【クリープハイプ・小泉拓】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

ドラムコピー

【クリープハイプ・小泉拓】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

【小泉拓】クリープハイプ 始めに

小泉拓はクリープハイプのドラマーとして、シンプルかつキレのあるプレイスタイルで知られています。曲の世界観を重視した演奏で、タイトなグルーヴと絶妙なダイナミクスコントロールが特徴です。

尾崎世界観のボーカルと歌詞を引き立てるため、過度な装飾を排したミニマルなアプローチを採用。「栞」や「二十九、三十」などの楽曲では、曲の展開に合わせた効果的な強弱のコントラストと心地よいビートが、バンドサウンドの土台を形成しています。

ロック、パンク、オルタナティブなど多様な音楽性を持つクリープハイプにおいて、小泉のドラミングは曲想に寄り添いながらも独自の個性を放っています。ミディアムテンポでのアタックの効いた叩き方や、バラードでの繊細なタッチなど、曲調に応じた表現力の幅の広さも彼の魅力です。

YouTubeで小泉拓のプレイをチェック → こちら

使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【クリープハイプ・小泉拓】

33188720_s

クリープハイプのドラマー小泉拓は、演奏環境に応じて複数のドラムキットを使い分けています。デビュー当時はTAMAのSuperstar Maple Customを愛用し、メイプル材の明るく抜けの良いサウンドを活かしていました。2013〜2015年頃にはLudwigのReference Seriesをメインセットとして採用し、22×14インチのバスドラム、13×9インチのタム、16×16インチのフロアタムという構成で力強いサウンドを実現。 会場の規模に応じた使い分けも特徴的で、コンパクトな会場ではLudwigのBreakbeats by Questloveを使用。16インチのキックドラムを含む小口径構成ながら、芯のある音を出しています。YamahaのClub Customはオーク材特有の芯のある音色が特徴で、ドラムスタジオなどでも活躍。GretschのCatalina Clubはマホガニー材による温かみのある音色が魅力で、フロントスキンをブラックにカスタマイズするなど独自のこだわりも。DWのCollector’s Seriesも一時期ライブで使用し、メイプル材の豊かな響きを活かした演奏を披露していました。

使用ドラムセット(シェル)機材表【クリープハイプ・小泉拓】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー サイズ構成 材質 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Reference Series Ludwig クリープハイプ 小泉拓 22×14/13×9/16×16 メイプル 2013〜2015年頃に使用されたメインセット 検索 検索 検索 検索 検索
Superstar Maple Custom TAMA クリープハイプ 小泉拓 22/10/12/16 メイプル デビュー当時の愛用機材 検索 検索 検索 検索 検索
Club Custom Yamaha クリープハイプ 小泉拓 22/12/16 オーク ドラムスタジオなどでも使用 検索 検索 検索 検索 検索
Catalina Club Gretsch クリープハイプ 小泉拓 20/10/12/14 マホガニー フロントスキンをブラックにカスタマイズ 検索 検索 検索 検索 検索
Breakbeats by Questlove Ludwig クリープハイプ 小泉拓 16×14/10×7/14×13 バスウッド コンパクトな会場向けキット 検索 検索 検索 検索 検索
Collector’s Series DW クリープハイプ 小泉拓 22/10/12/14/16 メイプル 一時期ライブで使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用スネアドラムの種類と特徴【クリープハイプ・小泉拓】

33260921_m

クリープハイプの小泉拓は多彩なスネアドラムを使い分けています。メインとして愛用するのは1974年製のLudwig Supraphonicで、メタルシェルに14×5インチサイズ、リモのコーテッドエンペラーと40本ワイヤーの組み合わせにより明瞭なアタックと適度なサスティンを実現。ライブでの定番機材としてBradyのブラス製Black Nickel over Brass(14×6.5インチ)も重用し、Remo エンペラーXとカスタムスナッピーで力強い音色を引き出しています。 レコーディングではPearlのMasters Maple Complete(メイプル14×5.5インチ)をEvans G2ヘッドと組み合わせて使用。Black Swampのアルミ製Solid Aluminium(13×7インチ)やPearlのLimited Classics Black Beauty(ブラス14×5インチ)も所有し、バックアップとしてLudwig Super Ludwigのメイプルシェル(14×5.5インチ)も活用。素材や深さの異なるスネアを状況に応じて使い分け、クリープハイプのサウンドを支えています。

使用スネアドラム機材表【クリープハイプ・小泉拓】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 材質/サイズ ヘッド/スナッピー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
1974 Supraphonic Ludwig クリープハイプ 小泉拓 メタル 14×5 リモ コーテッドエンペラー/40本ワイヤー 1974年製ビンテージモデル 検索 検索 検索 検索 検索
Limited Classics Black Beauty Pearl クリープハイプ 小泉拓 ブラス 14×5 レモ パワーセンターリバースドット/16-20本 クリープハイプ活動初期に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Solid Aluminium Black Swamp クリープハイプ 小泉拓 アルミ 13×7 Remo コーテッド/カスタム ソリッドアルミシェル 検索 検索 検索 検索 検索
Super Ludwig Ludwig クリープハイプ 小泉拓 メイプル 14×5.5 Remo コーテッドアンバサダー/純正 バックアップ用として所有 検索 検索 検索 検索 検索
Masters Maple Complete Pearl クリープハイプ 小泉拓 メイプル 14×5.5 Evans G2 コーテッド/純正20本 レコーディングでも使用 検索 検索 検索 検索 検索
Black Nickel over Brass Brady クリープハイプ 小泉拓 ブラス 14×6.5 Remo エンペラーX/カスタム ライブでの定番機材 検索 検索 検索 検索 検索

使用シンバルの構成と種類と特徴【クリープハイプ・小泉拓】

4851187_s

クリープハイプのドラマー小泉拓は、Zildjianシンバルを一貫して使用しています。ハイハットには14″のAvedisシリーズのヴィンテージシンバルを採用し、クラッシックな音色を基調としています。クラッシュシンバルは16″のK Constantinopleと18″のK Custom Darkを組み合わせ、暗めの音色で統一感のあるサウンドを作り出しています。 ライドシンバルには20″のK Custom Dryを使用し、ドライでスティック感が明確な音を生み出しています。アクセント用に8″のA Custom Splashを配置し、エフェクト的な用途には16″のOriental Chinaを活用。さらに18″のA Custom Rezo Pangをスタックとして他のシンバルと組み合わせることで、独自の音色を追求しています。これらのシンバル構成は、クリープハイプの楽曲に合わせた暗めでありながら芯のあるドラムサウンドを支えています。

使用シンバル機材表【クリープハイプ・小泉拓】

種類 モデル名 ブランド アーティスト ドラマー 口径 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Hi-hat Avedis Zildjian クリープハイプ 小泉拓 14″ ヴィンテージシンバルを使用 検索 検索 検索 検索 検索
Crash K Constantinople Zildjian クリープハイプ 小泉拓 16″ 暗めの音色で統一感がある 検索 検索 検索 検索 検索
Crash K Custom Dark Zildjian クリープハイプ 小泉拓 18″ バンドサウンドに馴染む暗い音色 検索 検索 検索 検索 検索
Ride K Custom Dry Zildjian クリープハイプ 小泉拓 20″ ドライでスティック感が明確 検索 検索 検索 検索 検索
Splash A Custom Zildjian クリープハイプ 小泉拓 8″ アクセント用に使用 検索 検索 検索 検索 検索
China Oriental Zildjian クリープハイプ 小泉拓 16″ エフェクト的に使用 検索 検索 検索 検索 検索
Stack A Custom Rezo Pang Zildjian クリープハイプ 小泉拓 18″ 他のシンバルと組み合わせて使用 検索 検索 検索 検索 検索

使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【クリープハイプ・小泉拓】

32940360_s

クリープハイプのドラマー小泉拓は、信頼性の高いハードウェアを厳選して使用している。キックペダルにはPearlの「Eliminator」を採用しており、そのレスポンスの良さがタイトなビートを支えている。ハイハットスタンドはYAMAHAの定番モデルで、耐久性に優れた安定したフットワークを実現。スネアスタンドにはREMOの安定感のある設計のモデルを使用し、激しいライブパフォーマンスでも確実な固定を確保している。 シンバル関係ではTAMAの「Stage Master」スタンドを使用し、ライブでの耐久性を重視。タムのセッティングには主にDWの「9000 Series」タムホルダーとLudwigの「Atlas Mount」を併用しており、確実な固定と調整性能に優れた構成となっている。長時間の演奏でも疲れにくいTAMAの「1st Chair」ドラムスローンを使用し、パフォーマンスの安定感を高めている。

使用ペダル・ハードウェア機材表【クリープハイプ・小泉拓】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
REMO Snare Stand REMO クリープハイプ 小泉拓 スネアスタンド 安定感のある設計 検索 検索 検索 検索 検索
YAMAHA Hi-hat Stand YAMAHA クリープハイプ 小泉拓 ハイハットスタンド 耐久性に優れた定番モデル 検索 検索 検索 検索 検索
Pearl Eliminator Pearl クリープハイプ 小泉拓 キックペダル 反応の良いアクション 検索 検索 検索 検索 検索
TAMA Stage Master TAMA クリープハイプ 小泉拓 シンバルスタンド ライブでの耐久性を重視 検索 検索 検索 検索 検索
TAMA 1st Chair TAMA クリープハイプ 小泉拓 ドラムスローン 長時間の演奏でも疲れにくい 検索 検索 検索 検索 検索
DW 9000 Series DW クリープハイプ 小泉拓 タムホルダー 確実な固定と調整性能に優れる 検索 検索 検索 検索 検索
Ludwig Atlas Mount Ludwig クリープハイプ 小泉拓 タムホルダー サウンド特性を損なわない設計 検索 検索 検索 検索 検索

使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【クリープハイプ・小泉拓】

3082982_s (1)

クリープハイプのドラマー小泉拓は、信頼性の高いハードウェアを厳選して使用している。キックペダルにはPearlの「Eliminator」を採用しており、そのレスポンスの良さがタイトなビートを支えている。ハイハットスタンドはYAMAHAの定番モデルで、耐久性に優れた安定したフットワークを実現。スネアスタンドにはREMOの安定感のある設計のモデルを使用し、激しいライブパフォーマンスでも確実な固定を確保している。 シンバル関係ではTAMAの「Stage Master」スタンドを使用し、ライブでの耐久性を重視。タムのセッティングには主にDWの「9000 Series」タムホルダーとLudwigの「Atlas Mount」を併用しており、確実な固定と調整性能に優れた構成となっている。長時間の演奏でも疲れにくいTAMAの「1st Chair」ドラムスローンを使用し、パフォーマンスの安定感を高めている。

チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【クリープハイプ・小泉拓】

小泉拓のドラムは、スネアの打面を比較的高めにチューニングし、裏面はややゆるめに調整することで芯のあるアタックと適度な抜けを両立させている。特にバラード曲ではムーンジェルを1〜2個添えて倍音を抑制し、アップテンポな楽曲では打面中央にドラムテープを十字に貼って雑味を取り除いている。タムは打面を中音域に、裏面をやや低めに設定し、ハイハットはタイトに締めることでカッティングのアクセントが映える音作りを実現している。

ミックス面では、キックドラムに80-100Hz帯域をブーストして重低音を強調しつつ、4-5kHzのアタック感も持ち上げている。スネアには200Hz付近をカットし、3kHz前後を+3〜4dB程度ブーストすることで存在感を高めている。コンプレッサーはアタックを遅め(10-15ms)、レシオは4:1程度に設定し、特にスネアやタムにはゲートをかけて不要な鳴りを抑制。定位はキックとスネアをセンターに据え、ハイハットを右10〜20%、フロアタムを左30%程度に配置している。

レコーディングとライブでは異なるアプローチを採用しており、スタジオ録音では各パーツの分離感を重視し、マイキングも細かく行う。一方ライブではオーバーヘッドマイクの位置を高めにしてドラムセット全体の一体感を優先させ、特にスネアは残響を抑えるためにミュートを多めに施す。「踊れない曲を書くために」などの楽曲ではリバーブを控えめにし、「イト」のようなバラード曲では空間系エフェクトを増やしてドラマチックな広がりを演出している。

比較的安価に音を近づける機材【クリープハイプ・小泉拓】

4325140_s

クリープハイプの小泉拓のドラムサウンドに近づけるなら、深めのシェルのスネアドラムがポイントです。比較的安価なLudwig Acroliteやタマのサウンドラボスネアでも、チューニングを低めにすることで近い音色が得られます。Pearl Exportなどのエントリーモデルでも、ヘッドをRemoのコーテッドアンバサダーに交換することで太い音に近づけられるでしょう。

シンバルは、Zildjian A Customシリーズに近い音を求めるなら、ZildjianのS FamilyやSabianのB8Xなどミドルレンジのモデルがコスパに優れています。ハイハットは14インチ、クラッシュは16〜18インチ、ライドは20インチ程度を選ぶと、抜けの良いサウンドを実現できます。小泉氏のようなシンプルなセッティングでも、サイズ選びで表現力は大きく変わります。

フットワークについては、初心者向けのシングルペダルでも十分対応可能です。PearlのP-930やTamaのHP200Pなどのエントリーモデルでも、調整次第で小気味良いフィールが得られます。全体として、ヘッドの選択とチューニングを工夫することが、コストを抑えつつ小泉氏のようなパンチのあるサウンドに近づける最大のポイントです。

比較的安価に音を近づける機材表【クリープハイプ・小泉拓】

種類 機材名 メーカー アーティスト ドラマー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
BEGIN_ROWS undefined undefined クリープハイプ 小泉拓 検索 検索 検索 検索 検索
スネア Ludwig Acrolite Ludwig クリープハイプ 小泉拓 深めのシェルで低めチューニングにより太い音色を実現。 検索 検索 検索 検索 検索
スネア Sound Lab Project Tama クリープハイプ 小泉拓 コスパ良好な深胴スネアで低音域の豊かさが特徴。 検索 検索 検索 検索 検索
ドラムセット Export Series Pearl クリープハイプ 小泉拓 エントリーモデルながらヘッド交換で音質向上可能。 検索 検索 検索 検索 検索
ヘッド Coated Ambassador Remo クリープハイプ 小泉拓 太い音作りに最適なコーテッド仕様のスネアヘッド。 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル S Family Zildjian クリープハイプ 小泉拓 A Customに近い音色を狙えるミドルレンジモデル。 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル B8X Sabian クリープハイプ 小泉拓 コストパフォーマンスに優れた明るい音色のシリーズ。 検索 検索 検索 検索 検索
ペダル P-930 Pearl クリープハイプ 小泉拓 初心者でも扱いやすい調整幅の広いシングルペダル。 検索 検索 検索 検索 検索
ペダル HP200P Tama クリープハイプ 小泉拓 小気味良いフィールが得られるエントリーモデル。 検索 検索 検索 検索 検索
END_ROWS undefined undefined クリープハイプ 小泉拓 検索 検索 検索 検索 検索

ライブセットアップについて【クリープハイプ・小泉拓】

クリープハイプのドラマー小泉拓のライブセットアップは、ハイハットやタムの高さを低めに設定し、コンパクトな配置が特徴的。ドラムセットは、通常バンドの左側(観客から見て右側)に配置され、ボーカルとの距離が近いポジションで演奏することが多い。使用しているスティックは、ヒッコリー素材の5Aサイズが定番となっている。

マイキングは、キックドラムには内側と外側にマイクを設置し、スネアには上下両面からのセッティングが採用されることが多い。タムやシンバルにも個別のマイクが配置され、ライブでの繊細な音作りを実現。特にスネアとハイハットの音が全体のバランスの中で明瞭に聴こえるようなマイク配置がなされている。

代表曲「二十九、三十」や「栞」などのライブ映像では、テンポ変化の多い曲でも安定したグルーヴを保つプレイスタイルが見どころ。特に激しい楽曲では、シンプルながらも力強いビートキープと、ボーカルの尾崎世界観との絶妙な呼応関係が観察できる。ライブでは楽曲によって異なるダイナミクスの表現が特徴的で、繊細なバラードから攻撃的なロックナンバーまで幅広く対応する演奏が魅力だ。

総括まとめ【クリープハイプ・小泉拓】

28462081_s

小泉拓のドラミングは力強いバックビートと繊細なダイナミクスの対比が特徴的だ。楽曲の世界観を大切にしながら、シンプルかつ効果的なプレイで曲の骨組みを支え、ボーカルの尾崎世界観の歌声や言葉を際立たせるサポートに徹している。

セットアップは基本に忠実なシンプル構成で、スネアはPearlのブラスを愛用。シンバルはZildjianのAシリーズを中心に使用し、控えめながらも存在感のある音色を追求。特にライブでは16インチのクラッシュを効果的に使い、バンドサウンドに厚みを与えている。

機材への過度なこだわりより「いかに曲を表現するか」を重視する姿勢が顕著で、スティックワークやタイム感など基本的な技術を磨くことで、シンプルな機材でも豊かな表現を可能にしている。どんな環境でも一定のクオリティを保てるよう、機材への依存度を抑えた実力派ドラマーだ。

本記事参照サイト【クリープハイプ・小泉拓】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました