【Janne Da Arc・shuji】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

ドラムコピー

【Janne Da Arc・shuji】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

【shuji】Janne Da Arc 始めに

shujiは、Janne Da Arcのドラマーとして、強烈なビートとテクニカルなプレイスタイルで知られています。パワフルかつ緻密なドラムワークは、バンドのハードロックサウンドの基盤を形成し、特に16分音符を多用した繊細なフットワークが特徴です。

彼のプレイは「FATE」や「ACID BREATH」などの楽曲で際立ち、時にはダブルバスを駆使した激しいビートから、繊細なゴーストノートまで幅広い表現力を持っています。shujiのドラミングスタイルは、ロック、ビジュアル系、プログレッシブ要素を融合させた独自のものといえるでしょう。

Janne Da Arcの音楽性において、shujiのドラムは単なるリズムキープに留まらず、曲の展開やダイナミクスを生み出す重要な役割を果たしています。激しいテンポチェンジや複雑なリズムパターンを駆使し、バンドの楽曲に深みと躍動感を与えているのです。

YouTubeでshujiのプレイをチェック → こちら

使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Janne Da Arc・shuji】

4851187_s

shujiはJanne Da Arcの活動初期からTAMA社のドラムを愛用しています。バンド初期にはメイプル材のCustom Maple Drum Kitを使用し、温かみのある音色を生み出していました。2000年代に入ると、Starclassic Mapleへ移行し、同じサイズ構成(22×18/10×8/12×9/14×14/16×16)を維持しながらも、より洗練された音質を追求。 中期にはStarclassic Bubingaを採用し、ブビンガ材特有の豊かな低域と明瞭な高域バランスを活かしたパワフルなサウンドを確立しました。ツアーではバーチとブビンガのハイブリッド素材であるStarclassic Performerを使用し、ライブでの抜けの良さを重視。特注のStarclassic G-Mapleゴールドスパークルモデルも所有し、視覚的にも印象的なステージを演出しています。 スネアドラムはTAMAのSTARPHONIC(メイプル/ブビンガ)をメインに、Ludwig Black Beauty(14×6.5)も場面に応じて使い分け、曲調に合わせた多彩な音作りを実現しています。

使用ドラムセット(シェル)機材表【Janne Da Arc・shuji】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー サイズ構成 材質 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Custom Maple Drum Kit TAMA Janne Da Arc shuji 22×18/10×8/12×9/14×14/16×16 メイプル janne Da Arcの初期モデル 検索 検索 検索 検索 検索
Starclassic Maple TAMA Janne Da Arc shuji 22×18/10×8/12×9/14×14/16×16 メイプル 2000年代初期に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Starclassic Bubinga TAMA Janne Da Arc shuji 22×18/10×8/12×9/14×14/16×16 ブビンガ 2000年代中期に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Starclassic Performer TAMA Janne Da Arc shuji 22×18/10×8/12×9/14×14/16×16 バーチ/ブビンガ ツアーで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Starclassic G-Maple TAMA Janne Da Arc shuji 22×18/10×8/12×9/14×14/16×16 メイプル 特製ゴールドスパークル 検索 検索 検索 検索 検索
STARPHONIC TAMA Janne Da Arc shuji 14×6 メイプル/ブビンガ メインスネア 検索 検索 検索 検索 検索
Snare Black Beauty Ludwig Janne Da Arc shuji 14×6.5 真鍮 ライブでも使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用スネアドラムの種類と特徴【Janne Da Arc・shuji】

33188720_s

Janne Da Arcのドラマー・shujiは複数のスネアドラムを場面に応じて使い分けています。メインスネアとして愛用するSONOR Sensitizer Brassは14×5インチサイズで、コーテッドヘッド仕様。中高音域の豊かさが特徴で、バンドサウンドの核となっています。同じくSONORのSignature Bronze(14×5)は低音から高音まで幅広い音域をカバーし、楽曲の多様性に対応。Sensitizer Steel(14×5)はパワフルでクリアなアタック感を持ち、激しい楽曲で活躍します。 サブとして、TAMAのMaple Snare(14×6.5)は20本スナッピーとコーテッドヘッドの組み合わせにより、深みと温かみのある音色を実現。バラードなど表現力が求められる曲で使用されます。YamahaのAluminum Shell Snare(14×5.5)はアンバサダーヘッドとの組み合わせでシャープな音質と抜けの良さが特徴で、クリアなサウンドが必要な楽曲で重宝されています。

