- 【Shinya】DIR EN GREY 始めに
- 使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【DIR EN GREY・Shinya】
- 使用スネアドラムの種類と特徴【DIR EN GREY・Shinya】
- 使用シンバルの構成と種類と特徴【DIR EN GREY・Shinya】
- 使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【DIR EN GREY・Shinya】
- 使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【DIR EN GREY・Shinya】
- チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【DIR EN GREY・Shinya】
- 比較的安価に音を近づける機材【DIR EN GREY・Shinya】
- ライブセットアップについて【DIR EN GREY・Shinya】
- 総括まとめ【DIR EN GREY・Shinya】
- 本記事参照サイト【DIR EN GREY・Shinya】
【Shinya】DIR EN GREY 始めに
DIR EN GREYのドラマー、Shinyaは緻密なテクニックと独特のリズム感覚で知られています。パワフルかつ繊細なプレイスタイルで、バンドの音楽性に確固たる土台を提供しています。
ブラストビートから複雑なリズムパターンまで幅広い表現力を持ち、特に「激しさと美しさの融合」が特徴と言えるでしょう。DIR EN GREYの楽曲において、彼の多彩なドラミングは曲想の変化や感情表現に欠かせない要素となっています。
Pearlのドラムやローランドの電子楽器も積極的に取り入れ、常に進化し続ける姿勢も彼の魅力です。メタルコア的な激しさやプログレッシブな複雑さを併せ持ちながらも、日本的な繊細さを感じさせる独自のドラミングは、DIR EN GREYの実験的かつ前衛的な音楽性を支える重要な柱となっています。
YouTubeでShinyaのプレイをチェック → こちら
使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【DIR EN GREY・Shinya】

DIR EN GREYのShinyaは、主にPearlのドラムキットを愛用しています。ライブではMasters Maple Customを中心に、22インチのバスドラム、12インチのタム、16インチのフロアタムという構成で、メイプル素材の透明度の高い音色を活かした演奏を展開しています。2019年頃からはMasters Maple Reserveも使用し、同様のサイズ構成(22×18/12×8/16×16)で安定した音作りを実現。 特にツアーではMasterworksという5ピースのカスタムシェル(22×18/10×8/12×9/14×14/16×16)を使用し、より幅広い音域表現を可能にしています。一方、スタジオレコーディングではReference Pureを選択し、繊細なニュアンスを捉えられる特性を活かしています。 スネアドラムには、Sensitone Steel Snare(14×5.5)を使用することが多く、スチール素材ならではの明るく切れのある音色が楽曲に彩りを与えています。また、リファレンスシリーズをベースにしたカスタムキットも所有しており、特殊な音色が必要な場合に活用しています。これらの機材選択により、DIR EN GREYの複雑で多彩な楽曲に対応する音作りを実現しています。
使用ドラムセット(シェル)機材表【DIR EN GREY・Shinya】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | サイズ構成 | 材質 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Custom Drum Kit | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | 22×18/12×8/14×14/16×16 | メイプル | リファレンスシリーズをベースにしたカスタムキット | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Masters Maple Custom | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | 22×18/12×9/16×16 | メイプル | 透明度の高い音色を持つメインドラム | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Masters Maple Reserve | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | 22×18/12×8/16×16 | メイプル | 2019年頃から使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Masterworks | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | 22×18/10×8/12×9/14×14/16×16 | メイプル | ツアーで使用するカスタムシェル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Reference Pure | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | 22×18/10×8/12×9/14×14/16×16 | メイプル | スタジオレコーディングでの使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Sensitone Steel Snare | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | 14×5.5 | スチール | 明るい音色が特徴的なスネア | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スネアドラムの種類と特徴【DIR EN GREY・Shinya】

