- 【樋口宗孝】LOUDNESS 始めに
- 使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【LOUDNESS・樋口宗孝】
- 使用スネアドラムの種類と特徴【LOUDNESS・樋口宗孝】
- 使用シンバルの構成と種類と特徴【LOUDNESS・樋口宗孝】
- 使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【LOUDNESS・樋口宗孝】
- 使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【LOUDNESS・樋口宗孝】
- チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【LOUDNESS・樋口宗孝】
- 比較的安価に音を近づける機材【LOUDNESS・樋口宗孝】
- ライブセットアップについて【LOUDNESS・樋口宗孝】
- 総括まとめ【LOUDNESS・樋口宗孝】
- 本記事参照サイト【LOUDNESS・樋口宗孝】
【樋口宗孝】LOUDNESS 始めに
樋口宗孝は、日本のヘヴィメタル・シーンを代表するバンド「LOUDNESS」の創設メンバーであり、その強靭なビートと繊細なテクニックを併せ持つドラマーとして知られていました。1980年代の日本ヘヴィメタルの先駆者として、パワフルかつ正確なダブルバスドラムの使い方に定評があり、硬質なサウンドを生み出しています。
スピード感溢れるハードなプレイスタイルは、LOUDNESSのアグレッシブな楽曲に完璧にマッチし、「CRAZY NIGHT」や「S.D.I.」などの代表曲においては、精密なリズムワークでバンドのサウンドを力強く支えていました。LOUDNESSの国際的成功に大きく貢献し、日本のドラマーとして海外でも高い評価を獲得しています。
樋口の繰り出す重厚なビートと変則的なリズムパターンは、日本のメタルサウンドの基盤を形成し、多くのドラマーに影響を与え続けています。2008年に惜しくも他界した後も、その革新的なドラミングスタイルと音楽性は多くのミュージシャンに受け継がれています。
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使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【LOUDNESS・樋口宗孝】

LOUDNESSのドラマーとして活躍した樋口宗孝は、主にPearlのドラムセットを使用していました。彼の代表的なキットとしてMasters Customが挙げられ、24×18/14×12/15×14/16×16というサイズ構成でメイプル素材を使用し、パワフルで力強い音を生み出していました。後年はReference Pureモデル(24×15/14×12/15×14/16×16)を採用し、より洗練されたサウンドを追求。 シグネチャーモデルとしてはMasterworksがあり、メイプルとアフリカンマホガニーの組み合わせで24×15/14×12/15×14/16×16という構成で、彼独自の音色を表現しました。また限定モデルのMMX Signatureはメイプル/マホガニー構成で同様のサイズ感を持ち、重厚感のある音を特徴としていました。 アニバーサリーモデルとしては22×18/12×9/13×10/16×16のシグネイチャースタジオドラムをリリース。スネアドラムでは、EQ1450-L35が35台限定で生産され、メイプル材を使用した14×5サイズで彼のシグネチャーモデルとして知られています。樋口のドラムセットは全体的に大口径で低めのチューニングによる重厚なサウンドが特徴でした。
使用ドラムセット(シェル)機材表【LOUDNESS・樋口宗孝】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | サイズ構成 | 材質 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Masterworks | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 24×15/14×12/15×14/16×16 | メイプル/アフリカンマホガニー | シグネチャーモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| MMX Signature | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 24×15/14×12/15×14/16×16 | メイプル/マホガニー | 限定モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シグネイチャースタジオドラム | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 22×18/12×9/13×10/16×16 | メイプル | アニバーサリーモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Masters Custom | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 24×18/14×12/15×14/16×16 | メイプル | 主力機材 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Reference Pure | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 24×15/14×12/15×14/16×16 | メイプル | 後期使用モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| EQ1450-L35 | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 14×5 | メイプル | シグネチャースネア35台限定生産 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スネアドラムの種類と特徴【LOUDNESS・樋口宗孝】

