【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

ドラムコピー

【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

【ジェットセイヤ】go!go!vanillas 始めに

go!go!vanillasのドラマー、ジェットセイヤは独創的なリズムワークが魅力の個性派ドラマーです。端正なルックスとは対照的に、複雑なビートとダイナミックなプレイスタイルで楽曲に躍動感を吹き込みます。

go!go!vanillasのロック・ファンク・ジャズなど多彩なジャンルを融合させた音楽性において、ジェットセイヤのドラミングは要となっています。特に「カウンターアクション」や「平成ペイン」といった楽曲では、テクニカルながらもグルーヴ感あふれるプレイが印象的です。

豊富な経験から培われたセンスと確かな技術力により、シンプルなビートから複雑なフレーズまで幅広く対応。バンドのポップでキャッチーな曲調と熱量の高いライブパフォーマンスを支える重要な存在となっています。

YouTubeでジェットセイヤのプレイをチェック → こちら

使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

28462081_s


go!go!vanillasのドラマー、ジェットセイヤは複数のドラムセットを使い分けています。ライブでよく使用されるのはDW Collector’s Seriesで、22×16インチのバスドラム、10×7と12×8インチのタムタム、16×16インチのフロアタムというサイズ構成のメイプルシェルを採用。一方、Ludwig社のReference Customはバンドのロゴを象徴的に配置し、22×14/12×8/16×16のサイズ構成で個性的なセッティングを実現しています。 スタジオレコーディングではTAMAのStar Classic Mapleを好んで使用し、22×18/12×9/16×16の太い音を活かした音作りをしています。ツアーなど移動が多い場面ではYamahaのTour Customを活用し、22×16/10×7/12×8/16×14の軽量ながらも豊かな鳴りを実現。さらに、Vintage Ludwigでは22×14/13×9/16×16のセッティングで、独特のヴィンテージ感を大切にした音色を追求しています。すべてメイプル材を基調としながら、それぞれの特性を活かし分けるのがジェットセイヤの特徴です。

使用ドラムセット(シェル)機材表【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー サイズ構成 材質 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Reference Custom Ludwig go!go!vanillas ジェットセイヤ 22×14/12×8/16×16 メイプル エンブレムの代わりにGGVロゴを使用 検索 検索 検索 検索 検索
DW Collector’s Series DW go!go!vanillas ジェットセイヤ 22×16/10×7/12×8/16×16 メイプル ライブでの使用が多い 検索 検索 検索 検索 検索
Star Classic Maple TAMA go!go!vanillas ジェットセイヤ 22×18/12×9/16×16 メイプル スタジオレコーディング用として使用 検索 検索 検索 検索 検索
Tour Custom Yamaha go!go!vanillas ジェットセイヤ 22×16/10×7/12×8/16×14 メイプル 軽量で持ち運びに便利 検索 検索 検索 検索 検索
Vintage Ludwig Ludwig go!go!vanillas ジェットセイヤ 22×14/13×9/16×16 メイプル ヴィンテージ感を活かした音作り 検索 検索 検索 検索 検索

使用スネアドラムの種類と特徴【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

33188720_s

go!go!vanillasのドラマー、ジェットセイヤは複数のPearl製スネアを使い分けています。バンドサウンドの核となるのは愛用機の「2013 CLUB CUSTOM」(メイプル14×5.5)で、リモのエンペラーXコーテッドと組み合わせて豊かな鳴りを実現。「Piccolo Maple Snare」(13×4)はバンド内でレモンのエンペラーXを装着し、シャープな高音域を担当しています。JAZZテイスト表現には「Piccolo Bronze Snare」(ブロンズ13×3)をレモンのパワーセンターリバースで鳴らし、繊細さを表現。歌物など落ち着いたアレンジには「Reference Pure」(メイプル14×5)をリモのコーテッドアンバサダーと組み合わせ、バランスの良い音色を出しています。また自身のシグネチャーモデル「Jett Signature Snare」(ブラス14×5)はリモのコーテッドヘッドを採用し、彼の音楽性を結晶化した一本となっています。

使用スネアドラム機材表【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 材質/サイズ ヘッド/スナッピー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Piccolo Maple Snare Pearl go!go!vanillas ジェットセイヤ メイプル 13×4 レモン エンペラーX go!go!vanillasで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Piccolo Bronze Snare Pearl go!go!vanillas ジェットセイヤ ブロンズ 13×3 レモン パワーセンター リバース JAZZYな表現に 検索 検索 検索 検索 検索
2013 CLUB CUSTOM Pearl go!go!vanillas ジェットセイヤ メイプル 14×5.5 リモ エンペラーX コーテッド よく鳴る、愛用機 検索 検索 検索 検索 検索
Reference Pure Pearl go!go!vanillas ジェットセイヤ メイプル 14×5 リモ コーテッドアンバサダー 歌物やシンプルな曲に 検索 検索 検索 検索 検索
Jett Signature Snare Pearl go!go!vanillas ジェットセイヤ ブラス 14×5 リモ コーテッド シグネチャーモデル 検索 検索 検索 検索 検索

使用シンバルの構成と種類と特徴【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

4325140_s

go!go!vanillasのドラマー、ジェットセイヤは全てZildjianのシンバルを愛用しています。メインとなるハイハットとライドには、温かみのある音色が特徴のK Constantinopleシリーズを選択。ハイハットは14″で繊細なニュアンスを表現し、ライドは20″で複雑な倍音を活かした演奏が可能です。 クラッシュシンバルは対照的な2種類を使い分け、K Custom Darkの18″でダークな音色の抜け感を、A Customの18″で明るい音でアクセントをつけています。アクセント用にA Custom 10″スプラッシュも配置。 エフェクト系では20″のOriental China Trashの独特な音色や、A Custom 10″を使ったカスタムスタック、そして18″のEFXシンバルで多彩な音作りを実現。これらのバリエーションで、バンドの幅広い楽曲に対応するセッティングとなっています。

使用シンバル機材表【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

種類 モデル名 ブランド アーティスト ドラマー 口径 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Hi-hat K Constantinople Zildjian go!go!vanillas ジェットセイヤ 14″ 温かい音色で曲のニュアンスを表現 検索 検索 検索 検索 検索
Ride K Constantinople Zildjian go!go!vanillas ジェットセイヤ 20″ 複雑な倍音でジャズからロックまで対応 検索 検索 検索 検索 検索
Crash K Custom Dark Zildjian go!go!vanillas ジェットセイヤ 18″ ダークな音色で抜け感がある 検索 検索 検索 検索 検索
Crash A Custom Zildjian go!go!vanillas ジェットセイヤ 18″ 明るめの音色でアクセントに使用 検索 検索 検索 検索 検索
China Oriental China Trash Zildjian go!go!vanillas ジェットセイヤ 20″ エフェクト的な使い方に重宝 検索 検索 検索 検索 検索
Splash A Custom Zildjian go!go!vanillas ジェットセイヤ 10″ 高音域のアクセントに使用 検索 検索 検索 検索 検索
Stack A Custom Zildjian go!go!vanillas ジェットセイヤ 10″ カスタムスタックでユニークな音色を作成 検索 検索 検索 検索 検索
Effect EFX Zildjian go!go!vanillas ジェットセイヤ 18″ クラッシュとエフェクトの中間的な使い方 検索 検索 検索 検索 検索

使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

33260921_m

go!go!vanillasのドラマー・ジェットセイヤは、TAMAのハードウェア製品を多用しています。キックペダルには、長いフットボードを持ちスピーディな連打が可能な「Speed Cobra 910」を愛用。ライブでの激しいパフォーマンスに欠かせないハイハットスタンドは、ツアーの過酷な環境にも耐えられる堅牢性を持つ「Roadpro Hi-Hat Stand」を基本としつつ、DWの「5000 ハイハットスタンド」も使い分け、より正確なフットコントロールを実現しています。 シンバルスタンドやスネアスタンドも全てTAMA製を使用しており、激しい演奏スタイルにも安定して対応。特にタムホルダーは「MTH900AS」を使用し、Star-Castマウントシステム採用による安定した音の鳴りを確保。長時間のライブでも快適にプレイできるTAMAのドラムスローンで、エネルギッシュなパフォーマンスを支えています。