使用スネアドラム機材表【Janne Da Arc・shuji】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 材質/サイズ ヘッド/スナッピー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Sensitizer Brass SONOR Janne Da Arc shuji ブラス 14×5 コーテッド/不明 中高音域が豊か 検索 検索 検索 検索 検索
Signature Bronze SONOR Janne Da Arc shuji ブロンズ 14×5 コーテッド/不明 低音から高音まで幅広い音域 検索 検索 検索 検索 検索
Sensitizer Steel SONOR Janne Da Arc shuji スティール 14×5 コーテッド/不明 パワフルでクリアな音 検索 検索 検索 検索 検索
Maple Snare TAMA Janne Da Arc shuji メイプル 14×6.5 コーテッド/20本 温かみのある音色 検索 検索 検索 検索 検索
Aluminum Shell Snare Yamaha Janne Da Arc shuji アルミ 14×5.5 アンバサダー/不明 シャープな音質と抜けの良さ 検索 検索 検索 検索 検索

使用シンバルの構成と種類と特徴【Janne Da Arc・shuji】

4369053_s

Janne Da Arcのドラマーshujiは、一貫してZildjianシンバルを愛用していました。ハイハットには14″のK Seriesを使用し、深みのあるダークなサウンドを基調としています。クラッシュシンバルは16″と18″のA Customを主に使い、明るく洗練されたブライトなアタックと素早い減衰が彼の正確なプレイスタイルを支えていました。 ライドシンバルには20″のK Customを採用し、ソロプロジェクト「shuji to AKIRA」でも引き続き使用。このモデルの複雑で温かみのあるピンポイントな音色が特徴です。アクセント用として8″と10″のA Custom Splashを配置し、クイックなフレーズで効果的に使用。 エフェクト系には18″のOriental China Trashを配し、破裂するような個性的な音色でバンドサウンドに彩りを加えていました。後期には17″のK Custom Hybridも取り入れ、よりダークでコンプレックスな音色の幅を広げていったことが確認できます。

使用シンバル機材表【Janne Da Arc・shuji】

種類 モデル名 ブランド アーティスト ドラマー 口径 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Hi-hat K Series Zildjian Janne Da Arc shuji 14″ Janne Da Arc在籍時に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Ride K Custom Zildjian Janne Da Arc shuji 20″ ソロプロジェクト「shuji to AKIRA」でも使用 検索 検索 検索 検索 検索
Crash A Custom Zildjian Janne Da Arc shuji 16″ ライブ映像で確認できる 検索 検索 検索 検索 検索
Crash A Custom Zildjian Janne Da Arc shuji 18″ メインクラッシュとして使用 検索 検索 検索 検索 検索
China Oriental China Trash Zildjian Janne Da Arc shuji 18″ エフェクト用として使用 検索 検索 検索 検索 検索
Splash A Custom Zildjian Janne Da Arc shuji 10″ アクセント用 検索 検索 検索 検索 検索
Splash A Custom Zildjian Janne Da Arc shuji 8″ クイックアクセント用 検索 検索 検索 検索 検索
Crash K Custom Hybrid Zildjian Janne Da Arc shuji 17″ 後期に使用していたモデル 検索 検索 検索 検索 検索

使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Janne Da Arc・shuji】

32940360_s

Janne Da Arcのshujiは、TAMAとYAMAHAのハードウェアを組み合わせて使用しています。キックペダルはTAMAのIron Cobraシリーズを愛用しており、Power Glideは力強い踏み心地が特徴で、Flexi Glideは軽快なスピード感が出せるモデルです。ハイハットスタンドはYAMAHA 900 Seriesを使用し、安定した演奏をサポートしています。 スネアスタンドはYAMAHA SS740Aを長年愛用しており、シンバルスタンドはCS755のブームタイプで配置の自由度を確保。タムホルダーはTH945Bを使い、9000シリーズの高品質な固定力を実現しています。ドラムスローンはDS840を使用し、長時間のライブでも疲れにくい設計が特徴です。 特にYAMAHA 900 Seriesのハードウェア群はツアーでの使用に耐える耐久性があり、shujiのパワフルな演奏スタイルを支えています。

使用ペダル・ハードウェア機材表【Janne Da Arc・shuji】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Iron Cobra Power Glide Tama Janne Da Arc shuji キックペダル 力強く踏み心地が良い 検索 検索 検索 検索 検索
Iron Cobra Flexi Glide Tama Janne Da Arc shuji キックペダル 軽めでスピード感のある演奏に適したモデル 検索 検索 検索 検索 検索
YAMAHA 900 Series YAMAHA Janne Da Arc shuji ハイハットスタンド 安定感があり操作性が良い 検索 検索 検索 検索 検索
YAMAHA SS740A YAMAHA Janne Da Arc shuji スネアスタンド シュウジ愛用の定番スタンド 検索 検索 検索 検索 検索
CS755 YAMAHA Janne Da Arc shuji シンバルスタンド ブームタイプで配置の自由度が高い 検索 検索 検索 検索 検索
YAMAHA DS840 YAMAHA Janne Da Arc shuji ドラムスローン 長時間の演奏でも疲れにくい設計 検索 検索 検索 検索 検索
TH945B YAMAHA Janne Da Arc shuji タムホルダー 9000シリーズの高品質ホルダー 検索 検索 検索 検索 検索
DS840 YAMAHA Janne Da Arc shuji ドラムスローン 高さ調節が容易で安定感抜群 検索 検索 検索 検索 検索
900 Series YAMAHA Janne Da Arc shuji シンバルスタンド ツアーでの使用に耐える耐久性 検索 検索 検索 検索 検索

使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Janne Da Arc・shuji】

3082982_s (1)

Janne Da Arcのshujiは、TAMAとYAMAHAのハードウェアを組み合わせて使用しています。キックペダルはTAMAのIron Cobraシリーズを愛用しており、Power Glideは力強い踏み心地が特徴で、Flexi Glideは軽快なスピード感が出せるモデルです。ハイハットスタンドはYAMAHA 900 Seriesを使用し、安定した演奏をサポートしています。 スネアスタンドはYAMAHA SS740Aを長年愛用しており、シンバルスタンドはCS755のブームタイプで配置の自由度を確保。タムホルダーはTH945Bを使い、9000シリーズの高品質な固定力を実現しています。ドラムスローンはDS840を使用し、長時間のライブでも疲れにくい設計が特徴です。 特にYAMAHA 900 Seriesのハードウェア群はツアーでの使用に耐える耐久性があり、shujiのパワフルな演奏スタイルを支えています。

チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Janne Da Arc・shuji】

shujiはスネアの打面にAQUARIAN Studio-X、裏面にPower Dotを使用し、タイトで明瞭なアタック感を引き出しています。タムはムーンジェルによる適度なミュートでライブでのサステインコントロールを実現。特にロック感溢れるJanne Da Arcの楽曲では、スネア上部に1枚、バスドラムのベーター接触点付近にもミュートを施し、低域の余計な倍音を抑制しつつ芯のある音を確保しています。

レコーディング時のミックス処理では、スネアは1.5〜3kHz帯域を+3dB程度ブーストしてアタック感を強調し、200Hz付近を少し削ることで音の分離を改善。バスドラムは60Hz周辺を盛り上げつつ400Hz台をカットし、キックの芯と太さを両立。ハイハットとシンバルは8kHz以上に艶やかさを持たせながら、600Hzあたりをわずかに削ることで混濁感を防いでいます。

ライブとレコーディングでは明確な使い分けがあり、ライブではアタック重視で打面の張りを強めに、オーバーヘッドマイクの位置も高めに設定。一方レコーディングでは、シンバルの響きを生かしつつ自然な減衰を重視し、ゲートの設定も緩やかにして空間の広がりを表現。特に「EDEN」のようなミディアムテンポの楽曲では、スネアのリム付近に軽くテープを貼り、タイトながらも豊かな倍音を残す絶妙なバランスを実現しています。

比較的安価に音を近づける機材【Janne Da Arc・shuji】

28462081_s

shujiのドラムサウンドを手頃な価格で再現するなら、Pearl Exportシリーズのドラムセットがコストパフォーマンスに優れています。シェルの鳴りが良く、ATOSS JP-F904などの比較的安価なモデルでも十分なアタック感を得られるでしょう。スネアはPearl Sensitoneスチールモデルで、特徴的な芯のある音を手に入れることができます。