樋口宗孝は長年Pearlのドラマーとして様々なスネアを使用していました。メインとして愛用していたのは「Pearl EQ1450」で、メイプル素材の14×5インチサイズに、レモン・エンペラー・コーテッドヘッドを組み合わせたハイピッチ仕様。明るく抜けの良いアタック感が特徴でした。80年代初期には「Pearl Brass」(14×6.5インチ)も使用し、より太いサウンドを獲得。ツアー時には「Sensitone Steel」を携行し、メタルならではの明瞭なカッティング感を活かしていました。 後に「Masterworks」シリーズの複合木材モデル(マホガニー・メイプル・バーチ)も採用。そして「MHC1455」としてシグネチャーモデルも登場しました。晩年には「EQ1450-L35」として35台限定のムネタカヒグチ・リミテッドモデルも発売され、メイプルの温かみとPPS20スナッピーによる繊細なレスポンスが両立されていました。
使用スネアドラム機材表【LOUDNESS・樋口宗孝】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 材質/サイズ | ヘッド/スナッピー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| EQ1450 | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | メイプル 14×5 | レモン・エンペラー・コーテッド/なし | ハイピッチ仕様 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Masterworks | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | マホガニー・メイプル・バーチ 14×5 | エバンス G1 コーテッド/20本 | ハイピッチ仕様 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| EQ1450-L35 | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | メイプル 14×5 | レモン・エンペラー・コーテッド/PPS20 | ムネタカヒグチ・リミテッドモデル、35台限定 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Brass | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | ブラス 14×6.5 | レモン・エンペラー・コーテッド/PPS20 | 80年代初期使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Sensitone Steel | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | スチール 14×5.5 | レモン・エンペラー・コーテッド/20本 | ツアー時使用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| MHC1455 | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | メイプル 14×5.5 | コーテッド/20本 | シグネチャーモデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用シンバルの構成と種類と特徴【LOUDNESS・樋口宗孝】

LOUDNESS伝説のドラマー樋口宗孝氏は、Sabianシンバルを愛用していました。彼のセットアップには、主に自身のシグネイチャーモデルであるAA Rockシリーズを中心に構成されています。ハイハットには明瞭なスティックアタックが特徴的な14″AA Rockを採用し、クラッシュシンバルには16″、18″、19″のAA Rockシグネイチャーモデルと18″HHXを使用。これらは硬質で力強い音色と優れた投影性を持ち、LOUDNESSのヘヴィミュージックに最適なブライトな音色を提供します。 ライドシンバルには21″AA Rock Rideを配し、明確なピンポイントのスティックレスポンスと適度な倍音で、高速プレイでも音の輪郭がはっきりします。エフェクト用には19″AA Rock Chinaの強烈なアタック音と10″HH Splashの俊敏な立ち上がりを組み合わせ、ダイナミックな音作りを実現しています。彼のヘヴィなプレイスタイルを支える音色設計が特徴的です。
使用シンバル機材表【LOUDNESS・樋口宗孝】
| 種類 | モデル名 | ブランド | アーティスト | ドラマー | 口径 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Hi-hat | AA Rock | Sabian | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 14″ | シグネイチャーシンバル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | AA Rock | Sabian | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 16″ | シグネイチャーシンバル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | AA Rock | Sabian | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 18″ | シグネイチャーシンバル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | AA Rock | Sabian | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 19″ | シグネイチャーシンバル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Crash | HHX | Sabian | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 18″ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| Ride | AA Rock Ride | Sabian | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 21″ | シグネイチャーシンバル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| China | AA Rock China | Sabian | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 19″ | シグネイチャーシンバル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Splash | HH | Sabian | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 10″ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【LOUDNESS・樋口宗孝】

LOUDNESSのドラマー樋口宗孝は、PEARLのハードウェアを愛用していました。パワフルなキックドラムの音を支えたDEMON DRIVEは、高速連打でも疲労を抑える設計で、彼の激しいプレイをサポート。正確なキックワークに欠かせないEliminatorペダルも使用し、安定感あるプレイを実現していました。 シンバルセットアップでは、SABIAN HHX Evolutionスタンドを使用し、シグネイチャーモデルのシンバルを最適な位置に配置。スネアには専用のMH-1450スタンドを用い、彼の強烈なバックビートをしっかりと支えていました。 タムホルダーにはGyro-Lockを採用し、大音量の中でも確実な固定を保持。H-2000ハイハットスタンドは素早いレスポンスで、複雑なフットワークにも対応。長時間のライブパフォーマンスにはBC-2030ドラムスローンを使用し、快適な演奏姿勢を維持。さらに大編成のセットアップには、DR-503Cラックを活用していました。
使用ペダル・ハードウェア機材表【LOUDNESS・樋口宗孝】
| 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 種類 | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DEMON DRIVE | PEARL | LOUDNESS | 樋口宗孝 | ダブルペダル | 早い連打も楽に実現 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Eliminator | PEARL | LOUDNESS | 樋口宗孝 | キックペダル | 正確で安定したパワーを発揮 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| SABIAN HHX Evolution | SABIAN | LOUDNESS | 樋口宗孝 | シンバルスタンド | シグネイチャーモデルのシンバル用 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| MH-1450 | PEARL | LOUDNESS | 樋口宗孝 | スネアスタンド | シグネイチャーモデルスネア対応 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| Gyro-Lock | PEARL | LOUDNESS | 樋口宗孝 | タムホルダー | 確実な固定と自由な角度調整 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| H-2000 | PEARL | LOUDNESS | 樋口宗孝 | ハイハットスタンド | 素早いレスポンスを実現 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| BC-2030 | PEARL | LOUDNESS | 樋口宗孝 | ドラムスローン | ライブでの長時間演奏に対応 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| DR-503C | PEARL | LOUDNESS | 樋口宗孝 | ラック | 大編成のセットアップに対応 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【LOUDNESS・樋口宗孝】

LOUDNESSのドラマー樋口宗孝は、PEARLのハードウェアを愛用していました。パワフルなキックドラムの音を支えたDEMON DRIVEは、高速連打でも疲労を抑える設計で、彼の激しいプレイをサポート。正確なキックワークに欠かせないEliminatorペダルも使用し、安定感あるプレイを実現していました。 シンバルセットアップでは、SABIAN HHX Evolutionスタンドを使用し、シグネイチャーモデルのシンバルを最適な位置に配置。スネアには専用のMH-1450スタンドを用い、彼の強烈なバックビートをしっかりと支えていました。 タムホルダーにはGyro-Lockを採用し、大音量の中でも確実な固定を保持。H-2000ハイハットスタンドは素早いレスポンスで、複雑なフットワークにも対応。長時間のライブパフォーマンスにはBC-2030ドラムスローンを使用し、快適な演奏姿勢を維持。さらに大編成のセットアップには、DR-503Cラックを活用していました。
チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【LOUDNESS・樋口宗孝】
樋口宗孝は打面を高め、裏面をやや低めにチューニングする「パワフルハイチューン」を特徴としていた。スネアは14インチ×5インチのPearl製モデルを愛用し、打面に軽くムーンジェルを1〜2個配置してリングを抑え、キックには内部にフェルトパッドを配置して倍音を調整。タムは打面のみテープを少量貼り、サステインを保ちながらアタック感を強調していた。特にフロアタムは低音の粒立ちを重視し、裏面をあえて緩めに調整していた。
ミックス面では、キックドラムに80-100Hz帯を+3dB程度ブーストしながら、200-250Hz帯を-2dB程度カットして濁りを除去。スネアは3-5kHzのアタック感を強調し、ハイハットとシンバル類は10kHz以上を適度に持ち上げて透明感を出していた。コンプレッサーはキックに比較的強めの4:1、スネアには3:1程度で、アタックタイムは共に短め(5-10ms)に設定。各楽器にはゲートを適用し、ライドシンバルは定位を右10時方向に固定していた。
ライブではアタック感と存在感を重視し、レコーディングでは各楽器の分離感を高めるアプローチを取っていた。スタジオワークではキックの残響を抑えるためにより細かいゲート設定を施し、リバーブも控えめに。反対にライブではタムやシンバルのサステインを活かした広がりのある音作りで、会場の反響も計算に入れていた。スタジオではマイクの位置も厳密に決め、特にスネアは上下からの収音バランスを繊細に調整していたという。
比較的安価に音を近づける機材【LOUDNESS・樋口宗孝】

樋口宗孝のパワフルで重厚なドラムサウンドに近づくには、まずPearlのドラムセットがおすすめです。特にEXXシリーズは比較的手頃な価格で、彼が愛用していたマスターワークスに近い音質を実現できます。スネアドラムは、パールのセンシティブスネアやBrass Sensitoneモデルを選べば、彼の特徴的なタイトで鋭いアタックに近づけるでしょう。
シンバルに関しては、SABIANのAAやAA Xplosionシリーズが樋口氏の使用していたカスタムモデルに近い音色を持っています。ハイハットは14インチ、クラッシュは16インチと18インチ、ライドは20インチを基本構成とすると良いでしょう。予算に余裕があればB8Xシリーズも検討し、パワフルな表現力を追求できます。
ペダルについては、パールのP-930やTama Iron Cobra 200シリーズでも十分似たフィーリングを得られます。樋口氏はダブルペダルを使用していましたが、初心者は最初はシングルペダルで基礎を固め、徐々にテクニックを発展させていくアプローチが効果的です。サウンドメイクの参考として、「DISILLUSION」や「CRAZY DOCTOR」などの楽曲を聴き込むことも大切です。
比較的安価に音を近づける機材表【LOUDNESS・樋口宗孝】
| 種類 | 機材名 | メーカー | アーティスト | ドラマー | 備考 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 石橋楽器 | サウンドハウス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BEGIN_ROWS | undefined | undefined | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | |
| ドラムセット | EXXシリーズ | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 手頃な価格でマスターワークスに近い音質を実現可能 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スネア | センシティブスネア | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | タイトで鋭いアタックが特徴的で樋口氏サウンドに近い | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| スネア | Brass Sensitone | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 特徴的なタイトで鋭いアタック音を再現できる | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | AAシリーズ | SABIAN | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 樋口氏使用のカスタムモデルに近い音色を持つ | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | AA Xplosionシリーズ | SABIAN | LOUDNESS | 樋口宗孝 | パワフルな表現力がありカスタムモデルに近似 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| シンバル | B8Xシリーズ | SABIAN | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 予算に余裕があれば検討したいパワフル表現モデル | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ペダル | P-930 | Pearl | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 樋口氏のフィーリングに近い演奏感を実現できる | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| ペダル | Iron Cobra 200シリーズ | Tama | LOUDNESS | 樋口宗孝 | コスパ良く似たフィーリングを得られる入門機 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
| END_ROWS | undefined | undefined | LOUDNESS | 樋口宗孝 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 | 検索 |
ライブセットアップについて【LOUDNESS・樋口宗孝】
樋口宗孝(通称ヒグッツァン)は、ステージ上で3つ以上のタムと複数のシンバルを配置した大型セットを使用していました。特徴的なのは、彼の右側にフロアタムを2台並べるレイアウトで、パールのマスターズカスタムシリーズやジャンボシェルを愛用。また独自のチューニングにこだわり、低音から高音までの幅広い音域を実現していました。
ライブでのマイキングは、スネアには上下からマイクを設置し、キックドラムには内部と外部の両方からマイクを入れる方式を採用。タムにもそれぞれマイクを配置し、全体的に豊かな音像を作り出していました。シンバルには主にサビアン製を使用し、後にシグネチャーモデルも発売されています。
代表的なライブ映像では、「8186 LIVE」や「EUROBOUNDS」での演奏が見どころです。特に「CRAZY DOCTOR」や「CRAZY NIGHTS」での複雑なフィルインやダブルバスドラムのテクニックが秀逸。また、曲間での印象的なドラムソロや、バンドメンバーとの絶妙な息の合った演奏も必見です。惜しくも2008年に他界した彼の力強くも繊細な演奏スタイルは、多くのドラマーに影響を与えています。
総括まとめ【LOUDNESS・樋口宗孝】

樋口宗孝は日本のヘヴィメタルシーン黎明期からLOUDNESSのドラマーとして活躍し、パワフルでありながらも繊細なプレイスタイルを確立した。高い演奏技術とともに、特徴的な低音の効いた太いドラムサウンドは、彼の代名詞とも言える音作りの核となり、日本のみならず世界のメタルシーンに影響を与えた。
彼のサウンドを再現するには、深胴のメイプルシェルスネアとPearlのドラムセットが特徴的だ。また、シグネチャーモデルとして発売されたSABIAN “MUNETAKA HIGUCHI” シリーズのシンバルは、彼独自の艶やかで力強い音色を再現している。2018年に限定生産された彼の音色を忠実に再現したこれらの機材は、彼のサウンド探究の証だ。
しかし樋口は単に高価な機材に頼るのではなく、どんな環境でも最高のパフォーマンスができるよう研鑽を積んでいた。彼のプレイスタイルは機材よりも演奏者の技術と感性を重視する姿勢が根底にあり、ドラマーとしての本質を追求し続けた。その姿勢こそが、2008年に惜しまれながら他界した後も、多くのドラマーに影響を与え続ける理由である。
本記事参照サイト【LOUDNESS・樋口宗孝】
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