使用ペダル・ハードウェア機材表【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Speed Cobra 910 TAMA go!go!vanillas ジェットセイヤ キックペダル フットボードが長く、スピーディな連打が可能 検索 検索 検索 検索 検索
Roadpro Hi-Hat Stand TAMA go!go!vanillas ジェットセイヤ ハイハットスタンド ツアーでの使用に耐える堅牢性 検索 検索 検索 検索 検索
TAMA スネアスタンド TAMA go!go!vanillas ジェットセイヤ スネアスタンド 安定感があり演奏中の動きに対応 検索 検索 検索 検索 検索
TAMA シンバルスタンド TAMA go!go!vanillas ジェットセイヤ シンバルスタンド ライブ演奏時の激しい演奏にも対応 検索 検索 検索 検索 検索
MTH900AS タムホルダー TAMA go!go!vanillas ジェットセイヤ タムホルダー Star-Castマウントシステム採用 検索 検索 検索 検索 検索
TAMA ドラムスローン TAMA go!go!vanillas ジェットセイヤ ドラムスローン 長時間のパフォーマンスでも快適 検索 検索 検索 検索 検索
DW 5000 ハイハットスタンド DW go!go!vanillas ジェットセイヤ ハイハットスタンド 正確なフットコントロールが可能 検索 検索 検索 検索 検索

使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

4851187_s

ジェットセイヤはTAMA製品を中心にハードウェアを構成しています。キックペダルはSpeed Cobra 910を採用し、長めのフットボードによる高速連打を可能にしています。ライブパフォーマンスで激しい演奏をするジェットセイヤにとって、このペダルの反応の良さは不可欠です。 ハイハットスタンドはTAMAのRoadpro Hi-Hat Standを基本としながら、DWの5000シリーズも併用。特にDW 5000は繊細なフットコントロールができる点を重視しています。シンバルスタンドもTAMA製を使用し、激しい演奏中でも安定した設置を実現。 タム関連ではTAMAのMTH900ASタムホルダーを用い、Star-Castマウントシステムにより共鳴を最大限に引き出しています。長時間の演奏でも疲労を軽減できるTAMAのドラムスローンも、ツアーでのパフォーマンスを支える重要な要素となっています。

チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

ジェットセイヤは独自のチューニング法を確立しており、スネアは打面をやや強めに張り、裏面は少し緩めに調整することでアタック感と芯のある音を両立させています。特にスネアには1〜2枚のムーンジェルを12時の位置に貼り、不要な倍音を抑制。バスドラムは低域の豊かさを保ちながらも、ビーターの当たる部分にはインパクトパッチを貼り、200〜250Hz帯域の鳴りを確保しつつ、60〜80Hzの低域も残すバランス設計です。

レコーディングでは、バスドラムに4.5kHz付近の高域をブーストしてアタック感を強調し、スネアには3〜5kHzにかけて緩やかなブーストを施すことでクラックの音を引き立てます。タムは不要な200〜400Hz帯域をカットしてモコモコ感を排除。ハイハットとシンバル類は10kHz以上を繊細に持ち上げ、粒立ちを向上させています。コンプレッサーは全体に2:1程度の緩いレシオで、アタック20ms前後、リリースは楽曲に合わせて調整しています。

ライブとレコーディングでは明確に異なるアプローチを採用しており、ライブではルームの反響を考慮して各打楽器のサステインを抑え目にセッティング。特にフロアタムは余韻を抑えるためにテープでミュートし、バスドラムには内部にブランケットを入れて響きをコントロールしています。一方レコーディングでは、各ドラムパーツの個性や楽曲の世界観に合わせ、時にはデジタル処理による残響付加も積極的に取り入れ、空間的な広がりを演出しています。

比較的安価に音を近づける機材【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

4369053_s

ジェットセイヤのダイナミックなプレイを手頃な価格で再現するなら、まずドラムセットはPacificやSonoなどのミドルレンジモデルがおすすめです。彼が使用するTAMAのStarClassicよりリーズナブルながら、適切なチューニングで近い音色が得られます。特にスネアはPearl Sensitoneシリーズ(3〜4万円)が、彼の使用するブラスシェルに近い鳴りとクリアなアタックを実現できるでしょう。

シンバルはZildjianのS Familyシリーズが比較的手頃な価格帯(1枚1〜2万円台)で、ジェットセイヤが愛用するK Customの雰囲気に近づけられます。特にミディアムウェイトのライドやクラッシュを選ぶと、彼の繊細かつパワフルなプレイをサポートしてくれるでしょう。適切なスティックワークと組み合わせることで、よりプロフェッショナルなサウンドに近づけられます。

ペダルに関してはTAMA Iron Cobra 200シリーズ(約1万円)が、彼が使用するDW5000の代替として機能性とコスト面でバランスが取れています。彼のキレのある足さばきを再現するには、スプリングのテンションを強めに設定し、ビーターの種類も硬めのものを選ぶのがポイントです。機材選びと同時に、彼特有のパワフルかつグルーヴ感あるプレイスタイルを研究することも大切でしょう。

比較的安価に音を近づける機材表【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

種類 機材名 メーカー アーティスト ドラマー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined go!go!vanillas ジェットセイヤ 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムセット Pacific/Sono Pacific/Sono go!go!vanillas ジェットセイヤ StarClassicの代替、3〜6万円台で近い音色 検索 検索 検索 検索 検索
スネア Sensitone Pearl go!go!vanillas ジェットセイヤ ブラスシェル風の鳴り、3〜4万円で明瞭なアタック 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル S Family Zildjian go!go!vanillas ジェットセイヤ K Customに近い音色で1〜2万円台と手頃 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル ミディアムウェイト Zildjian go!go!vanillas ジェットセイヤ 繊細さとパワーを両立する中間的な厚み 検索 検索 検索 検索 検索
ペダル Iron Cobra 200 TAMA go!go!vanillas ジェットセイヤ DW5000の代替として約1万円、調整可能 検索 検索 検索 検索 検索
END_ROWS undefined undefined go!go!vanillas ジェットセイヤ 検索 検索 検索 検索 検索

ライブセットアップについて【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

ジェットセイヤのステージセットアップは、ドラムセットをステージ中央やや右側に配置するスタイルが特徴的です。バスドラムにはフロントヘッドに穴を開けておらず、内部にマイクを設置する傾向があります。また、シンバルは複数使用し、クラッシュとライドの使い分けが明確なセッティングを好んでいます。スネアには通常2本のマイクを配置し、トップとボトムからの収音を大切にしています。

マイキングについては、オーバーヘッドマイクを左右対称に配置し、空間的な広がりを重視したセッティングを採用。タムにはクリップオンマイクを使用し、ライブでの機動性を確保しています。特に、スティックワークの繊細さが伝わるようハイハット専用マイクの位置にこだわりがあります。

ライブ映像では、躍動感あふれるプレイスタイルと正確なリズムキープの両立が見どころです。特に「SUMMER BREEZE」や「オムニバス」などの楽曲では、疾走感のあるビートと巧みなフィルインの組み合わせが特徴的。また、バンドメンバーとのアイコンタクトを大切にし、グルーヴ感を高めるためのコミュニケーションが随所に見られます。

総括まとめ【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

32940360_s

ジェットセイヤのドラミングは、テンポのキープとグルーヴ感覚を大切にした演奏スタイルが特徴的だ。バンドの楽曲に寄り添いながらも、疾走感のあるビートと繊細なダイナミクスコントロールで楽曲に彩りを加える。彼のリズム感覚は、go!go!vanillasのポップでありながらもエッジの効いたサウンドの基盤となっている。

彼のドラムサウンドを再現する上で重要なのは、中音域が程よく抜けたスネアサウンドと、ライド主体の明瞭なシンバルワークだ。セットアップはシンプルながらも、スネアとタムのチューニングにこだわりを持ち、バンドの楽曲に合わせた音作りを意識している。特にライブでの音圧と、スタジオでの繊細さのバランスを常に追求している。

ジェットセイヤは「機材に振り回されるのではなく、自分の音を作り出すために機材を選ぶ」という姿勢を大切にしている。時にはシンプルな構成で基本に忠実に、時には独自のアイデアを取り入れた編曲で、楽曲の世界観を表現することを優先。彼のドラミングは、テクニックや機材ではなく、音楽的センスと表現力に裏打ちされている。

本記事参照サイト【go!go!vanillas・ジェットセイヤ】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました