【My Hair is Bad・山田淳】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

ドラムコピー

【My Hair is Bad・山田淳】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

【山田淳】My Hair is Bad 始めに

My Hair is Badのドラマー・山田淳は、力強さと繊細さを兼ね備えたプレイスタイルで知られています。バンドのライブパフォーマンスでは、椎木知仁(Vo/Gt)、小柳卓也(Gt)、山本大樹(Ba)との絶妙なバランスを保ちながら、安定感のあるリズムキープを担当。

山田のドラミングは曲の展開に合わせて抑揚をつけ、激しい楽曲では力強く叩き、バラードでは繊細にサポートする多彩さが特徴です。「告白」や「ギターとジャンパー」などの代表曲では、メロディを引き立てながらも存在感のあるビートワークを展開しています。

2015年からの彼らの活動を支えるリズム隊の要として、山田のプレイはMy Hair is Badの楽曲に不可欠な要素となっています。バンドの持ち味であるエモーショナルで爆発力のある音楽性と山田の技術が融合することで、唯一無二のサウンドが生み出されています。

YouTubeで山田淳のプレイをチェック → こちら

使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【My Hair is Bad・山田淳】

4851187_s

My Hair is Badのドラマー山田淳は、様々なシチュエーションに合わせて複数のドラムセットを使い分けています。YAMAHAの「Recording Custom」はメイプルシェルの22×16/12×8/16×16構成で、フローティングバスドラムとリモートハイハットも併用し、スタジオワークでの繊細な表現を可能にしています。同じYAMAHAの「Tour Custom」は22×16/10×7/12×8/16×15のメイプル構成で、ツアーでの使用に最適化されています。 Canopusの「NV60-M1 SERIES」は22×16/13×9/16×16のメイプルシェルで、レコーディング向けの優れた音域バランスが特徴です。Tamaの「Limited 30th Anniversary Signature」は22×18/12×8/16×14のバーチ材を採用し、バンドのラウドな演奏スタイルに対応。Pearlの「Artist Inspiration」は24×14/13×10/16×16のメイプル構成で、深い低音とクリアな中高域のバランスが取れた音色を提供しています。これらの使い分けにより、様々な楽曲やライブ環境に合わせた音作りを実現しています。

使用ドラムセット(シェル)機材表【My Hair is Bad・山田淳】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー サイズ構成 材質 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Recording Custom YAMAHA My Hair is Bad 山田淳 22×16/12×8/16×16 メイプル フローティングバスドラム+リモートハイハットも使用 検索 検索 検索 検索 検索
Canopus NV60-M1 SERIES Canopus My Hair is Bad 山田淳 22×16/13×9/16×16 メイプル レコーディング向けの音域バランス 検索 検索 検索 検索 検索
Limited 30th Anniversary Signature Tama My Hair is Bad 山田淳 22×18/12×8/16×14 バーチ ラウドな演奏スタイル向け 検索 検索 検索 検索 検索
Tour Custom YAMAHA My Hair is Bad 山田淳 22×16/10×7/12×8/16×15 メイプル ツアーでの使用に最適化 検索 検索 検索 検索 検索
Artist Inspiration Pearl My Hair is Bad 山田淳 24×14/13×10/16×16 メイプル 深い低音とクリアな中高域のバランス 検索 検索 検索 検索 検索

使用スネアドラムの種類と特徴【My Hair is Bad・山田淳】

3082982_s (1)

My Hair is Badのドラマー山田淳は、多彩なスネアドラムを使い分けています。メインとして愛用するのはSAKAE DRUMSのMaple Snare(14×6.5インチ)で、コーテッドヘッドと20本のスナッピーにより、バンドサウンドの核となる安定感を提供しています。高音域の明瞭さを求める場面ではMarushin CRAFTのCopper Snare(14×6.5インチ)を使用し、金属素材ならではの抜けの良さと鮮明なアタックを活かします。 ヴィンテージサウンドを追求する際には1965年製のLudwig Supraphonic(アルミ製14×5.5インチ)を42本のスナッピーと組み合わせ、独特の温かみと歴史を感じさせる音色を生み出します。ライブの主力としてはTAMA Starphonic Brass(14×6インチ)が登場し、ブラス特有の豊かな倍音とサスティンを発揮。さらに、Sakae Drumsと共同開発したPrototype Snare(メイプル14×5インチ)は、山田の好みに合わせたオリジナル仕様で、彼の演奏スタイルを完璧に表現します。

