- 【John Dolmayan】System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) 始めに
- 使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
- 使用スネアドラムの種類と特徴【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
- 使用シンバルの構成と種類と特徴【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
- 使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
- 使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
- チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
- 比較的安価に音を近づける機材【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
- ライブセットアップについて【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
- 総括まとめ【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
- 本記事参照サイト【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
【John Dolmayan】System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) 始めに
John Dolmayanは、メタルバンド「System of a Down」のドラマーとして、攻撃的かつ正確なドラミングで知られています。彼の特徴は、複雑なリズムパターンと高速なダブルバスドラムテクニックを駆使しながらも、バンドのカオティックな音楽性を支える確固たるグルーブ感にあります。特に「Chop Suey!」や「Toxicity」といった代表曲では、急激なテンポチェンジやダイナミクスの変化を巧みに操り、バンドのプログレッシブな側面を際立たせています。
System of a Downの音楽性は、アルメニア系民族音楽の要素とヘヴィメタル、ハードコア、プログレッシブロックを融合させた独自のスタイルが特徴です。Dolmayanのドラミングは、Serj TankianのユニークなボーカルスタイルやDaron Malakianの実験的なギターリフと絶妙に絡み合い、バンドの複雑な音楽構造の土台となっています。彼の緻密かつダイナミックなプレイは、曲の急激な展開や情緒的な起伏を完璧にサポートしています。
技術的な側面では、Dolmayanは正確なタイム感覚と驚異的なスピードを兼ね備えています。しかし彼の真の強みは、複雑なリズムセクションを自然に演奏し、奇数拍子や変拍子を含む曲でも聴き手を引き込むグルーブを生み出せることでしょう。バンドの他のメンバーと息の合った演奏は、System of a Downの音楽をより立体的かつ説得力のあるものにしています。
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使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】

System of a Downのドラマー、John Dolmayanはキャリア初期にPearl Masters Customを使用し、メイプルシェルによる温かみのある音色でバンドのサウンドを支えていました。その後、Tama Artstar IIを90年代に採用し、メイプル素材の特性を活かした表現力豊かなプレイを展開しています。
バンドの代表作が生まれた時期には、Tama Starclassic Mapleを愛用。22インチのバスドラムと10、12インチのタムタム、16、18インチのフロアタムという構成で、メイプル素材の力強いローエンドとシャープなスナップを活かし、バンド特有の激しいサウンドを実現していました。また、Tama Starclassic Bubingaも使用し、ブビンガ材による豊かな低音と硬質なアタックでバンドのヘヴィなサウンドを強化しています。
ライブパフォーマンスでは、DW Collectors Seriesのメイプルシェルも採用。バーチとバッブンガ材の組み合わせが特徴のTama Starclassic Performerも使用し、バーチの明瞭さとバッブンガの豊かな低音を組み合わせることで、多様な音楽性を持つSystem of a Downの複雑なアレンジに対応する表現力を獲得しています。
使用ドラムセット(シェル)機材表【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | サイズ構成 | 材質 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Tama Starclassic Maple | Tama | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 22×18/10×8/12×9/16×14/18×16 | メイプル | 力強いローエンドとスナップを持つシェル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Tama Starclassic Performer | Tama | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 22×18/10×8/12×9/16×16 | バーチ/バッブンガ | バーチの明瞭さとバッブンガの豊かな低音が特徴 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Tama Starclassic Bubinga | Tama | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 22×18/10×8/12×9/16×16 | ブビンガ | 豊かな低音と硬質なアタックを持つシェル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Pearl Masters Custom | Pearl | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 22×18/12×9/16×16 | メイプル | SOADの初期作品で使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Tama Artstar II | Tama | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 22×18/12×9/16×16 | メイプル | 90年代に使用していたモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| DW Collectors Series | DW | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 22×18/12×8/16×14 | メイプル | ライブでも使用した高級モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スネアドラムの種類と特徴【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】

System of a Downのドラマー、John Dolmayanは主に複数のスネアを使い分けることで知られています。メインとして使用するPearl Reference Pureは14×5インチのメイプル製で、Remo CSコーテッドヘッドとPearlの20本スナッピーにより、ウォームで太い音色を実現。これはバンドの重厚なサウンドの土台となっています。一方、ライブでは特にSonor HiLiteのカスタムモデル(14×6インチ、ビーチ材)を定番として使用し、Remo CSコーテッドヘッドとの組み合わせで強いプレゼンスを発揮しています。
サブスネアとしてはTama Artstar IIのバーチ製14×6.5インチモデルを使用。Evans G1コーテッドヘッドと42本スナッピーの組み合わせにより、パンチの効いた力強い音を生み出し、バンドの激しいパートで効果的に活用しています。また、Pearl Masters Customのメイプル製14×5.5インチモデルも所有しており、Remoヘッドとパール純正スナッピーによる抜けの良いクリアな音は、繊細なフレーズで重宝されています。
特筆すべきは、Trick Aluminum(14×6インチ)の使用です。アルミニウム素材にEvans HD DryヘッドとPure Sound 20本スナッピーを組み合わせることで、金属特有の硬質感と明瞭さを獲得。さらにYamaha Maple Custom(14×5インチ)も使い、Remo Emperorヘッドとヤマハ20本スナッピーによるバランスの良い中域の音色を、楽曲に応じて使い分けています。これらの多彩なスネアコレクションが、System of a Downの複雑で独特なサウンドを支えています。
使用スネアドラム機材表【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 材質/サイズ | ヘッド/スナッピー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Pearl Reference Pure | Pearl | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | メイプル 14×5 | Remo CSコーテッド/Pearl 20本 | ウォームで太い音色 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Tama Artstar II | Tama | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | バーチ 14×6.5 | Evans G1コーテッド/42本 | パンチがあり力強い | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Pearl Masters Custom | Pearl | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | メイプル 14×5.5 | Remo CS/パール純正 | 抜けの良いクリアな音 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Custom Sonor HiLite | Sonor | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | ビーチ 14×6 | Remo CSコーテッド/カスタム | ライブでの定番 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Trick Aluminum | Trick | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | アルミニウム 14×6 | Evans HD Dry/Pure Sound 20本 | 金属の硬質感と明瞭さ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Yamaha Maple Custom | Yamaha | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | メイプル 14×5 | Remo Emperor/Yamaha 20本 | バランスの良い中域 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用シンバルの構成と種類と特徴【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】

System of a Downのドラマー、John Dolmayanは、そのアグレッシブかつテクニカルなドラミングスタイルで知られていますが、彼の音作りを支えるのがZildjianブランドのシンバル群です。セットアップの中心には14″のK Custom Darkハイハットが置かれ、その独特の鋭さと暗い音色がバンドの民族的要素と融合します。クラッシュには明るく鋭い立ち上がりの18″と低めの音域で存在感のある19″のA Customを使用し、多彩なダイナミクスを表現しています。
ライドシンバルには明確なピング音が特徴の20″A Custom Pingを採用し、曲の緊張感を高めるパートで効果的に活用。アクセント用には10″A Custom Splashを配置し、バンドの曲に特徴的な唐突な転調や切れ味鋭いブレイクでの表現力を高めています。また、エフェクト用として19″Oriental China Trashを用い、SOADの実験的なサウンドに欠かせないトラッシュな音色を提供しています。
さらに、17″K Custom Hybridクラッシュは明るさと暗さのバランスが特徴的で、多様な音楽的アプローチを持つバンドのサウンドに幅を与えています。これらZildjian製シンバルの組み合わせにより、John Dolmayanはメタルの激しさとアルメニア民族音楽の要素を融合させた独自のドラミングスタイルを確立し、System of a Downの複雑なリズムパターンと急激な展開を支える音響基盤を築いています。
使用シンバル機材表【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
| 種類 | モデル名 | ブランド | アーティスト | ドラマー | 口径 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Hi-hat | K Custom Dark | Zildjian | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 14″ | 独特の鋭さと暗さを持つ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | A Custom | Zildjian | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 18″ | 明るく鋭い立ち上がり | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | A Custom | Zildjian | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 19″ | 低めの音域で存在感あり | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ride | A Custom Ping | Zildjian | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 20″ | 明確なピング音 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| China | Oriental China Trash | Zildjian | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 19″ | エフェクト用でトラッシュな音色 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Splash | A Custom | Zildjian | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 10″ | アクセント用の小型シンバル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | K Custom Hybrid | Zildjian | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 17″ | 明るさと暗さのバランスが特徴 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】

System of a Downのドラマー、John Dolmayanは激しいプレイスタイルを支えるために信頼性の高いハードウェアを選択しています。スタジオとライブの両方でPearlのEliminator ダブルペダルを使用しており、同バンドの複雑なリズムパターンに必要な精度とスピードを実現しています。また同じPearlのEliminator Redlineキックペダルも使用し、緻密なフットワークをコントロールしています。
ハイハットスタンドには耐久性に優れたPearlのTitanを採用。ヘビーデューティーなこのモデルは、激しいプレイ中でも安定したハイハット操作を可能にしています。さらにPearlのIconスネアスタンドは強固なホールド力で、彼の強烈なリムショットやゴーストノートをサポート。シンバルスタンドも同じくPearl製で、ヘビーなプレイスタイルにも耐える堅牢さを誇ります。
その他のセットアップでは、Yamaha Hardwareのタムホルダーが安定したチューニングを維持し、彼の正確なドラミングを支えています。長時間のパフォーマンスには、Roc-N-Socのドラムスローンが疲労を軽減。この組み合わせにより、John Dolmayanは自身の複雑なドラミングスタイルを最大限に発揮し、System of a Downの独特なサウンドを形成しています。
使用ペダル・ハードウェア機材表【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Eliminator | Pearl | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | ダブルペダル | システム・オブ・ア・ダウンのスタジオとライブで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Titan | Pearl | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | ハイハットスタンド | 優れた耐久性を持つヘビーデューティーモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Icon | Pearl | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | スネアスタンド | 安定したホールド力が特徴 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Pearl | Pearl | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | シンバルスタンド | ヘビーなプレイスタイルでも安定 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Eliminator Redline | Pearl | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | キックペダル | 精密なコントロール性を持つペダル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Yamaha Hardware | Yamaha | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | タムホルダー | 優れた耐久性とチューニングの安定性 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Roc-N-Soc | Roc-N-Soc | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | ドラムスローン | 長時間の演奏でも疲れにくい設計 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】

John Dolmayanは、System of a Downの激しいリズムを支える重要な要素として、Pearl製のEliminatorダブルペダルを選択しています。このペダルはスタジオ録音とライブ公演の両方で使用され、彼の特徴的な速いダブルバスドラムパターンを可能にしています。また同じPearl製のEliminator Redlineキックペダルも使用し、精密なコントロール性を活かしたテクニカルなフットワークを実現しています。
ハードウェア構成においては、耐久性に優れたPearlのTitanハイハットスタンドを採用し、激しいプレイスタイルにも耐える安定性を確保。同社のIconスネアスタンドはスネアドラムをしっかりとホールドし、ヘビーなドラミングでも安定したサウンドを生み出します。Pearlシンバルスタンドとともに、彼の力強い演奏を支える堅牢なセットアップを形成しています。
さらに、Yamahaのハードウェアからはタムホルダーを選択し、チューニングの安定性と耐久性を確保しています。長時間のパワフルな演奏をサポートするため、疲労軽減設計のRoc-N-Socドラムスローンを使用。これらのハードウェア選択は、John特有の高速かつダイナミックな演奏スタイルを支え、System of a Downの複雑なリズムパターンを正確に表現するために不可欠な要素となっています。
チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
John Dolmayanは独特のパワフルかつタイトなドラムサウンドを実現するため、打面にはRemo Emperor Xを使用し高い耐久性と明確なアタックを確保。特にスネアには打面をやや強めに張り、裏面はアンバサダーを緩めに調整することで、System of a Downの疾走感ある楽曲に必要な「クラック」とサステインのバランスを取っています。スネア裏面には1〜2枚のムーンジェルを配置し、不要な倍音を抑制。バスドラムには内部にピロー(小さな枕)を入れてサステインを制御し、アタックの明瞭さを強調しています。
ミックスでは、スネアに300Hz付近をわずかにカットし、4kHz〜6kHzを+3dB程度ブーストすることで「パキッ」とした存在感を引き出します。バスドラムは60Hz周辺を強調し迫力を出しつつ、400Hz付近を絞ることでボックス感を排除。ハイハットとシンバル類は10kHz以上を適度に持ち上げクリアさを確保しながら、2.5kHz周辺もブーストしてアタック感を強調。全体にはパラレルコンプレッションを施し、比率4:1、アタック10ms程度の設定で、原音の躍動感を保ちつつ音圧を高めています。
Dolmayanはスタジオレコーディングとライブで意図的にセッティングを変えています。レコーディングではゲートをきつめに設定し、各パートの分離感を重視。特に「Toxicity」や「Chop Suey!」のような複雑な楽曲では、タムやシンバルの残響を抑制し、トラックの明瞭さを優先。一方ライブでは、ゲートを緩めに設定し、会場の音響特性に合わせてEQを調整。特に大きな会場では400Hz〜800Hzを少し削り、混濁を防ぎながら空間に馴染むサウンドを作り出し、System of a Downの激しいパフォーマンスを支えています。
比較的安価に音を近づける機材【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】

System of a Downのドラマー、John Dolmayanのような力強くアグレッシブな音を求めるなら、Tama Starclassic Mapleのようなメイプルシェルを基本に考えるとよいでしょう。予算を抑えるなら、Tama Artstar IIのようなミドルレンジのメイプルキットでも、適切なチューニングとヘッド選びで近いサウンドが得られます。特に22インチのバスドラムと16インチのフロアタムを含むセットアップが、バンドの重厚な低音を再現するのに効果的です。
Pearl Masters Customはシステム初期のレコーディングで使われていたモデルで、コストパフォーマンスに優れた選択肢となります。シェルはメイプルで、力強いアタックと温かみのあるサスティーンが特徴的です。特に激しいダブルバスの部分では、DW Collectors Seriesのようなしっかりとしたペダルを使うことで、Dolmayanのキレのあるフットワークに近づけることができるでしょう。
シンバルはDolmayanが使用するものに近い、明るく鋭いサウンドの製品を選ぶことが重要です。Tama Starclassic Performerのバーチ/バッブンガの組み合わせも、バンドの多様な音楽性に対応できる良い選択肢となります。Dolmayanの特徴であるタイトで正確なスネアワークを再現するには、メイプルシェルのスネアを選び、やや高めのチューニングで調整すると効果的です。
比較的安価に音を近づける機材表【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
| 種類 | 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BEGIN_ROWS | undefined | undefined | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| ドラムセット | Stage Custom Birch | YAMAHA | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | ジョンの迫力あるサウンドに近づける中価格帯セット。8〜12万円。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スネア | Supralite Steel Snare | Tama | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | パンチのある金属製スネア。SOADのような攻撃的な音に。3〜4万円。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | A Custom シリーズ | Zildjian | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | ジョン愛用ブランドの明るく洗練されたシンバル。2〜4万円/枚。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ペダル | Speed Cobra | Tama | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | 高速プレイ向けの反応性に優れたペダル。2〜3万円台。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スティック | 5B | Vic Firth | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | パワフルなサウンドに適した太めのスティック。SOADのリズムに対応。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | PST 5 シリーズ | Paiste | System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン) | John Dolmayan | コスパ良好なシンバル。ジョンの使うPaisteサウンドを手頃に。1〜2万円/枚。 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
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ライブセットアップについて【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
John Dolmayanのステージ配置は通常、バンドの後方中央に位置し、他のメンバー(特にボーカルのSerj TankianとギタリストのDaron Malakian)が前方で演奏する中、安定したリズムセクションを担当している。彼のドラムセットは比較的シンプルな構成ながら、力強いサウンドを生み出すために最適化されており、ダブルバスドラムの使用がSystem of a Downの激しいリズムパターンを支える重要な要素となっている。
ライブでのマイキングは、各ドラムパーツ(スネア、バスドラム、タム、シンバル)に個別のマイクを設置する方式を採用しており、特にスネアドラムには上下からマイクを設置して鋭いアタック音を捉える工夫が見られる。オーバーヘッドマイクも複数配置され、彼の繊細かつ激しいシンバルワークを明確に拾い上げている。
代表的なライブ映像「Rock Am Ring」や「Download Festival」のパフォーマンスでは、Dolmayanの正確なタイミングと爆発的なエネルギーが見どころとなっている。特に「Toxicity」や「B.Y.O.B.」などの楽曲では、テンポ変化やダイナミクスの幅広い表現力が際立ち、バンド全体の音楽性を支える技術的な側面と、ヘッドバンギングしながらの情熱的な演奏スタイルが、彼の個性として強く印象に残る特徴となっている。
総括まとめ【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】

John Dolmayanの音作りの核は、強烈なパワーとタイトなグルーブにある。System of a Downの多彩な音楽性を支える彼のドラミングは、メタルの激しさとアルメニア民族音楽のリズム感が融合した独自性を持つ。特にダブルキックの効果的な使い方と緻密なシンコペーションが特徴的だ。
再現ポイントは、アタック感のあるスネアサウンドと鋭いシンバルワークにある。スネアは高めのチューニングで、クリアなリムショットを多用する傾向がある。また、シンバルワークは曲のダイナミクスに合わせた繊細さと爆発力を両立させている点が重要だ。
彼のプレイスタイルは、機材の選択よりもテクニックと表現力を重視する姿勢に表れている。複雑なリズムパターンと緩急自在の演奏は特定の機材ではなく、彼の音楽性と確かな技術に根ざしている。System of a Downの個性的なサウンドを支える土台として、彼のドラミングは不可欠な要素となっている。
本記事参照サイト【System of a Down(システム・オブ・ア・ダウン)・John Dolmayan】
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