【Alexandros・庄村聡泰】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

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【Alexandros・庄村聡泰】風ドラムサウンドの作り方+使用機材セッティングまとめ|セット・スネア・シンバル・ペダル

【庄村聡泰】Alexandros 始めに

庄村聡泰は[Alexandros]のドラマーとして、パワフルかつ繊細なドラミングで知られています。タイトでキレのあるスネアワークと正確なタイム感覚が特徴で、バンドのエモーショナルなロックサウンドを支える重要な役割を担っています。

彼のドラミングは曲の展開に合わせた絶妙なダイナミクスコントロールが際立ち、「ワタリドリ」や「Starrrrrrr」といった代表曲では、緩急自在の演奏で曲の世界観を高めています。特に効果的なフィルインと安定したグルーヴ感は、バンドのサウンドを一段と引き立てる要素となっています。

[Alexandros]の洋楽テイストを取り入れたロックサウンドにおいて、庄村のドラムは単なるリズムキープだけでなく、曲の表情を豊かに彩る楽器として機能しています。彼のクリエイティブなアプローチと確かな技術は、バンドの音楽的アイデンティティ形成に大きく貢献しているといえるでしょう。

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使用ドラムセット(シェル)一覧と特徴【Alexandros・庄村聡泰】

A drum kit is set up and ready to go.
Photo by Pearl Drums on Unsplash

Alexandrosのドラマー庄村聡泰は、多彩なドラムセットを使い分けています。ライブの中心となっているのはYamahaのRecording Customで、22×16インチのバスドラム、10/12インチのタム、16インチのフロアタムというバーチ材の構成が多くのステージで活躍しています。 一方、特徴的な低音を求める際にはTamaのStarclassicを選択。ブビンガ材を使用した22×18インチの深胴バスドラムと10/12/14/16インチの構成で、豊かな低音域を生み出します。 さらに、シャープな音色が必要な場合はDWのVintage Maple(22×16/10×8/12×9/14×14/16×16)を使用。メイプル材特有のエッジの効いたサウンドが特徴です。 また、Pearl製のMasters Classicは60周年記念限定モデルとして所有し、メイプル材の22×14/10×8/12×9/16×16構成です。Leprottの特注モデルEG2016はマホガニー材を採用した22×16/10×8/12×9/16×16の構成で、独自の温かみのあるサウンドを追求しています。

使用ドラムセット(シェル)機材表【Alexandros・庄村聡泰】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー サイズ構成 材質 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Masters Classic Pearl Alexandros 庄村聡泰 22×14/10×8/12×9/16×16 メイプル 60th Anniversary Limited Edition 検索 検索 検索 検索 検索
Recording Custom Yamaha Alexandros 庄村聡泰 22×16/10×8/12×9/16×16 バーチ 多くのライブで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Starclassic Tama Alexandros 庄村聡泰 22×18/10×8/12×9/14×12/16×14 ブビンガ 深胴による豊かな低音 検索 検索 検索 検索 検索
Vintage Maple DW Alexandros 庄村聡泰 22×16/10×8/12×9/14×14/16×16 メイプル エッジの効いたサウンド 検索 検索 検索 検索 検索
EG2016 Leprotto Alexandros 庄村聡泰 22×16/10×8/12×9/16×16 マホガニー 特注モデル 検索 検索 検索 検索 検索

使用スネアドラムの種類と特徴【Alexandros・庄村聡泰】

Drumstick hitting a cymbal on a drum set
Photo by Pearl Drums on Unsplash

庄村聡泰はメインスネアとしてTama Signature Snare(メイプル14×8)を愛用しており、トーンコントロールフープとスターキャストマウントシステムにより太く芯のある音を実現。レコーディングではTama Starphonic Stainless Steel(14×7)を使用し、20本スナッピーとステンレスボディによる輪郭のはっきりした高域を活かしている。ライブの定番となっているのはTama Starphonic Brass(14×6)で、ブラス特有の豊かな中低域と抜けの良さを両立。『EXIST!』レコーディング時にはLudwig Supraphonic(アルミ14×6.5)も起用し、クリアなアタックとバランスの良い音色を追求。さらにワンオフモデルのBrady Jarrah Ply(14×5.5)も所有し、ウッドならではの温かみのある音を大切にしている。全体的にコーテッドヘッドを好む傾向にあり、楽曲の世界観に合わせて使い分けている。

使用スネアドラム機材表【Alexandros・庄村聡泰】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 材質/サイズ ヘッド/スナッピー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Signature Snare Tama Alexandros 庄村聡泰 メイプル 14×8 コーテッド/不明 トーンコントロールフープとスターキャストマウントシステム搭載 検索 検索 検索 検索 検索
Starphonic Stainless Steel Tama Alexandros 庄村聡泰 ステンレス 14×7 コーテッド/20本 Alexandrosのレコーディングで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Starphonic Brass Tama Alexandros 庄村聡泰 ブラス 14×6 コーテッド/不明 ライブでも使用する定番スネア 検索 検索 検索 検索 検索
Ludwig Supraphonic Ludwig Alexandros 庄村聡泰 アルミ 14×6.5 コーテッド/不明 『EXIST!』レコーディングで使用 検索 検索 検索 検索 検索
Brady Jarrah Ply Brady Alexandros 庄村聡泰 ジャラプライ 14×5.5 コーテッド/不明 ワンオフモデル 検索 検索 検索 検索 検索

使用シンバルの構成と種類と特徴【Alexandros・庄村聡泰】

A drum set sitting on top of a stage
Photo by Pearl Drums on Unsplash

Alexandrosの庄村聡泰が選ぶシンバル構成は、全てZildjian製で統一されています。14″のA Customハイハットは一回り大きい音を出せる柔らかな質感が特徴で、クラッシュには16″のK Custom、18″のK Dark Thin、19″のK Customを使い分けています。特に18″K Dark Thinは倍音が豊かで余韻の長さが魅力です。22″のK Constantinopleライドは複雑な倍音とウォームな響きを持ち、楽曲の土台を支えています。アクセント用には10″のA Customスプラッシュと18″のOriental China Trashを配置し、さらにK/A Customのスタックで独特のサスティンを持つエフェクトサウンドを作り出しています。これらの組み合わせにより、Alexandrosの楽曲に合わせた繊細かつダイナミックな音作りを実現しています。

使用シンバル機材表【Alexandros・庄村聡泰】

種類 モデル名 ブランド アーティスト ドラマー 口径 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Hi-hat A Custom Zildjian Alexandros 庄村聡泰 14″ ワンサイズ大きい音を出せる柔らかな質感 検索 検索 検索 検索 検索
Crash K Custom Zildjian Alexandros 庄村聡泰 16″ 温かみのある音色 検索 検索 検索 検索 検索
Crash K Dark Thin Zildjian Alexandros 庄村聡泰 18″ 倍音が豊かで余韻が長い 検索 検索 検索 検索 検索
Crash K Custom Zildjian Alexandros 庄村聡泰 19″ パワフルなアクセントに使用 検索 検索 検索 検索 検索
Ride K Constantinople Zildjian Alexandros 庄村聡泰 22″ 複雑な倍音とウォームな響き 検索 検索 検索 検索 検索
China Oriental China Trash Zildjian Alexandros 庄村聡泰 18″ トラッシュな音色で効果的なアクセント 検索 検索 検索 検索 検索
Splash A Custom Zildjian Alexandros 庄村聡泰 10″ 素早いアクセントに使用 検索 検索 検索 検索 検索
Stack K/A Custom Zildjian Alexandros 庄村聡泰 混合 独特のサスティンを持つエフェクトサウンド 検索 検索 検索 検索 検索

使用ペダル・ハードウェアの構成と種類と特徴【Alexandros・庄村聡泰】

black and white drum set
Photo by GRAY on Unsplash

Alexandrosのドラマー庄村聡泰の使用機材は、TAMAのハードウェアを中心に構成されています。キックペダルはSpeed Cobraを愛用しており、軽快なフィーリングが特徴で、スピーディーなプレイを可能にしています。最近ではType-X Iron Cobraも取り入れており、従来のIron Cobraの進化版として評価しています。 ドラムスローンは1st Chair Glide Riderを使用し、長時間のライブでも安定した座り心地を確保。シンバル周りはStage Masterスタンドを複数配置し、激しいライブパフォーマンスでの安定性を重視しています。ハイハットスタンドにはRoadproを採用し、ツアーでの耐久性の高さが決め手となっています。 さらに、MTH905タムホルダーやHS70Wスネアスタンドを活用し、スタジオではPower Tower Systemラックを用いた効率的なセッティングを実現しています。これらのハードウェア選定が、彼の正確なプレイを支えています。

使用ペダル・ハードウェア機材表【Alexandros・庄村聡泰】

機材名 メーカー アーティスト ドラマー 種類 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
Speed Cobra TAMA Alexandros 庄村聡泰 キックペダル 軽快なフィーリング 検索 検索 検索 検索 検索
Type-X Iron Cobra TAMA Alexandros 庄村聡泰 キックペダル Iron Cobraの進化版 検索 検索 検索 検索 検索
1st Chair Glide Rider TAMA Alexandros 庄村聡泰 ドラムスローン 安定した座り心地 検索 検索 検索 検索 検索
Stage Master TAMA Alexandros 庄村聡泰 シンバルスタンド ライブでの安定性重視 検索 検索 検索 検索 検索
Roadpro TAMA Alexandros 庄村聡泰 ハイハットスタンド ツアーでの耐久性が高い 検索 検索 検索 検索 検索
MTH905 TAMA Alexandros 庄村聡泰 タムホルダー Star-Castマウントシステム搭載 検索 検索 検索 検索 検索
HS70W TAMA Alexandros 庄村聡泰 スネアスタンド 重量級スネアにも対応 検索 検索 検索 検索 検索
Power Tower System TAMA Alexandros 庄村聡泰 ラック スタジオセッション用 検索 検索 検索 検索 検索

使用スローン(椅子)&スティック種類と特徴【Alexandros・庄村聡泰】

A drum set sitting on top of a stage
Photo by Pearl Drums on Unsplash

Alexandrosのドラマー庄村聡泰の使用機材は、TAMAのハードウェアを中心に構成されています。キックペダルはSpeed Cobraを愛用しており、軽快なフィーリングが特徴で、スピーディーなプレイを可能にしています。最近ではType-X Iron Cobraも取り入れており、従来のIron Cobraの進化版として評価しています。 ドラムスローンは1st Chair Glide Riderを使用し、長時間のライブでも安定した座り心地を確保。シンバル周りはStage Masterスタンドを複数配置し、激しいライブパフォーマンスでの安定性を重視しています。ハイハットスタンドにはRoadproを採用し、ツアーでの耐久性の高さが決め手となっています。 さらに、MTH905タムホルダーやHS70Wスネアスタンドを活用し、スタジオではPower Tower Systemラックを用いた効率的なセッティングを実現しています。これらのハードウェア選定が、彼の正確なプレイを支えています。

チューニング・サウンドメイク・EQの工夫と特徴【Alexandros・庄村聡泰】

庄村聡泰はスネアに独特のアプローチを持ち、打面はレスナント側よりタイトに調整している。Remoのコーテッドエンペラー打面と、アンバサダー裏面の組み合わせが基本で、タムは低めのチューニングながら芯のある音作りをしている。スネアにはムーンジェルを1〜2個配置し、特にバラードではテープを追加してデッドな音も作り出す。バスドラムはフロントヘッドに穴あきレゾナントを使用し、内部にフェルトを入れて倍音をコントロールしている。

レコーディングではEQ処理が緻密で、スネアは200Hz付近をカットして400Hz周辺をわずかにブースト、3〜5kHz帯域を強調して叩いた瞬間のアタック感を引き出している。バスドラムは60〜80Hzをブーストし、250Hz付近を適度にカットすることで、他の楽器と干渉しないよう調整。タイトなサウンドを実現するため、ゲートとコンプレッションを適切に設定し、アタックタイム短め(5ms前後)、リリースタイムは楽曲のテンポに合わせて調整している。

ライブとレコーディングでは、特にシンバルワークに違いがある。ライブではプロジェクションが必要なため、アタックと倍音の豊かさを重視し、ややオープンなチューニングを採用。一方レコーディングでは残響を抑え、各マイクの干渉を避けるためにミュート処理を増やし、特にフロアタムは低域の広がりを抑制するためにダンピングを強化。スタジオでは周囲の残響も考慮して、より明確なアタックとサステインのバランスを追求し、楽曲のミックス内での定位を意識したチューニングを心がけている。

比較的安価に音を近づける機材【Alexandros・庄村聡泰】

a close up of a set of speakers on top of a vehicle
Photo by Joel Drzycimski on Unsplash

【Alexandros】の庄村聡泰サウンドに近づくなら、まずTAMAのStarclassic Walnutシリーズが入門機としておすすめです。完全再現は難しいものの、TAMA SLPシリーズのG-Maple 14″x6″スネアは、彼の使用するBubinga Omnitune Snareに近い芯のある太い音を手頃な価格で実現できます。メイペル素材ながら、ブビンガに似た温かみと鋭さのバランスを持っています。

シンバルは庄村氏が愛用するZildjian A Customシリーズの代わりに、同メーカーのS Familyシリーズを検討すると良いでしょう。特にS Familyクラッシュは、A Customの透明感あるサウンドに一定程度近づけることができ、予算を抑えられます。ハイハットもS Familyで代用すれば、エッジの効いた明瞭な音を比較的安価に手に入れられるでしょう。

ドラムペダルは庄村氏がPearl Eliminator Redline Double Pedalを使用していますが、入門者なら同メーカーのDemonatorシリーズが適しています。より手頃な価格でありながら、類似した反応性と安定感を持ち、ロック向けの強いキックサウンドが得られます。彼のような正確なツインペダル奏法習得には時間がかかりますが、機材面では近い環境を比較的安価に構築できるでしょう。

比較的安価に音を近づける機材表【Alexandros・庄村聡泰】

種類 機材名 メーカー アーティスト ドラマー 備考 Amazon 楽天 Yahoo! 石橋楽器 サウンドハウス
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ドラムセット Starclassic Walnutシリーズ TAMA Alexandros 庄村聡泰 庄村氏の音に近づける入門機として最適。 検索 検索 検索 検索 検索
スネア SLP G-Maple 14″x6″ TAMA Alexandros 庄村聡泰 ブビンガに似た温かみと鋭さを手頃価格で実現。 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル S Familyクラッシュ Zildjian Alexandros 庄村聡泰 A Customの透明感に近い音質で予算を抑えられる。 検索 検索 検索 検索 検索
シンバル S Familyハイハット Zildjian Alexandros 庄村聡泰 エッジの効いた明瞭な音を比較的安価に実現。 検索 検索 検索 検索 検索
ペダル Demonatorシリーズ Pearl Alexandros 庄村聡泰 Eliminatorに似た反応性と安定感を低価格で提供。 検索 検索 検索 検索 検索
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ライブセットアップについて【Alexandros・庄村聡泰】

Alexandrosの庄村聡泰は、ステージでは基本的に中央やや後方に配置されることが多く、バンドのサウンドの要となるポジションを確保している。特にフェスなどの大きなステージでは、視認性を確保しながらもメンバー全体の音を聴きやすい位置に陣取る傾向がある。シンバルは比較的高めに設置し、DW製ドラムセットを使用したセッティングが特徴的だ。

マイキングについては、キックドラムに複数のマイクを使用し、低域の豊かさと芯のある音を両立させている。スネアには上部と下部にマイクを配置し、シンバル類にはオーバーヘッドマイクを設置。特にライブでの音抜けの良さを意識したマイク配置が特徴で、バンドの激しいパフォーマンスに対応した安定感のあるセッティングを心掛けている。

代表的なライブ映像では、「Starrrrr」や「ワタリドリ」などの楽曲で見せる正確なタイム感と豪快なフィルインが見どころ。特にサビ前の緊張感あるブレイクや、インテンシティの高いアウトロでの演奏は必見だ。また、川上洋平(Vo)との絶妙な呼吸やアイコンタクトを交わしながらバンドをリードする様子からも、彼の技術と音楽性の高さを感じ取ることができる。

総括まとめ【Alexandros・庄村聡泰】

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Photo by ASBA Drums on Unsplash

庄村聡泰のドラミングは緻密なビートメイキングと力強いグルーヴが特徴で、バンドサウンドの土台を形成している。タイトなリズムキープと同時に独自の表現力を持ち、シンプルながらも楽曲に最適なフレーズを生み出す感性は【Alexandros】のロックサウンドに不可欠な要素となっている。

彼のサウンドを再現するポイントは、深めのチューニングでパワフルな鳴りを持つスネア、適度なサステインを持たせたタムセット、そして明瞭な輪郭を持つシンバル選びにある。特にスネアワークの細かいニュアンスやダイナミクスのコントロールが重要で、楽曲の展開に合わせた強弱の使い分けが彼のプレイスタイルの核心だ。

庄村は機材に依存するのではなく、どんな環境でも自分らしい音を出せるよう練習を重視している。テクニックと音楽性のバランスを大切にし、常に進化を続ける姿勢が彼のドラマーとしての本質である。機材はあくまで表現の道具であり、最終的には演奏者の感性とテクニックが音楽を作り上げるという信念を持っている。

本記事参照サイト【Alexandros・庄村聡泰】

本記事は下記公式サイト等を参照して作成しています。

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