使用スネアドラム機材表【My Hair is Bad・山田淳】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 材質/サイズ ヘッド/スナッピー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Maple Snare SAKAE DRUMS My Hair is Bad 山田淳 メイプル 14×6.5 コーテッド/20本 My Hair is Badメインスネア 検索 検索 検索 検索 検索
Copper Snare Marushin CRAFT My Hair is Bad 山田淳 コッパー 14×6.5 コーテッド/20本 抜けが良く高音が綺麗 検索 検索 検索 検索 検索
1965 Supraphonic Ludwig My Hair is Bad 山田淳 アルミ 14×5.5 コーテッド/42本 ヴィンテージモデル愛用 検索 検索 検索 検索 検索
Starphonic Brass TAMA My Hair is Bad 山田淳 ブラス 14×6 コーテッド/20本 ライブでの主力機材 検索 検索 検索 検索 検索
Prototype Snare Sakae Drums My Hair is Bad 山田淳 メイプル 14×5 コーテッド/20本 オリジナル仕様カスタム 検索 検索 検索 検索 検索

使用シンバルの構成と種類と特徴【My Hair is Bad・山田淳】

32940360_s

My Hair is Badのドラマー山田淳は、全てZildjianシンバルを使用しています。メインのハイハットには14″のNew Beat Hi-Hatを愛用し、クラッシュには複数の種類を配置。ブライトな音色の16″と18″のA Custom Crashをライブで多用し、存在感のある17″のK Custom Hybrid Crashと深みのある18″のK Custom Dark Crashも組み合わせています。 ライドシンバルには明確なアタック音が特徴の20″A Custom Ping Rideを採用。さらにエフェクト音として16″のOriental China Trashと、アクセント用に10″のA Custom Splashを使い分けています。 彼のシンバル構成は、ブライトな音色のAシリーズと、より複雑で暗めの音色を持つKシリーズを効果的に組み合わせることで、My Hair is Badの楽曲に必要な音の広がりと奥行きを表現しています。

使用シンバル機材表【My Hair is Bad・山田淳】

種類 モデル名 ブランド アーティスト ドラマー 口径 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Hi-hat New Beat Hi-Hat Zildjian My Hair is Bad 山田淳 14″ マイバッドの山田淳が愛用 検索 検索 検索 検索 検索
Crash A Custom Crash Zildjian My Hair is Bad 山田淳 16″ ライブで多用 検索 検索 検索 検索 検索
Crash A Custom Crash Zildjian My Hair is Bad 山田淳 18″ 力強い音色 検索 検索 検索 検索 検索
Ride A Custom Ping Ride Zildjian My Hair is Bad 山田淳 20″ アタックが明確なライド 検索 検索 検索 検索 検索
China Oriental China Trash Zildjian My Hair is Bad 山田淳 16″ エフェクト音に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Splash A Custom Splash Zildjian My Hair is Bad 山田淳 10″ アクセント用 検索 検索 検索 検索 検索
Crash K Custom Hybrid Crash Zildjian My Hair is Bad 山田淳 17″ 暗めの音色ながら存在感あり 検索 検索 検索 検索 検索
Crash K Custom Dark Crash Zildjian My Hair is Bad 山田淳 18″ ダークな音色で演奏に深みを出す 検索 検索 検索 検索 検索

使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【My Hair is Bad・山田淳】

28462081_s

My Hair is Badのドラマー山田淳は、安定性と反応性を重視したハードウェア選びをしています。キックペダルは、バンド初期にTamaのIRON COBRA POWER GLIDEを使用していましたが、現在はDWの9002ダブルペダルに切り替え、キックの反応の良さを活かした演奏を展開しています。 スタンド類はYAMAHAとTAMAを中心に構成され、YAMAHAのDS550Uドラムスローンをライブで愛用。ハイハットスタンドはTAMAのHS70Wを使用し、安定感のある構造で激しいプレイにも対応しています。スネアスタンドはDWの6300フラットベースとPEARLのS-1030を併用し、低い位置でも安定した設置と容易な調整を実現。シンバルスタンドはYAMAHAのCS-865を採用し、角度調整の自在さを活かした配置が可能です。タムマウントにはPearlのTH-900Iを使い、耐久性に優れた安定したセッティングを実現しています。

使用ペダル・ハードウェア機材表【My Hair is Bad・山田淳】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
DW 9002 DW My Hair is Bad 山田淳 ダブルペダル キックの反応が良い 検索 検索 検索 検索 検索
IRON COBRA POWER GLIDE Tama My Hair is Bad 山田淳 キックペダル バンド初期に使用 検索 検索 検索 検索 検索
YAMAHA DS550U YAMAHA My Hair is Bad 山田淳 ドラムスローン ライブで愛用 検索 検索 検索 検索 検索
TAMA HS70W TAMA My Hair is Bad 山田淳 ハイハットスタンド 安定感のある構造 検索 検索 検索 検索 検索
DW 6300 DW My Hair is Bad 山田淳 フラットベーススネアスタンド 低い位置でも安定 検索 検索 検索 検索 検索
PEARL S-1030 PEARL My Hair is Bad 山田淳 スネアスタンド 調整が容易 検索 検索 検索 検索 検索
YAMAHA CS-865 YAMAHA My Hair is Bad 山田淳 ブームシンバルスタンド 角度調整が自在 検索 検索 検索 検索 検索
Pearl TH-900I Pearl My Hair is Bad 山田淳 タムホルダー 耐久性に優れている 検索 検索 検索 検索 検索

使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【My Hair is Bad・山田淳】

4325140_s

My Hair is Badのドラマー山田淳は、安定性と反応性を重視したハードウェア選びをしています。キックペダルは、バンド初期にTamaのIRON COBRA POWER GLIDEを使用していましたが、現在はDWの9002ダブルペダルに切り替え、キックの反応の良さを活かした演奏を展開しています。 スタンド類はYAMAHAとTAMAを中心に構成され、YAMAHAのDS550Uドラムスローンをライブで愛用。ハイハットスタンドはTAMAのHS70Wを使用し、安定感のある構造で激しいプレイにも対応しています。スネアスタンドはDWの6300フラットベースとPEARLのS-1030を併用し、低い位置でも安定した設置と容易な調整を実現。シンバルスタンドはYAMAHAのCS-865を採用し、角度調整の自在さを活かした配置が可能です。タムマウントにはPearlのTH-900Iを使い、耐久性に優れた安定したセッティングを実現しています。

チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【My Hair is Bad・山田淳】

山田淳(My Hair is Bad)は打面にREMO社のピンストライプを使用し、適度な締め加減で歯切れの良いアタックと深みのある低音を両立させています。スネアには裏面にパワードットを張り、2〜3枚のムーンジェルを外周に配置することで倍音をコントロール。特にアップテンポな楽曲では、キックのアタック感を強調するため、打点部にマフラーを入れ、200Hz付近を持ち上げつつ60Hz帯域の太さを保った調整を施しています。

ミックス面では、スネアは1.5kHz〜3kHzを+3dB程度ブーストしてパキッとしたアタックを引き出し、リバーブは楽曲のテンポに応じて調整。キックは50Hz付近の低域と4kHz前後のアタック部分を強調し、ハイハットとシンバル類は10kHz以上の高域を適度に抑えることで耳障りさを軽減。コンプレッションは楽曲の激しさに応じてドラム全体に2:1〜4:1の比率で適用しています。

レコーディングとライブでは異なるアプローチを採用。レコーディングでは細部のニュアンスを捉えるためオーバーヘッドマイクの配置に気を配り、ルームマイクで空間の響きを捉えています。一方ライブではアタック感と明瞭さを重視し、タムとフロアは若干の減衰処理を施しながらも600Hz〜1kHzを強調。バンドの音楽性に合わせて、生々しい質感と力強さが共存するサウンドメイクを追求しています。

比較的安価に音を近づける機材【My Hair is Bad・山田淳】

33260921_m

山田淳のドラムサウンドは、パワフルでありながら歌を邪魔しない絶妙なバランスが特徴です。予算を抑えて近づけるなら、パールのExportシリーズやTAMAのImperialstarといったミドルクラスのキットがおすすめで、特にスネアはLudwigのAccoliteモデル(4万円前後)が山田さん愛用のブラスに近い抜けの良さを実現できます。シンバルはZildjianのA CustomよりもリーズナブルなZildjian Sシリーズで代用すると、クラッシュの華やかさとライドの芯のある音色に近づけられるでしょう。

ドラムヘッドの選択もサウンド形成に重要な役割を果たします。バスドラムにはEMAD2やPowerstrokeなどの少し減衰があるヘッドを使用し、スネアにはCoated Ambassador上下で調整することで、歌モノに最適な芯のある音と適度な余韻のバランスが取れます。タムには比較的クリアな音色のRemoのClear Emperorを使うことで、山田さんの特徴である歌に寄り添いながらも力強く主張する音作りに近づけることができるでしょう。

演奏技術面では、スネアのチューニングを少し高めに設定し、リムショットを効果的に使うことがMy Hair is Badのサウンドに近づくポイントになります。また、ハイハットペダルはDW 5000よりリーズナブルなPDP Concept(2万円前後)でも十分な踏み心地を得られ、スティックはVater Power 5Aなど少し太めのものを選ぶことで、山田さんの力強いバックビートを表現しやすくなるでしょう。

比較的安価に音を近づける機材表【My Hair is Bad・山田淳】

種類 機材名 メーカー アーティスト ドラマー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined My Hair is Bad 山田淳 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムセット Export シリーズ Pearl My Hair is Bad 山田淳 ミドルクラスでパワフルな音を実現できる 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムセット Imperialstar TAMA My Hair is Bad 山田淳 コストパフォーマンスに優れたエントリーモデル 検索 検索 検索 検索 検索
スネア Accolite Ludwig My Hair is Bad 山田淳 4万円前後で山田さん愛用のブラス風の抜け 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル Sシリーズ Zildjian My Hair is Bad 山田淳 A Customより安価で華やかな音色を実現 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムヘッド EMAD2 Evans My Hair is Bad 山田淳 バスドラム用・適度な減衰が特徴的 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムヘッド Coated Ambassador Remo My Hair is Bad 山田淳 スネア用・芯のある音と余韻のバランス 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムヘッド Clear Emperor Remo My Hair is Bad 山田淳 タム用・クリアな音色で力強く主張する 検索 検索 検索 検索 検索
ペダル PDP Concept PDP My Hair is Bad 山田淳 DW 5000の代替として2万円前後で実現 検索 検索 検索 検索 検索
スティック Power 5A Vater My Hair is Bad 山田淳 太めで力強いバックビートが表現可能 検索 検索 検索 検索 検索
END_ROWS undefined undefined My Hair is Bad 山田淳 検索 検索 検索 検索 検索

ライブセットアップについて【My Hair is Bad・山田淳】

My Hair is Badのドラマー山田淳は、ライブではステージ中央やや右寄りに配置されることが多い。バンドのパフォーマンススタイルに合わせて他のメンバーとの距離感を重視した配置となっており、ボーカルの椎木知仁との視線の交わりを大切にしている。特にワンマンライブでは、バンドの一体感を演出するためにドラムセットを前方に配置することもある。

マイキングに関しては、バスドラムに正面からマイクを設置し、スネアには上部と下部の両方からマイクを入れるセッティングを基本としている。オーバーヘッドマイクは左右対称に配置され、ライブハウスからホールまでの会場サイズに応じて調整している。タムやシンバルも個別にマイキングされ、山田のダイナミックなプレイスタイルを余すところなく拾っている。

代表的なライブ映像では、「僕が死のうと思うのは」や「アフターアワー」などの曲での山田の激しいプレイが見どころとなっている。特に椎木のボーカルと呼応するように強弱をつけたドラミングは、バンドの世界観を支える重要な要素だ。ドラムソロはあまり多くないが、曲の展開に合わせて繊細かつパワフルな表現力を見せる場面がファンにとっての見どころとなっている。

総括まとめ【My Hair is Bad・山田淳】

4369053_s

My Hair is Badのドラマー・山田淳は、バンドの疾走感とグルーヴを支える重要な存在だ。彼のドラミングの核は、曲の構造を的確に把握した上での緩急自在なプレイと、楽曲が持つ感情を増幅させるダイナミックな表現力にある。シンプルなビートの中に自身の個性を込めながら、バンドサウンドの要として機能している。

彼のドラミングを再現する際は、タイトで芯のあるスネアサウンドと、クリアでシャープなシンバルワークに注目したい。特に曲の展開に合わせた強弱のコントロールと、要所で効果的に入れるフィルインの絶妙なバランスがポイントとなる。バスドラムとスネアの関係性を意識した安定したグルーヴ作りも彼の特徴だ。

山田はテクニックを誇示するよりも楽曲への貢献を重視し、機材に依存しすぎない姿勢を貫いている。自身の感性と音楽性を軸に、曲想に合わせた適切なアプローチを選択する柔軟さを持ち合わせている。彼のプレイスタイルは、技術よりも音楽性と表現力を重視する若手ドラマーにとって、大いに参考になるだろう。

本記事参照サイト【My Hair is Bad・山田淳】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました