- 【Chad Smith】Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) 始めに
- 使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
- 使用スネアドラムの種類と特徴【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
- 使用シンバルの構成と種類と特徴【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
- 使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
- 使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
- チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
- 比較的安価に音を近づける機材【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
- ライブセットアップについて【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
- 総括まとめ【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
- 本記事参照サイト【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
【Chad Smith】Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) 始めに
チャド・スミスは、世界的人気バンドRed Hot Chili Peppersのドラマーとして知られています。パワフルかつダイナミックなプレイスタイルが特徴で、ファンク、ロック、オルタナティブを融合させた独自のサウンドを生み出しています。彼のソリッドなリズムキープと緩急自在なフィールは、バンドのグルーヴ感を支える重要な要素となっています。
1988年に加入して以来、「Give It Away」「Californication」「By The Way」といった代表曲で、スネアとハイハットを効果的に使ったタイトなバックビートと、緩急のあるフィルインで楽曲を彩っています。彼のパワフルで表現豊かなドラミングは、バンドの音楽的成功に大きく貢献しています。
テクニカルながらも曲を優先する姿勢が、Red Hot Chili Peppersの音楽性との相性を生んでいます。ファンク由来の躍動的なリズムパターンと、ロックの迫力を兼ね備えたプレイスタイルは、多くのドラマーに影響を与え続けています。彼の演奏は単にテクニカルなだけでなく、感情表現と曲のダイナミクスを重視した音楽的アプローチが特徴的です。
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使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】

Chad Smithはキャリアを通じて主にPearlドラムを愛用してきました。レッド・ホット・チリ・ペッパーズのライブでは、22×18インチのバスドラム、12×9インチのタム、16×16インチのフロアタムで構成されたメイプルシェルのPearl SSCを多用。また、Pearl Masterworksは10×8インチのタムを加えた4ピース構成で、Pearl社のカスタムラインとしての高品質なサウンドを提供しています。
音の深みを求める場合はPearl Reference Seriesを選択し、メイプルとバーチ混合のシェル構造によって低域の豊かさと明瞭なアタックを両立させています。初期にはポプラ/マホガニーシェルのPearl Export Seriesを使用していました。一方、一部のレコーディングではDW Collector’s Seriesのメイプルキットを採用し、より繊細な音作りを実現しています。
スタジオワークではGretsch USA Customの22×18/12×8/16×16構成のメイプルキットも活用し、温かみのある響きを追求。バンド初期の頃にはLudwig Classic Mapleを使用していた時期もあり、22×16インチバスドラム、12×8インチタム、16×16インチフロアタムの組み合わせで、ファンクとロックを融合させた特徴的なサウンドを形成していました。
使用ドラムセット(シェル)機材表【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | サイズ構成 | 材質 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Pearl SSC | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 22×18/12×9/16×16 | メイプル | レッチリのライブで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Pearl Masterworks | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 22×18/10×8/12×9/16×16 | メイプル | Pearl社のカスタムシリーズ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Pearl Reference Series | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 22×18/10×8/12×9/16×16 | メイプル/バーチ混合 | 深みのあるサウンド | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Pearl Export Series | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 22×18/12×9/16×16 | ポプラ/マホガニー | 初期に使用していたモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| DW Collector’s Series | DW | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 22×18/12×9/16×16 | メイプル | 一部のレコーディングで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Gretsch USA Custom | Gretsch | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 22×18/12×8/16×16 | メイプル | レコーディング用に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ludwig Classic Maple | Ludwig | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 22×16/12×8/16×16 | メイプル | レッチリの初期に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スネアドラムの種類と特徴【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】

チャド・スミスのメインスネアはPearlのSignatureモデルで、特に50周年記念限定モデルのメイプル14×5インチと、スティール製14×6.5インチが代表的です。メイプルスネアはウォームで丸みのある音色が特徴で、より自然なアタックとサスティンのバランスを実現。一方、スティールスネアはシャープなアタックと明瞭度の高い音色で、ソナー・チューン機能によりライブでの調整が容易になっています。
サブスネアとして、Pearl Free Floatingのブラス14×6.5インチモデルも愛用しており、交換可能シェルの特性を活かした多様な音作りが可能です。また、Gretschの80年代に使用していたSensitone Classicブラス14×5インチは、ヴィンテージ感のある温かみと適度な明るさを持つ音色で知られています。
ライブでの定番として、Ludwigの伝統的なBlack Beautyブロンズ14×5インチを多用し、Remo コーテッドCSヘッドとの組み合わせで太くパワフルなサウンドを実現。さらに、DW Collector’s Seriesのブラス14×6.5インチモデルも使用しており、伝説のドラマー・デニー・チェンバレン監修の特性を活かした深みと明瞭さを兼ね備えたサウンドが、RHCPの音楽性に大きく貢献しています。
使用スネアドラム機材表【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 材質/サイズ | ヘッド/スナッピー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Pearl Signature 50th Anniversary Model | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | メイプル 14×5 | Remo コーテッドエンペラー/カスタム40本 | 50周年記念限定モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Signature Chad Smith Snare Drum | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | スティール 14×6.5 | Remo コーテッドエンペラー/カスタム20本 | ソナー・チューン機能付き | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Pearl Free Floating | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | ブラス 14×6.5 | Remo コーテッドエンペラー/カスタム20本 | 交換可能シェル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Sensitone Classic | Gretsch | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | ブラス 14×5 | Remo コーテッドエンペラー/20本 | 80年代使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Black Beauty | Ludwig | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | ブロンズ 14×5 | Remo コーテッドCS/20本 | ライブで多用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| DW Collector’s Series | DW | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | ブラス 14×6.5 | Remo エンペラーX/カスタム20本 | デニー・チェンバレン監修 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用シンバルの構成と種類と特徴【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのドラマー、チャド・スミスは主にZildjian社のKシリーズとA Customシリーズを愛用しています。ハイハットは15″のK Custom Heavy Bottomを使用し、太く力強いフットワークの基盤となっています。クラッシュシンバルは18″、19″、20″のK Customを配置し、サイズの異なる3枚を使い分けることで、曲の展開に応じた音色の変化をつけています。
特筆すべきはライドシンバルで、22″のK Custom Dry Lightモデルを使用。ドライな音色と明瞭なスティックアタックが特徴で、ファンキーなグルーヴからロックフレーズまで幅広く対応します。さらに、エフェクト用に10″のA Custom Splashも配置し、アクセントやフィルインで活躍させています。
チャイナシンバルは19″と21″の2枚のK Customを使い分け、19″はスタックの上部として使用するなど独自の音作りを実現。これらZildjianのダークでウォームな音色を持つKシリーズとブライトな音色のA Customを組み合わせることで、チリペッパーズの多様な楽曲スタイルに対応する豊かな音色パレットを構築しています。
使用シンバル機材表【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
| 種類 | モデル名 | ブランド | アーティスト | ドラマー | 口径 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Hi-hat | K Custom | Zildjian | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 15″ | Heavy Bottomとの組み合わせ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | K Custom | Zildjian | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 19″ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| Crash | K Custom | Zildjian | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 18″ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| Crash | K Custom | Zildjian | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 20″ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| Ride | K Custom | Zildjian | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 22″ | Dry Lightモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Splash | A Custom | Zildjian | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 10″ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| China | K Custom | Zildjian | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 19″ | スタック上部に使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| China | K Custom | Zildjian | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 21″ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】

Chad Smithは長年Pearlのハードウェアを愛用しており、そのパワフルなプレイスタイルを支える重要な要素となっています。特にSpeed Cobra 910キックペダルは軽快なレスポンスが特徴で、彼のファンキーなビートワークやダイナミックなフットワークを可能にしています。また、安定性に優れたS-1000スネアスタンドは激しいパフォーマンス中でも揺るぎない支えとなっています。
ハイハットセクションではH-2000スタンドのスムーズなアクションが、彼の繊細なハイハットワークを支えています。シンバルスタンドはブームタイプのB-1000とストレートタイプのC-1000を組み合わせ、最適なポジショニングを実現。また、D-1000ドラムスローンは長時間のライブでも快適な座り心地と安定感を提供しています。
彼のセットアップではTH-1000Sタムホルダーを使用し、セッティングの自由度を高めています。大規模なステージではDR-503Cラックシステムを採用することで、全体の安定性を向上させています。これらPearlのハードウェアは、Smithのパワフルかつ多彩な演奏スタイルを支える重要な要素となっており、Red Hot Chili Peppersのエネルギッシュなサウンドを支えています。
使用ペダル・ハードウェア機材表【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Speed Cobra 910 | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | キックペダル | 軽快なレスポンス | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| H-2000 | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | ハイハットスタンド | スムーズなアクション | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| S-1000 | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | スネアスタンド | 安定性に優れた定番モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| B-1000 | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | シンバルスタンド | ブームタイプで位置調整が容易 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| C-1000 | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | シンバルスタンド | ストレートタイプ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| D-1000 | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | ドラムスローン | 快適な座り心地と安定感 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| TH-1000S | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | タムホルダー | セッティングの自由度が高い | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| DR-503C | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | ラック | ドラムセットの安定性向上 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】

Chad Smithは長年Pearlのハードウェアを愛用しており、そのパワフルなプレイスタイルを支える重要な要素となっています。特にSpeed Cobra 910キックペダルは軽快なレスポンスが特徴で、彼のファンキーなビートワークやダイナミックなフットワークを可能にしています。また、安定性に優れたS-1000スネアスタンドは激しいパフォーマンス中でも揺るぎない支えとなっています。
ハイハットセクションではH-2000スタンドのスムーズなアクションが、彼の繊細なハイハットワークを支えています。シンバルスタンドはブームタイプのB-1000とストレートタイプのC-1000を組み合わせ、最適なポジショニングを実現。また、D-1000ドラムスローンは長時間のライブでも快適な座り心地と安定感を提供しています。
彼のセットアップではTH-1000Sタムホルダーを使用し、セッティングの自由度を高めています。大規模なステージではDR-503Cラックシステムを採用することで、全体の安定性を向上させています。これらPearlのハードウェアは、Smithのパワフルかつ多彩な演奏スタイルを支える重要な要素となっており、Red Hot Chili Peppersのエネルギッシュなサウンドを支えています。
チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
チャド・スミスは特徴的なタイトなチューニングを施しています。スネアドラムは打面をやや高め(ミディアムハイ)に、裏面をそれよりさらに高く調整し、時にはムーンジェルを1〜2個使用してサスティーンをコントロール。タムは打面と裏面の張りに僅かな差を設け、ジャズテイストを残しながらもロック向けのパンチを両立させています。特にスネアでは400Hz付近の温かみとアタック感(3〜5kHz)のバランスを重視し、バスドラムは60〜80Hz帯のローエンドと2〜3kHz帯のアタック感を強調しています。
ミックス処理においては、スネアドラムに500Hz付近をわずかにカットし、4〜6kHz帯を持ち上げることで”Blood Sugar Sex Magik”などの代表作で聴かれるシャープさと抜けの良さを実現。コンプレッサーは比較的緩めの設定(4:1程度)で、アタック感を損なわないよう調整されています。ハイハットとシンバルは10kHz以上の高域を強調し、タムは250〜400Hz帯の温かみを残しつつも不要な共鳴は400〜500Hzあたりをわずかに削減。パンニングはステレオイメージを広げるためにオーバーヘッドを左右に振り、タムは実際のセットアップに忠実に配置されています。
レコーディングとライブでは大きなアプローチの違いがあります。スタジオではより繊細なダイナミクスを活かすためにゲートの使用を抑え、タムやシンバルの自然な鳴りを重視。一方ライブでは、特に”By The Way”以降の作品再現時には、よりアタックが強調された設定を採用し、スネアにはゲートをやや強めにかけて明瞭さを確保。また大型会場ではリバーブを控えめに設定し、バスドラムの低域(40〜60Hz)をやや強調することで客席後方まで届くパワフルなサウンドを実現しています。チャドの個性的なグルーヴ感を損なわないよう、過度な音処理は避けられています。
比較的安価に音を近づける機材【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】

Chad Smithのような力強くファンキーなサウンドを手頃な価格で再現するなら、Pearl Export Seriesがおすすめです。ポプラとマホガニー素材の組み合わせは、彼が初期に使用していたキットの特徴を持ち、22×18のバスドラム、12×9のタム、16×16のフロアタムというサイズ構成で、パワフルなレッチリサウンドの基礎を作れます。スネアはPearlの標準モデルから選び、深めのサイズ(14×6.5程度)が彼の鋭いバックビートに近づくポイントです。
シンバル選びでは、輝きと温かみのバランスがとれた中厚〜厚めのモデルを選ぶことで、Chad Smithのダイナミックな演奏スタイルを表現できます。特に初期のレッドホットチリペッパーズのサウンドは、Pearl Export Seriesと標準的なシンバルセットでも十分再現可能で、慣れてきたらアタックの強いヒット感を意識した演奏がキモになります。ペダルはダイレクトな踏み心地のものを選びましょう。
演奏技術面では、Chad Smithの特徴である「強弱のはっきりしたダイナミクスとタイトなグルーヴ感」を意識するのが重要です。Pearl Reference Seriesなど上位モデルへのアップグレードも将来的な選択肢ですが、まずはExport Seriesで基礎を固め、演奏スタイルを磨いていくことで、機材の価格帯以上のChadらしいサウンドに近づけます。メイプル系の木材は彼の現在のサウンドに近く、予算に余裕があれば検討してみてください。
比較的安価に音を近づける機材表【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
| 種類 | 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BEGIN_ROWS | undefined | undefined | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| ドラムセット | Stage Custom Birch | YAMAHA | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | Smithが使うPearl Mastersを彷彿とさせる音で10-15万円台 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スネア | Supraphonic LM402 | Ludwig | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | チャドも愛用する定番クロームスチール、10-15万円台 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スネア | Signature Snare | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | チャドのシグネチャーモデルに似た音で5-10万円台 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | AAX Series | SABIAN | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | パワフルで明るい音色、チャドのPaisteに近い12-18万円 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | 2002 Series | PAISTE | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | チャド愛用のシリーズの入門〜中級モデル、8-15万円台 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スティック | Hickory 2B | TAMA | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 太めで力強い音を出しやすく耐久性に優れる、千円台 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ペダル | Eliminator | Pearl | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | チャドも使用、高い反応性とパワー感で3-4万円台 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スローン | D1000 | Gibraltar | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 安定性とクッション性に優れた定番モデル、1-2万円台 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| END_ROWS | undefined | undefined | Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ) | Chad Smith | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
ライブセットアップについて【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
チャド・スミスはライブでは標準的な配置ながら、フロアタムを左右両側に配置する特徴があります。シェルは主にパール社のリファレンスシリーズを愛用し、赤いフィニッシュのドラムセットがトレードマーク。バスドラムは22インチを基本に、タムは10、12インチ、フロアタムは14、16インチという組み合わせを多用しています。マイキングは各ドラムにクローズマイク、オーバーヘッドはAKGのC414やショアのSM81を使用するシンプルなセットアップです。
シンバルセットアップではセイビアン社との長年のエンドースメント関係から、主にAAXシリーズを使用。ハイハットは14インチ、クラッシュは18、19インチ、ライドは21インチのAAXを基本構成としています。最近ではHoly China(19インチ)も加わり、より表現の幅が広がっています。マイクはオーバーヘッドとライド専用のマイクが特徴的で、シンバルのニュアンスを丁寧に拾う配置となっています。
代表的なライブ映像ではスラップベースとタイトに絡むグルーヴ感が見どころです。特に「Give It Away」や「Can’t Stop」では、キックとスネアのシンプルながらダイナミックなパターンが魅力的。ライブならではのソロパートでは、両手を高く上げるフラムやオープンハンドのテクニックが印象的です。動画サイトでは「Californication」のライブ演奏が必見で、彼の力強いバックビートと繊細なダイナミクスのコントロールが堪能できます。
総括まとめ【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】

Chad Smithのドラミングの核は、力強いバックビートと緩急自在のグルーヴにある。彼のファンキーで骨太なリズムはRHCPのサウンドの屋台骨として不動の存在感を示し、ロック史に残る名演奏を数多く生み出している。
彼のサウンド再現のポイントは、大口径スネアから放たれる芯のあるアタックと、Paiste社のシンバルが生み出す温かみのある煌めき。セッティングはシンプルながら、タムのチューニングを低めに設定することで独特の抜けの良さを実現している。
注目すべきは、機材への執着より演奏への情熱を優先する姿勢だ。様々な機材を使いこなしながらも、どんな環境でも自分らしいプレイを貫く柔軟性がある。こうした機材に依存しない姿勢こそが、30年以上第一線で活躍し続ける秘訣といえるだろう。
本記事参照サイト【Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)・Chad Smith】
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