DIR EN GREYのShinyaは多様なスネアドラムを使い分けています。メインで使用されるPearl Masters Customはメイプル材の14×5.5インチで、DIRコンセプトモデルとして明瞭なアタックと適度なサスティンを実現。TAMA STARCLASSIC MAPLEはやや深めの14×6.5インチで低域の豊かさが特徴です。メタル系ではCanopus B-2216ブラスモデルをツアーで活用し、芯のある音色とパワフルな鳴りを発揮。近年ではPearlのアクリルスネア(14×6.5)を2022年頃に使用し、抜けの良さと輪郭のはっきりした音色を獲得。2023年頃にはCANOPUS SQ-1465Tチタンスネアを導入し、EVANS G2ヘッドとの組み合わせで鋭いアタックと金属特有の伸びやかなサスティンを両立させています。
使用スネアドラム機材表【DIR EN GREY・Shinya】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 材質/サイズ | ヘッド/スナッピー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Pearl Masters Custom | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | メイプル 14×5.5 | REMO | DIRコンセプトモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| STARCLASSIC MAPLE | TAMA | DIR EN GREY | Shinya | メイプル 14×6.5 | REMO Coated Emperor | 2010年頃使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| B-2216 | Canopus | DIR EN GREY | Shinya | ブラス 14×6.5 | REMO | ツアーで使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Acrylic Snare | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | アクリル 14×6.5 | REMO | 2022年頃使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| SQ-1465T | CANOPUS | DIR EN GREY | Shinya | チタン 14×6.5 | EVANS G2 | 2023年頃使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用シンバルの構成と種類と特徴【DIR EN GREY・Shinya】

DIR EN GREYのドラマーShinya氏はPAISTEシンバルを愛用しており、そのセットアップは緻密に構築されています。メインハイハットには14″のSound Edgeを採用し、Hispeedモデルの特性である鋭い立ち上がりと明瞭なスティックレスポンスを活かしています。サブハイハットにはSound Formula Reflector 14″を配置し、音色の幅を広げています。 ライドシンバルはSignature Fullの20″を使用し、豊かな倍音とクリアな定義を持つ音で演奏を支えています。クラッシュシンバルは右側に18″、左側に19″のSignature Fastを配置し、即座に立ち上がるアタック感と豊かなサスティンを実現。アクセント用には10″のSignature Splashを採用しています。 エフェクトシンバルとして18″のSignature Chinaを使用し、より強烈なインパクトが必要な場面では22″のメインチャイナを効果的に活用。このバランスの取れたセットアップがShinya氏の繊細かつダイナミックな演奏をサポートしています。
使用シンバル機材表【DIR EN GREY・Shinya】
| 種類 | モデル名 | ブランド | アーティスト | ドラマー | 口径 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Hi-hat | SoundEdge Hispeed | PAISTE | DIR EN GREY | Shinya | 14″ | メインHH | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Hi-hat | Sound Formula Reflector | PAISTE | DIR EN GREY | Shinya | 14″ | サブHH | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Ride | Signature Full | PAISTE | DIR EN GREY | Shinya | 20″ | メインライド | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | Signature Fast | PAISTE | DIR EN GREY | Shinya | 18″ | 右側メインクラッシュ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | Signature Fast | PAISTE | DIR EN GREY | Shinya | 19″ | 左側メインクラッシュ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Splash | Signature Splash | PAISTE | DIR EN GREY | Shinya | 10″ | アクセント用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| China | Signature | PAISTE | DIR EN GREY | Shinya | 18″ | エフェクトシンバル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| China | Signature | PAISTE | DIR EN GREY | Shinya | 22″ | メインチャイナ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【DIR EN GREY・Shinya】

DIR EN GREYのドラマーShinya氏は、Pearlの高品質ハードウェアを中心に構成したセットアップで知られています。高速プレイに欠かせないSpeed Cobraダブルペダルは、軽快な踏み心地で緻密なフットワークをサポート。H-930ハイハットスタンドは安定感があり、繊細なハイハットワークも滑らかに操作できます。 スネアスタンドのS-1030は調整の自由度が高く、B-1030ブームシンバルスタンドと組み合わせることでシンバルの理想的な配置を実現。TH-1030Iタムホルダーのアイソレーションシステムは音の分離を向上させ、DR-503Cラックのカーブドデザインがセッティングの自由度を高めています。 D-1000SPNドラムスローンとKT-100チューニングキーを含めたPearlの一連のハードウェアは、激しいライブパフォーマンスでも安定した演奏環境を提供しています。
使用ペダル・ハードウェア機材表【DIR EN GREY・Shinya】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Speed Cobra | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | ダブルペダル | 高速プレイ向け軽快な踏み心地 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| H-930 | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | ハイハットスタンド | 安定感と滑らかな操作性 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| S-1030 | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | スネアスタンド | 耐久性と調整の自由度が高い | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| B-1030 | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | シンバルスタンド | ブームタイプで位置調整が容易 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| TH-1030I | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | タムホルダー | アイソレーションマウントシステム搭載 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| DR-503C | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | ラック | カーブドデザインでセッティングの自由度が高い | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| D-1000SPN | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | ドラムスローン | スピナータイプで高さ調整が容易 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| KT-100 | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | チューニングキー | 耐久性のある金属製 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【DIR EN GREY・Shinya】

DIR EN GREYのドラマーShinya氏は、Pearlの高品質ハードウェアを中心に構成したセットアップで知られています。高速プレイに欠かせないSpeed Cobraダブルペダルは、軽快な踏み心地で緻密なフットワークをサポート。H-930ハイハットスタンドは安定感があり、繊細なハイハットワークも滑らかに操作できます。 スネアスタンドのS-1030は調整の自由度が高く、B-1030ブームシンバルスタンドと組み合わせることでシンバルの理想的な配置を実現。TH-1030Iタムホルダーのアイソレーションシステムは音の分離を向上させ、DR-503Cラックのカーブドデザインがセッティングの自由度を高めています。 D-1000SPNドラムスローンとKT-100チューニングキーを含めたPearlの一連のハードウェアは、激しいライブパフォーマンスでも安定した演奏環境を提供しています。
チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【DIR EN GREY・Shinya】
Shinyaは打面のチューニングに独自のこだわりを持ち、スネアはタイトに調整しながらも芯のある音を追求しています。打面はやや高めに張り、裏面は適度な張りでコントロールし、楽曲の雰囲気に合わせてムーンジェルを使い分けています。特にタムはアタックを活かすため打面をやや強めに張り、ミュートを最小限に抑えることでサステインとの絶妙なバランスを実現。激しいパートではリムショットの効果を最大化するチューニングを採用しています。
ミックス面では、キックドラムは50-60Hz帯を若干持ち上げアタックを強調するために4-5kHzにブーストをかけています。スネアは200Hz付近をカットし、3-5kHz帯を持ち上げることでミックス内での存在感を確保。タムは250-400Hz帯の中低域に厚みを持たせつつ、2kHz付近にピークを作るEQで抜けを確保。全体のドラムはRolandのV-Drumsを活用する際も、アコースティックドラムの質感を損なわないよう緻密なゲート設定を施しています。
ライブとレコーディングでは明確な使い分けをしており、レコーディング時はより繊細なニュアンスを表現するため打面の張りを緩め、各マイクの距離感にも配慮。対照的にライブではアタックを重視した硬めのチューニングを採用し、特にスネアは強いリムショット効果を得るよう調整。さらに激しいパフォーマンスでも安定したサウンドを維持するため、ライブではテンションを高めに設定し、パールのドラムセットとRolandの電子機材を組み合わせた独自のハイブリッドセットアップでメタルコアからプログレッシブな楽曲まで幅広く対応しています。
比較的安価に音を近づける機材【DIR EN GREY・Shinya】

DIR EN GREYのSHINYAのような重厚なドラミングを目指すには、Pearl Referenceシリーズのようなメイプルシェルのキットがベースとして理想的です。予算を抑えるならPearl Exportや同価格帯のTAMAのImperialstarも質感の良い選択肢となります。シェルのサイズは22インチバスドラム、12・13インチタム、16インチフロアタムの組み合わせが基本的なセットアップです。
スネアドラムは14インチのブラスやスティールシェルを選ぶと彼の鋭いアタック感に近づけます。Tama S.L.P.シリーズの比較的安価なモデルやPearlのSensitone Steelなどが代替品として検討できるでしょう。シンバルはMeinl ClassicsやZildjian A Customの中から、クラッシュは16〜18インチ、ライドは20インチ程度を選ぶと彼のメタリックな音色に近づけます。
ドラムペダルは彼が使用するPearl Eliminatorほどの高級モデルでなくても、Pearl P-930やTama Iron Cobraの標準モデルでも十分なレスポンスを得られます。チューニングはタムを中高音に設定し、ヘッドはRemo Emperor系を選ぶことで、SHINYAの特徴的な歯切れの良いサウンドに近づけることができるでしょう。
比較的安価に音を近づける機材表【DIR EN GREY・Shinya】
| 種類 | 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BEGIN_ROWS | undefined | undefined | DIR EN GREY | Shinya | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| ドラムセット | Pearl Export | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | メイプルシェルに近い音質で予算を抑えられる入門機 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ドラムセット | Imperialstar | TAMA | DIR EN GREY | Shinya | Pearl Export同価格帯で重厚感のある音を実現 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スネアドラム | S.L.P. Brass Snare | TAMA | DIR EN GREY | Shinya | 14インチブラスシェルで鋭いアタック感を再現 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スネアドラム | Sensitone Steel | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | スティールシェルで明るく切れ味のある音を実現 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | Classics | Meinl | DIR EN GREY | Shinya | メタリックな音色を予算内で実現できるエントリーモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | A Custom | Zildjian | DIR EN GREY | Shinya | 16-18インチクラッシュで明るく華やかな音色を表現 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ドラムペダル | P-930 | Pearl | DIR EN GREY | Shinya | Eliminatorの下位モデルで十分なレスポンスを確保 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ドラムペダル | Iron Cobra | TAMA | DIR EN GREY | Shinya | 安定した踏み心地と耐久性を兼ね備えたスタンダード | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ヘッド | Emperor | Remo | DIR EN GREY | Shinya | SHINYAの歯切れの良いサウンドに近づける定番ヘッド | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| END_ROWS | undefined | undefined | DIR EN GREY | Shinya | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
ライブセットアップについて【DIR EN GREY・Shinya】
DIR EN GREYのドラマーShinyaは、ステージ中央後方に定位することが多く、メンバーとの距離感を重視したセットアップを採用している。Pearl社のドラムセットを使用し、ツインバスドラムを基調とした豪華な構成が特徴で、ハイハットとスネアの配置は正面やや右寄りに設定され、演奏性と視認性を両立させている。
マイク配置については、バスドラムには内部にコンデンサーマイクを設置し、スネアには上下両面からのマイキングが施されることが多い。オーバーヘッドマイクは左右対称に配置され、シンバルの繊細な音色を捉える工夫がなされている。Roland V-Drumsも併用し、アコースティックとエレクトロニックの融合を図っている。
代表的なライブ映像では、「Vinushka」や「Uroko」などの楽曲演奏時に見られる正確無比なダブルペダルワークと、繊細かつ大胆な強弱表現が見どころとなっている。また、長尺楽曲での持久力と表現力も特筆すべき点で、細部までこだわり抜いたパフォーマンスからは、技術と芸術性を兼ね備えたドラマーとしての実力が伺える。
総括まとめ【DIR EN GREY・Shinya】

DIR EN GREYのShinyaは、ハードコア的な激しさと繊細な表現力を兼ね備えたドラマーである。彼の音作りの核はタイトかつパワフルなキック、鋭いスネアアタック、そして緻密なダイナミクスコントロールにあり、バンドのダークで重厚な世界観を土台から支えている。
Shinyaのサウンドを再現する上で重要なのは、ハイテンションなスネアチューニングと、シャープなエッジを持つシンバルセレクション、そして正確なダブルキックワークである。特にスネアは彼の個性が最も表れる部分で、ライブとスタジオでの使い分けも徹底している。
しかし彼の本質は機材選びだけでなく、演奏技術と姿勢にこそある。「機材よりも演奏する人間の感性が重要」という考えのもと、シンプルなセットアップでも表現の幅を広げ、バンドの変化に合わせて常に進化し続ける柔軟性こそがShinyaの真髄といえる。
本記事参照サイト【DIR EN GREY・Shinya】
本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

コメント