな倍音は初期の録音に鮮明に残されています。中期には太めの音色を追求し、PremierのBlack Chrome(14×6.5インチ)に移行。42本のスナッピーワイヤーによる密度の高いレスポンスがバンドのハードロックサウンドを支えました。
ライブパフォーマンスでは、LudwigのSupraphonic LM402(14×6.5インチ)を頻繁に使用。このアルミシェルスネアは明瞭なアタックとバランスの良いサスティンで、ライブ環境での高い存在感を実現しました。一方、スタジオレコーディングではPremier 2000メイプルスネア(14×5.5インチ)を選択し、温かみのある音色でバンドサウンドに深みを与えています。
キャリア後期には、Pearl製のThin Lizzy Signature Snareを愛用。14×5インチのブラスシェルにパワードットヘッドと20本のスナッピーを組み合わせることで、瞬発力のある鋭いアタックと豊かな低音域を両立させました。これらのスネアドラムの選択と使い分けが、Thin Lizzyの力強くも繊細なロックサウンドの基盤となっていたのです。
使用スネアドラム機材表【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 材質/サイズ | ヘッド/スナッピー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Ludwig Black Beauty | Ludwig | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | ブラス 14×5 | コーテッド/20本 | 1970年代初期に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| 1003 Black Chrome | Premier | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | クローム 14×6.5 | コーテッド/42本 | 1970年代中期に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Supraphonic LM402 | Ludwig | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | アルミ 14×6.5 | コーテッド/20本 | ライブで頻繁に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Premier 2000 | Premier | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | メイプル 14×5.5 | アンバサダー/42本 | スタジオレコーディングで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Thin Lizzy Signature Snare | Pearl | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | ブラス 14×5 | パワードット/20本 | 後期のライブで愛用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用シンバルの構成と種類と特徴【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】

アイリッシュ・ハードロックバンドThin Lizzyのオリジナルドラマー、Brian Downeyは主にPaisteシンバルを愛用していました。彼のセットアップの中心となるのは、クラシックなサウンドで定評のある20″Formula 602ライドと、パワフルでブライトな音色を持つ18″2002クラッシュです。これらのシンバルは、「Whiskey In The Jar」や「The Boys Are Back In Town」などの代表曲で彼の力強くもメロディアスなプレイを支えていました。
Downeyのハイハットには、クリアでパンチのあるサウンドが特徴の14″2002シリーズを使用。また、アクセント用として小型の8″Formula 602スプラッシュと、中音域が豊かな16″2002クラッシュを組み合わせ、Thin Lizzyの楽曲に欠かせないダイナミックなアクセントを生み出しています。特に70年代のライブパフォーマンスでは、これらのシンバルによる繊細かつパワフルなニュアンスが際立っていました。
さらに、トラッシュなアクセントに18″2002チャイナを採用し、フィル・ライノットのベースラインと絶妙に絡み合う独特のドラミングスタイルを確立しました。Paisteの2002シリーズとFormula 602シリーズを使い分けることで、ブライトさとウォームさのバランスを取りながら、ロック史に残る名曲の数々に不可欠なグルーヴを生み出したのです。彼のシンバルセレクションは、パワフルながらも音楽的な表現力を持つ、まさにThin Lizzyサウンドの縁の下の力持ちでした。
使用シンバル機材表【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
| 種類 | モデル名 | ブランド | アーティスト | ドラマー | 口径 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Ride | Formula 602 | Paiste | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 20″ | クラシックなサウンドで定評のあるモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | 2002 | Paiste | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 18″ | パワフルでブライトな音色 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Hi-hat | 2002 | Paiste | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 14″ | クリアでパンチのあるサウンド | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Splash | Formula 602 | Paiste | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 8″ | アクセント用の小型シンバル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | 2002 | Paiste | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 16″ | 中音域が豊かな特性 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| China | 2002 | Paiste | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 18″ | トラッシュなアクセントに使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】

Thin Lizzyのドラマーとして名を馳せたBrian Downeyは、Ludwigのハードウェアを愛用していました。特に1970年代のThin Lizzyの黄金期に使用していたSpeed Kingキックペダルは、当時のロックドラマーにとって定番モデルでした。このペダルは応答性が高く、「Jailbreak」や「The Boys Are Back In Town」などの楽曲で彼特有のダイナミックなフットワークを可能にしました。
安定性を重視したHeavy Duty Hi-Hat StandとFlat Base Snare Standの組み合わせは、激しいライブパフォーマンスでも揺るがない土台を提供しました。特にFlat Base Snare Standの平たいベースデザインは、床面との接地面積が広く、Downeyの複雑なスネアワークをしっかりとサポートしていました。
Atlas Classic Cymbal StandとSuper Classic Tom Holderも彼のセットアップに欠かせないアイテムでした。長時間のツアーやレコーディングセッションにおいても、Pro Drum Throneの快適なパッド入りシートが彼のパフォーマンスを支え、RimShot Drum Keyで素早いチューニング調整を行っていました。これらLudwigのハードウェアは、Brian Downeyの力強くも繊細なプレイスタイルを実現する重要な要素だったのです。
使用ペダル・ハードウェア機材表【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Speed King | Ludwig | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | キックペダル | 1970年代に愛用した定番モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Heavy Duty Hi-Hat Stand | Ludwig | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | ハイハットスタンド | ヘビーデューティで耐久性抜群 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Flat Base Snare Stand | Ludwig | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | スネアスタンド | 安定感のある平べったいベース | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Atlas Classic Cymbal Stand | Ludwig | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | シンバルスタンド | ロック向けの頑丈な仕様 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Super Classic Tom Holder | Ludwig | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | タムホルダー | クラシックなデザインで使いやすい | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Pro Drum Throne | Ludwig | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | ドラムスローン | 長時間演奏に耐えるパッド入り | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| RimShot Drum Key | Ludwig | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | チューニングキー | 1970年代のツアーで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】

Brian Downeyが1970年代のThin Lizzy黄金期に愛用していたのが、Ludwigの「Speed King」キックペダルだ。このモデルは当時のロックドラマーの定番として知られ、Downeyのダイナミックなフットワークを支える踏み心地の良さが特徴だった。また「Heavy Duty Hi-Hat Stand」は耐久性に優れ、激しいプレイスタイルにも揺るぎない安定感を提供していた。
スネアには「Flat Base Snare Stand」を使用し、平らなベース設計により演奏中の安定性を確保。シンバルは「Atlas Classic Cymbal Stand」に取り付けられ、「Jailbreak」などの代表曲で鮮やかに鳴り響いた。「Super Classic Tom Holder」は伝統的なデザインながら確かな保持力で、彼の複雑なフィルインを可能にした。
長時間のライブパフォーマンスでは「Pro Drum Throne」の快適さが彼を支え、チューニングには「RimShot Drum Key」を愛用。これらLudwig製ハードウェアの組み合わせが、Brian Downeyの力強くも繊細なプレイを支えたThin Lizzyサウンドの要となっていた。彼はラックシステムは使用せず、伝統的なスタンド配置を好んでいた。
チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
Brian Downeyは1970年代のハードロックシーンで独自のドラムスタイルを確立しました。特筆すべきは彼のスネアサウンドで、打面は中程度のテンションでチューニングし、裏面をやや緩めに調整することでアタックと適度な残響のバランスを実現。ライブではスネア裏面の端にテープを貼り、不要な倍音を抑制していました。タムは打面を高め、裏面を低めにチューニングする「インターバル・チューニング」を採用し、Thin Lizzyの代表曲「The Boys Are Back In Town」などで聴かれる明瞭な音抜けを実現しています。
レコーディングでは、スネアに500Hz付近を+3dB程度ブーストし、2〜3kHzのアタック成分を強調。キックは60Hz周辺を盛り上げつつも、過度な低域増幅は避け、100〜120Hz帯域でパンチ感を出す処理が施されました。また全体的にコンプレッションは控えめに使用し、ゲートも自然な減衰感を残すよう調整。ステレオイメージでは、ハイハットとライドを左右に配置し、タムは実際のセッティングに合わせた自然な定位にすることで、Phil Lynottのベースラインとの絶妙な空間バランスを構築していました。
スタジオワークとライブパフォーマンスでは異なるアプローチを取り、レコーディングではより繊細なダイナミクスを活かすためムーンジェルを最小限に留め、必要に応じてテープでの軽いミュートを施すのみ。対照的にライブでは、会場の音響特性に合わせてムーンジェルを効果的に使用し、特に大きな会場では不要な共鳴を抑制。「Whiskey in the Jar」などの楽曲では、レコーディング時より若干アタックを強調し、200〜250Hzを少し削ることで、混沌としたステージ環境でもドラムの存在感を保ちながら、バンドサウンド全体との一体感を実現していました。
比較的安価に音を近づける機材【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】

Brian Downeyの力強いロック・ドラミングを再現するには、Premier製のバーチ材キットが理想的な選択肢です。1970年代のThin Lizzyの黄金期には特にGold Sparkle Kitが「Jailbreak」ツアーで使用され、そのパンチの効いたアタックと温かみのあるサステインが特徴的でした。Premier製のバーチ材キットは比較的入手しやすく、22インチのバスドラムと組み合わせることで、あの伝説的なサウンドに近づけます。
「Live and Dangerous」時代の音色を目指すなら、Premier Silver Sparkle Kitのメイプル材サウンドが参考になります。1980年代に入るとDowneyはLudwig Black Custom Kitへと移行し、より深みのあるサウンドを追求しました。初心者でも手が届きやすい選択肢としては、Tamaのバーチ材キットが似た音色を実現できるでしょう。特にImperialstarシリーズは、Downeyが後期に使用したモデルに近い響きが特徴です。
シンバルセッティングについては、1970年代のCustom Drum Kitで使用されていた組み合わせが基本となります。バスドラムサイズは22インチから24インチへと移行していった点も音色変化の重要な要素でした。初期のバーチ材の明るさから、後期のメイプル材による低域の豊かさまで、Thin Lizzyのキャリアを通じた音の変遷は、それぞれの時代のアルバム音源を参考にするとより理解が深まるでしょう。
比較的安価に音を近づける機材表【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
| 種類 | 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BEGIN_ROWS | undefined | undefined | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| ドラムセット | Stage Custom Birch | YAMAHA | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 70年代のロックに最適な中価格帯セット。鳴りの良いバーチ材を使用。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スネア | Supraphonic LM402 | Ludwig | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | クラシックなメタルスネア。Brian愛用の明るく切れのある音色。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スネア | Aluminium Series | Tama | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | コスパ良好なアルミシェル。70年代ロックに合う鋭いアタック感。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | 2002 シリーズ | Paiste | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | Brian使用モデル。ロック向けの明るく力強い音色。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | Zildjian A Custom | Zildjian | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 明るいトーンでThin Lizzyサウンドに最適。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スティック | 5A | Vic Firth | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | ロックに適した万能モデル。耐久性と使いやすさを両立。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ペダル | Speed Cobra | Tama | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | スピーディなロックドラミングに対応する踏み心地。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ドラムヘッド | Remo Emperor | Remo | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | ウォームな70年代サウンドに近づける定番ヘッド。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| END_ROWS | undefined | undefined | Thin Lizzy(シン・リジィ) | Brian Downey | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
ライブセットアップについて【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
ブライアン・ダウニーは通常、Thin Lizzyのライブパフォーマンスにおいて、ステージ中央奥に配置されることが多かった。これはフィル・リノットのベースプレイとボーカルを前面に押し出すためのセッティングで、特に「Live and Dangerous」などの代表的なライブ録音では、ダウニーのパワフルなドラミングがバンドのリズムセクションの要として機能していた。オーバーヘッドマイクは比較的高い位置に設置され、シンバルワークの繊細さを捉える配置が特徴的だった。
マイキングについては、70年代のライブでは当時の技術的制約もあり、キックドラムに1本、スネアに1本、そしてオーバーヘッド1〜2本という比較的シンプルなセットアップが主流だった。特に「The Boys Are Back In Town」や「Jailbreak」などの代表曲では、ダウニーのキックとスネアの絶妙なバランスが重要視され、それを捉えるためのマイク配置に工夫が見られた。80年代に入ると、より詳細なドラムサウンドを捉えるための多マイク録音技術が取り入れられていった。
代表的なライブ映像として、1978年の「Live and Dangerous」ツアーの映像は必見だ。ここではダウニーのダイナミックなドラムプレイと、バンド全体との絶妙なグルーブ感を確認できる。また1983年の「Thunder and Lightning」ツアーでは、より洗練されたドラムセットアップと、複雑になったアレンジに対応する技術的な進化が見られる。特に「Cold Sweat」でのダブルバスドラムを活かした疾走感あるプレイは、ハードロックドラマーとしての彼の実力を如実に示している。
総括まとめ【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】

ブライアン・ダウニーは、アイルランドが誇るハードロックバンドThin Lizzyの創設メンバーであり、70年代から80年代にかけて活躍した技巧派ドラマー。フィル・ライノットの独特なベースラインと絶妙に絡み合う正確なリズムキープと、軽快なスウィング感がダウニーの真骨頂だった。ジャズとブルースの要素を取り入れたロックドラミングは、「The Boys Are Back in Town」「Dancing in the Moonlight」など数々の名曲で輝きを放っている。
ダウニーのドラミングを再現する上での核は、タイトなバスドラムと軽やかなハイハットワーク、そしてスネアのシャープな粒立ちにある。スネアはミディアムチューニングで芯のある音色を、シンバルは明瞭なアタックと適度な余韻を持つものを選ぶと近づける。特に16分音符を多用したハイハットパターンと、シンコペーションを巧みに用いたフィルインが特徴的だ。
しかし、ダウニーの魅力は特定の機材に依存するものではない。むしろ楽曲のグルーヴを最優先し、バンドサウンド全体を支える音楽性にこそある。華麗なテクニックを持ちながらも、曲に寄り添い必要以上の主張をしないプレイスタイルが、長きにわたりThin Lizzyのサウンドを支え続けた理由である。シンプルなセットアップでも、リズムの精度とグルーヴ感を大切にすることで、ダウニーの本質に近づける。
本記事参照サイト【Thin Lizzy(シン・リジィ)・Brian Downey】
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