シンバルは打ち込みのような明瞭さを求めるならZildjian Aシリーズの中でもエントリークラスか、よりリーズナブルなPaisteのPST5シリーズが良いでしょう。shujiはライブでは硬質で抜けの良いサウンドを好む傾向があり、20インチのミディアムクラッシュを中心に揃えると近づけます。ハイハットはやや厚めの14インチを選ぶとタイトな閉じ方ができます。

ツインペダルはTAMAのIron Cobra 200シリーズがコストパフォーマンスに優れており、shujiのような16分音符主体の高速プレイにも対応できます。セッティングでは、タムを比較的フラットに配置し、シンバル類を手前に寄せるとプレイアビリティが向上します。マイキングを工夫することで、スタジオクオリティに近づけることも可能です。

比較的安価に音を近づける機材表【Janne Da Arc・shuji】

種類 機材名 メーカー アーティスト ドラマー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined Janne Da Arc shuji 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムセット Export シリーズ Pearl Janne Da Arc shuji コスパに優れシェルの鳴りが良い入門機 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムセット JP-F904 ATOSS Janne Da Arc shuji 安価でも十分なアタック感が得られる 検索 検索 検索 検索 検索
スネア Sensitone スチールモデル Pearl Janne Da Arc shuji 特徴的な芯のある音が手に入る 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル Aシリーズ エントリーモデル Zildjian Janne Da Arc shuji 打ち込みのような明瞭さを実現 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル PST5シリーズ Paiste Janne Da Arc shuji リーズナブルで硬質な抜けの良い音 検索 検索 検索 検索 検索
ツインペダル Iron Cobra 200シリーズ TAMA Janne Da Arc shuji 高速16分音符プレイに対応できるコスパ機 検索 検索 検索 検索 検索
END_ROWS undefined undefined Janne Da Arc shuji 検索 検索 検索 検索 検索

ライブセットアップについて【Janne Da Arc・shuji】

shujiのドラムセットは、右から順にハイハット、スネア、タム×3、フロアタム×2の配置が特徴的で、シンバル類も豊富に配置している。通常のセッティングに加え、オーケストラタムを加えた編成も見られる。マイキングは各ドラムヘッドにクローズマイク、オーバーヘッドに2〜3本、ハイハットとライドにもマイクを設置することが多い。

ステージ上ではバックに配置されるが、高めの位置に設置されており、特にアリーナクラスの会場では観客から見えやすい工夫がされている。踊るように叩くフォームと表情の豊かさは、ライブパフォーマンスの見どころとなっている。特に激しい楽曲では、ダイナミックなスティックワークが目を引く。

代表的なライブ映像では、「Feel The Wind」のイントロドラムや「EXODUS」のフィルインプレイが注目ポイント。安定したリズムキープとアグレッシブなプレイの対比がshujiのドラミングの特徴である。またDVD「DEAD OR ALIVE」では、高速フットワークと複雑なリズムパターンの演奏シーンが多く収録されている。

総括まとめ【Janne Da Arc・shuji】

4325140_s

shujiの音作りの核は、Janne Da Arcのハードでありながらもポップなサウンドを支える力強いビートと緻密なフットワークにある。攻撃的でありながらも楽曲の中で埋もれない絶妙なバランス感覚が特徴で、特にツーバスの効果的な使い方とタイトなリズムキープが彼のドラミングの真髄だ。

再現ポイントとしては、彼の音の要となるメイプル系ドラムセットの温かみのある低音、やや高めにチューニングされたスネアのカッティング感、そして明るめのシンバル選択が挙げられる。特にライドシンバルはニュアンスが出やすいものを好み、ハイハットもタイトで明瞭なアタックを重視した選定をしている。

shujiはハードなプレイに適した機材を選びつつも、本質的には「機材は道具」という姿勢を持ち、自身の表現力や演奏技術を高めることに重きを置いている。2000年代初頭から長きにわたり使用している機材も多く、新しいものを追い求めるよりも、自分の音楽性に合った信頼できる道具との長い付き合いを大切にしている。

本記事参照サイト【Janne Da Arc・shuji】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました